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「当たり前のことを大切に」エディター武藤のインタビュー

こんにちは!

株式会社ダダビ採用担当の高橋です!

新型コロナウイルスの影響でダダビでもリモートワークの日々が続いております。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

仕事が落ち着いていることもあり、日頃話を聞けないスタッフにzoomでのインタビューを行いました!

インタビューでは、ダダビに所属する様々な職種のクリエイターに会社のことやミッションとして掲げているリゾートについて詳しく聞いていきます。

第二回となる今回はエディター武藤のインタビューをお送りいたします。



武藤 なつみ
1994年7月26日生まれ。
千葉県柏市出身。
デザインの専門学校を卒業後、NAKED Inc.に入社。2019年ダダビに参加。
好きな映画は不良映画全般。


ーエディターという職業に対する想いを教えてください。

この業界に入ってまだ1年と少しなので偉そうなことは言えないのですが、ただ言われたまま作業する人になってはいけないなと思います。ですが、監督の演出の意図や企画の先にあるクライアントの考えを汲むことがなにより大切なので、そこの加減が難しいなといつも思っています。

編集は今や少し触れば誰でもできてしまうので、そこであえてエディターにお金を割く意味を考えながら、技術だけではない自分の存在価値をどこで出せるのか模索する日々です。


ー作業中、自分から監督に提案したりすることもあるのでしょうか?

あります。

でも、初めて作業する監督さんだと、「意見を言っても大丈夫かな」と考えて、距離を測りながら、伝えていくという感じです。相手から意見を求められた場合は、「自分はこう思います」とは言いますが、初めての人に最初から「こうです」とは言えなくて(笑)。その人の様子を伺いながら自分の気持ちを伝えていきます。

逆に何回かご一緒させていただいてる監督さんとかだと、「こっちもいいですが、こういう風にもできると思います」ということをはっきり言ったりするようにしています。


ーダダビに入社する以前は何の仕事をしていましたか?

2年半ほど、主にプロジェクションマッピングのCGデザイン、ディレクションをしていました。会社の中でも撮影案件に関わる機会が多いチームにいたので、制作的なことをしながら、編集もしていました。


ーディレクションということは、演出・企画の部分も担当していたんですか?

そうですね。ディレクター見習いのような感じでした。

何が出てきてどういう流れでこうなるのか、など構成や企画の部分をみんなで考えて一つの映像を作っていました。

その他にもコンセプトムービーの撮影や編集など本当にいろんなことを経験させていただきました。


ー編集もその時に経験したのでしょうか?

そうです。

自社のCMとかプロモーションムービーみたいなものを作っているチームに所属していたので、撮影に行ったりとかもしていました。コンテを書いたり、香盤組んだり、小道具を借りてきたりとか制作みたいなことをしながら自分で編集もしていましたね。


ーいろんなことを経験して、中でも編集が一番好きだったんですね。

もともと実写映像に興味があって、その会社がもとは映画を作っている会社だったので、本当はそこで映画を作る仕事に携わりたかったんですよね。でも、あまりそういう仕事がなかったというのもあり、自分が本当やりたいことは何なのか改めて考え直しました

それで、改めて実写映像を作るというその仕事に携わりたいと思い、その中でもいろんな役割があって、何が一番やりたいかなって考えた時に、編集かなと思ったんですよね。そこから、エディターを目指し始めて、ダダビに入社しました。


ーダダビへ入社しようと思ったのはどうしてですか?

やっぱり編集が一番好きだったので、それができる会社を探していて、ダダビと出会いました。

それから、社会人になった時から「もう一度この人と仕事がしたい」と思える人物になることがずっと目標としてあるので、そういう考えを大切にしている会社だと思ったからです。

あとは、ものづくりの輪で、リゾートを作る、というコンセプトが面白かったので、気になったというのもありますね(笑)。


ーそんな編集の中でもこれが一番好き・楽しいと思うことは何ですか?

編集は切って貼るという単純作業だと思われがちですが、音に合わせる合わせないだったり、ちょっとしたタイミングや順番とかで全然見え方が変わってくると思っていて。編集のそういうところが、エディターが映像の鍵を握っている感じでかっこいいと思うんですよね(笑)。

いろいろ試行錯誤しながらどんどん映像が良くなっていく過程を見れるのが楽しいですね。


ー逆に大変だなと思うことを教えてください。

自分が監督だったり制作さんの意図を上手く汲めない時ですかね。

経験とかもあると思うのですが、共通言語が少ないと「こういうの」って言われても「こういうの」が分からないっていう時とかがあって、そこを「こういうのですか」って自分なりに形にして、すり合わせていくことにすごく時間がかかったりしてしまいます。

