KOLでは、「誰でも活躍できる環境です」とは言いません。
むしろ、合う人と合わない人は、かなりはっきり分かれる会社だと思っています。
向いている人にとっては、大きな裁量と、他では味わえない面白さがある。一方で、そうでない人にとっては、ただしんどい環境になってしまうこともある。だからこそ、最初に正直にお伝えしておきたいと思っています。
では、どんな人がこの環境で面白がりながら成長していくのか。
今回は、これまでの現場を通して見えてきた、KOLで活躍する人の共通点と、正直に「ここでは難しい」と感じるタイプについてお話しします。
結論:活躍するのは、自分で状況を動かせる人です
まず結論からお伝えします。
KOLで活躍している人に共通しているのは、自分で状況を動かしていけることです。
ここで言う「自分で動く」は、単に積極的という意味ではありません。
たとえば、
- 相手の返答が遅れそうだと感じたら、先回りして確認を入れる
- 方向性がぶれそうなら、複数案を準備して先に握りにいく
- 問題が起きてから相談するのではなく、起きる前に一手打つ
そうした動きが、自然にできるかどうかです。
動画制作やCM制作の現場では、待っていても状況は整いません。
クライアント、IPホルダー、クリエイター、それぞれの意図や事情が動く中で、前提を揃え、判断材料を用意し、プロジェクトを前に進めていく必要があります。
だからこそ、特別な肩書きや派手なスキル以上に、自分から状況を動かしにいく姿勢があるかどうか。ここが大きな分かれ目です。
合う人:好奇心と「言語化への執着」がある人(ここが一番の分かれ目です)
もう少し具体的に言うと、こんな方はKOLの環境を楽しめるはずです。
好奇心のブレーキがない人
新しいことに対して、「やらされる」のではなく「ちょっと面白そう」と思って自分から手を伸ばせる人。
エンタメの仕事は、正解がきれいに決まっている世界ではありません。だからこそ、この軽やかな好奇心が、現場では強さになります。
自分で型を盗みにいける人
誰かが手取り足取り教えてくれるのを待つのではなく、自分で見て、聞いて、理解しにいける人。
もちろん相談は歓迎です。ただ、その前提として、自分で学び、吸収しようとするタフさが必要です。
変化を前向きに受け止められる人
制作の現場では、方向転換や想定外のことが起きるのが当たり前です。
それをただストレスとして受け取るのではなく、「こう来たか、じゃあどう動こうか」と考えられる人は、この仕事に向いています。
作品や表現に対して、自分の言葉を持てる人
KOLでは、エンタメへの熱量もとても大切にしています。
ただし、ここで見ているのは知識量ではありません。
何がすごいのか。
なぜ人の心を動かすのか。
自分はどこに惹かれたのか。
そうしたことを、自分なりに考え、言葉にしようとする執着があるかどうか。
この姿勢がある人は、作品を見る時も、作る時も、一段深く踏み込めます。
合わない人:能力ではなく、相性のミスマッチについて
一方で、以下のようなスタンスの方は、KOLの環境だと力を発揮しづらいかもしれません。
これは能力の問題ではなく、あくまで働き方の相性の問題です。
指示を待って完結したい人
「次はどうすればいいですか?」という姿勢が強いと、変化の早い現場ではどうしても後手に回ってしまいます。
私たちのスピード感の中では、指示を待っている時間そのものが、もったいなく感じられるはずです。
自分の仕事に線を引いてしまう人
「ここまではやったから、あとは自分の仕事ではない」
そう割り切ってしまうと、プロジェクト全体の質を上げることが難しくなります。
KOLでは、役割を越えて首を突っ込み、気づいたことを拾いにいくお節介さが、結果的に作品を良くしていきます。
安定した進行だけを求める人
予定通りに進むことの方が珍しい環境です。
その中で、状況に応じて判断し、自分で動いていくことに面白さを感じられないと、この仕事はただ不安定でしんどいものになってしまうと思います。
エンタメへの熱量は、知識ではなく「言葉」に出る
KOLでは、エンタメへの熱量をとても大切にしています。
たとえば、「マイケル・ジャクソンのどこがすごいのか」を、自分の言葉で語れるか。
ここで見ているのは、どれだけ詳しいかではありません。
- なぜそれが人の心を動かすのか
- どこに価値を感じるのか
- 何が自分をワクワクさせるのか
それを、自分なりに考え、言語化しようとする執着です。
この執着がある人は、作品をただ消費するだけで終わりません。
「なぜ良いのか」を考え続けるから、作り手としても一段深く潜れる。私たちは、そういう人と一緒に仕事をしたいと思っています。
最後に
ここまで、かなり正直に書きました。
厳しく感じた方もいるかもしれません。
でも、この環境を「面白そう」と思える方にとって、KOLはかなり刺激的な場所になるはずです。
自分の力で状況を動かしたい。
変化の多い現場の中で、より良い着地を考え続けたい。
そして、誰かの人生に残るコンテンツを本気で作りたい。
そんな気持ちを持っている方と、お会いできるのを楽しみにしています。