社員インタビュー第3弾となる今回は、弊社で取締役・コンサルティング事業責任者を担う市川さんにご登場いただきました!
経営戦略コンサルティング、事業承継、M&A支援を通じて栃木県内の中小企業の活性化に尽力し、経営者の皆様から絶大な信頼を得ているエネルギッシュなリーダーです。
水沼社長の右腕として、コンサルチームのリーダーとして社内を牽引する市川さんの魅力、素顔に迫りました!
《Profile》
1984年千葉県柏市生まれ、2児の父。
専修大学法学部を卒業後、栃木県内の金融機関で融資業務に従事。融資渉外時には中小企業支援を中心に尽力し4年連続で優秀渉外賞、特別賞を受賞。2014年サクシードに転職、2018年4月に執行役員に着任し、M&A事業、ツグナラ事業立ち上げの責任者を務める。2021年3月グロービス経営大学院を修了。同4月には取締役に就任。
専門分野は中小企業の経営戦略、財務戦略、経営幹部育成、M&Aアドバイザリー支援。
―現在の役割を教えて下さい
取締役、コンサルティング事業責任者です。
コンサルチームのリーダーとして、水沼さん(代表取締役)と共にどのように中小企業の支援をするかを考え、実行プランをかみ砕いて社内に落とし込み、社員を鼓舞していくのが私の役割だと捉えています。
―サクシード入社までの経緯を教えて下さい
専修大学法学部を卒業後、栃木県内の金融機関で融資係、融資渉外係として6年間勤務し、中小企業への金融面での支援を中心に行ってきました。社会人としてのマナーや財務周りの知識、厳しい状況下でも自分を律し保つ術はここで身に着けました。
サクシードを知ったきっかけは、金融機関に在職していた当時、あるお客様が提出してきた経営計画書です。細部に渡り手の込んだ素晴らしい計画書で、お客様に資料を作成した会社を聞き出したところ、サクシードという会社であることが分かりました。
早速サクシードのHPを見たところ、創業当初から中小企業の後継経営者支援に取り組み、「人を大切にする経営」を実践しているということだったので興味を持ち、ちょうどセミナーの参加者を募集していたのですぐに応募しました。
このセミナーが現在の「とちぎ経営人財塾」0期にあたるものです。ここで初めて水沼さんの講演を聞いて、中長期的に中小企業を支援できる会社に初めて出会えた!と感激し、セミナー参加後の次の週には履歴書を送っていました。
しかし水沼さんには「君のスキルでは足りない」と一蹴され…納得がいかなかったのでA4サイズの意見書を5枚送り、自分の中で決着を着けました。
その後、しばらくして水沼さんから電話がかかってきて、見返したいという気持ちを抱えながら入社しました。
―コンサルタントに転職した一番の理由は
中小企業の抱える問題を根本から改善し解決するためには、総合的なコンサルティングが必要だと考えたからです。
金融機関に在職していた当時も中小企業の経営・再生支援を行ってきましたが、融資の可否は「対象企業の売上はどのくらいか、返済できるか」という企業の側面でしか判断できないのが歯がゆく、また融資できたとしても経営者が改善努力を続けていかなければ焼け石に水となってしまいます。
経営者が健全な経営を続けていけるように、第三者の立場で寄り添える伴走者になりたいという思いからコンサルタントの道を歩む決意をしました。
―苦労したことは
転職にあたって家族に心配をかけたことです。
入社当時は水沼さんを含め2人のコンサルタントが働く小規模な会社で、地域内での認知度も今ほどは高くなかったため案件も少なく、なかなか売上高という成果を出すことが難しかったです。
ちなみに当時の月の手取りは10数万円程度で、私は30歳で子どもも2人いたため入社前後は妻にも心配をかけました。
心配をかけながらもコンサル職に就き、力不足で水沼さんに案件を巻き取られるなど、かなり悔しい思いもしましたが、この会社で成功するビジョンは見えていたので、1つ1つの案件に実直に取り組みながら仲間を増やし、現在の規模にまで会社を成長させることができました。今も入社当初と変わらず、誰よりも努力することを信条にしています。
―入社後はどのように経験を積みましたか
入社は2014年です。1、2年目は事業計画書などの資料を作りながら客先の情報を蓄積してコネクションを築きつつ、通勤中の車内でも録音した水沼さんの講演を聴くなど仕事漬けの日々を送っていました。夢の中でも仕事をしていました(笑)
執行役員に昇進した後は、より広く多くの企業をサポートしていくために、自分の限界を認識しながら周囲の協力を得られるよう意識しながら行動しています。
入社後4年で執行役員に昇進できたのも、地道に力を付けていった日々の成果だと思います。
―サクシードの特長は
一般的なコンサルティング会社では、中小企業診断士の資格を持つ方が個人で起業して案件も一人でこなすパターンが多いのですが、サクシードでは私や水沼さんを含めて現在14人のコンサルタントが各々の得意分野で活躍しています。
教育に力を入れているところもサクシードの良いところですね。入社後に私が大学院でMBA(Master of Business Administration/経営学修士)を取得できたのも、会社と働くメンバーの理解のおかげです。
―独立を考えることはありますか
コンサルタントとしての力はついてきたので、周囲から「独立しないの?」と言われることもありますが、考えていません。
私と水沼さんは金融機関出身なので、案件の着手からクロージングまでの着地点を同様に見出せるため一通りを任せてもらえていますが、水沼さんはアイデアを構築する力や引く力、人脈をどんどん広げて実行する推進力が桁外れで、私が持っていないものをたくさん持っています。
なにより、水沼さん、サクシードメンバーと仕事をしているとワクワクするので、今の環境がとても好きです。
―仕事への意欲に繋がっていることは
自分が担当する企業のクロージングがうまくいった時や売り上げが多い時よりも、会社のメンバーの頑張りが成果に繋がるのが最高ですね。
コンサルタントとしては…ありきたりかもしれませんが、お客様の「ありがとう」です。事業承継M&Aや人間関係をうまく調整できた時など、より良い未来に繋がるお手伝いができた時は嬉しくなります。
―仕事への取組み方は
お客様に接する時には、プロフェッショナルとして頼れる存在でいられるように常に背筋を伸ばし、自信を持って対応できるように心がけています。
社内では優しくも厳しい上司でありたいと思っていて、わいわい楽しく話しながらも仕事はきっちりこなしてもらえるように目を配っています。
仕事とプライベートはどちらも大切だし、どちらも自分に大きく影響してくるので、一切分けないようにしています。やらされているという感覚を持たないように、どんな事でも自分を中核に置いて行動するのを大事にしています。
―人生の目標は
サクシードの想いやサービスを全国に広め、より広く多くの方に知ってもらえるように、同じ志を持つ人を育てて引き継いでいくことです。
―コンサルタントを目指す方にメッセージをお願いします
中小企業コンサル、M&Aの本当の面白さはMBAでは教えてもらえません。
答えの無い中でお客様と苦楽を共にしながら、一緒に最善の方法を探し、未来を作り上げていく楽しさや臨場感を味わいたい人には最高に面白い仕事だと思います。
熱い想いを持っている方なら、私のように短期間で執行役員入りするのも夢ではありません!
教育や援助は惜しみません。ぜひ一緒に働きましょう!