でも、そこを何度もトライアンドエラーしていくのがオフライン編集の役割だと思っています。本編集に入ってしまうと直せないということもあるので、そこでどれだけ「これはちがう」っていうのを潰していけるかどうかというか、細かくやれるかみたいなことなのかなと最近は思っています。

編集もできる監督さんが多いので、最初にも言いましたが、編集という作業を他の人に託す意味みたいなものを見出せたらいいなと思います。

最近ライブ中のモニターに映る映像を作らせていただくことがあったのですが、その時は時間がなかったっていうのももちろんありますが、「ある程度まかせる」、みたいな感じでやらせていただいていたんですよね。それで、一発でOKをいただけた時は嬉しいなと思いました。自分の考えが伝わったような気がするというか。


ー入社してよかったことを教えてください。

やりたいことを「やりたい!」と声に出して言ったら、周りの人が協力してくれて、その夢にどんどん近づけることです。

マネージャーもいつも優しく、スケジュール管理だけでなくメンタル面も支えてくれるのでありがたいです。

エンタメというか、芸能人や音楽が好きなのですが、そういうことを普段から言っていたら、マネージャーとかが「なっちゃんこれやりたかったやつだよね」という感じでお仕事をくれたりとか、「これ好きだよね、提案してみるね」と言ってくれたり、あとは、ずっとミュージックビデオの編集をやりたいと言っていたら、そういう案件が来たら回してくれたりとか、本当にありがたいなと思いますね。やりたいことは自分から恥ずかしがらずに言って、どんどん仕事にしていけるんだなと思いましたし、そこをちゃんとみんなが認識してくれているのがありがたいなって思いますね。

もちろん、自分がやりたいと言ったからにはちゃんとやらないといけないなと思っています。好きなことに携われるのはやっぱり楽しいのでそれだけでモチベーションが全然違いますね。



作業中の武藤(左)とダダビのエディター鎌田(右)。


それから、ダダビは個性の集合体という感じで、いろんな分野のスタッフがいて、いろんな方向からの考え方に触れる機会があります。個性はバラバラなのに、同じ会社の仲間という意識がみんなにあって、たまに、有益な情報を共有をしてくれたり、こんなの作りましたって報告が上がったりして素敵だなと思います。

例えば仕事の中でテロップの配置がどうしてもうまくいかない時、デザイナーのスタッフに相談して助けてもらったりしました。

あとスタジオはいい匂いがして、家っぽくて落ち着くので好きです(笑)!


ーダダビのミッションは、ものづくりの輪で、リゾートをつくろうですが、武藤さんにとってのリゾートとはどんな場所ですか?

非現実的空間で、常に気持ちがフワフワ高揚してしまうような場所ですね。

ものづくりしているときと似ていると思うので、そういう気持ちを共有できる空間を提供していきたいです。

ダダビのスタジオは、くつろぎの空間だなと思います。

外部の方に「居心地良くて寝ちゃいそう」と何度か言われたことがあります(笑)。編集中などは、うまくいかなかったり悩んだりするとみんなイライラしてしまうので、ああいった空間は、まさにおもてなしを提供できているのかな思います。


ーどういう人がダダビに合うと思いますか?

やりたいこととか目標があって、何でも楽しんでできる方が合うんじゃないかなと思います。

やっぱり個が強い会社なので、みんなそれぞれやりたいことを持っているように感じます。


ー今後、ダダビでやってみたいことなどあれば教えてください。

どこか遠いところで展示会とかしてみたいなと思います。

やっぱりリゾートを掲げているというのもあるので、東京とか原宿とかではなくて、もっと広々した場所で空間から全てを作ってみんなを招待するみたいなことができたら素敵だなと思いますね。

展示も作りつつ、それを追ったドキュメンタリーも撮るみたいな、プロジェクト自体を一つのコンテンツにするというか、大掛かりでかつ長期間のプロジェクトを、いつか余裕ができたらやってみたいですね(笑)。

文化祭とかが好きなので、文化祭の時間とお金がある大人バージョンみたいなことをやりたいです(笑)。



武藤はイラストも得意。


ー武藤さんは自身は今後どのようなエディターになりたいと考えていますか?

一人で一通りのことができて、上手くて速くて、礼儀正しく愛嬌のあるエディターです。

オフラインエディターという肩書はありますが、今は編集だけでなくAEを使ったアニメーションの作業なども多いので、前職の経験を活かしてモーショングラフィックやCGの技術ももっと高めていきたいです。

また、エディターはいろんな方と直接コミュニーケーションを取りながら作業をするので、人としての振る舞いや思いやりの気持ちを大切にしたいと考えています。当たり前のことですが、仕事をする上ではとても重要だと考えています。そういう面は制作の方に学ぶことが多いです。

技術においてもまだまだ未熟ですが、たくさん経験を積んで頑張ります!

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