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ペンギンアパートメント大阪『鳥たちと小さなアート展』アフターレポ!

8月25日からおよそ1ヶ月という長い期間、toolboxの大阪ショールームにて、ペンギンアパートメント大阪『鳥たちと小さなアート展』を開催いたしました。

きっかけは、グループ会社のスタッフから、「ショールームという人が集まる場を活かして、あたらしいことをやってみない?」というお話をもらったこと。
そのスタッフは、過去のペンギンアパートメントに携わったことがあり、大阪で開催するならとショールームを紹介してくれたのでした。

どうなる?初めての試み

やってみようと決めたものの、みんなが知ってる、JR東日本「Suicaのペンギン」を生み出した人なんだよなと、さかざきちはるさんという大きな存在に畏怖の気持ちでいっぱいに。
けれども、展示の実現に向けてあくせくしているうちに、アートとショールームがコラボするって、私たちにとってチャンスであることを自覚します。
大阪ショールームが完成してまだ1年。まだまだ多くの人に知ってもらいたいと考えたら、このコラボレーションはプラスにしかなりません。

そこからは前進あるのみ。
慌ただしい日々でしたが、開催に向けて準備をしている中で嬉しかったことがあります。
それは、展示方法を考えるところから参加できたこと。

ただ場所を提供するだけではない形にしたいという気持ちもあり、展示の仕方などに関して、私たちも関わっていきたいという意思をお伝えしたところ、なんとOKがもらえたのです。

実際に設営が始まった際は、ショールームにどう溶け込ませるのか考える時間がとても楽しく、シェルフの中に置いてみる?洗面台に置いたらどうだろうね?などと模索した経験は、さかざきちはるさん始めとする企画展のメンバーの一員であると実感した瞬間でもありました。

アートと家づくりの親和性

普段は家づくりを妄想中の方にご来場いただくショールームですが、今回は展示を目当てにご来場いただく方も多く、アートという存在によって化学反応が生まれていると肌で感じる日々でした。
さかざきちはるさんのイラストのどういうところが好きなのか質問したりと、私たちもファンの皆さんとの交流に花を咲かせます。

そんな日々に慣れてきた頃、お客様同士の会話から、「洗面台とかこういうところにアートを飾るのもいいかもね」そんなフレーズが聞こえてきました。

この企画展を開催するにあたって、アートって実は身近にあっていいものだよねと話し合っていたため、私たちの想いが伝わった!と感動してしまいました。自分の家にペンギンが存在してたら・・・といった妄想と共に、家づくりのことも考えてしまう。そんな環境がtoolboxショールームで実現できていることに、大満足でした。

心ゆくまでアートに浸れる

さかざきちはるさんのイラストのファンの方とお話しする中で、気がついたことがもう一つ。
それは、美術館と違って作品を間近で鑑賞できることです。

私もアート鑑賞をするのでその気持ちにとても共感しました。
細部まで目に焼き付けたい!でも足元にはアートと私を隔てる一本の線が引かれている状況。
光の反射や紙の質感、絵筆の軌跡などをじっくり見たいというのが、ファンの心理だったりするのではないでしょうか。

それが、ショールームで展示をすると叶ってしまうのです。
私たちのショールームは、展示品を触ってみたり、実際に取り付けた様子で使ってみたりということができる場所です。
そのため、作品との距離感が近い展示となりました。
もちろん作品に手に触れることはできませんが、顔をぐっと近づけて、視界を作品で埋め尽くすことができる経験は心が躍ります。

また、順路もないのでもう一度あの子を見たい!と思ったらとササっと移動して、うっとりするなんてこともできてしまう。このコラボあってこそだと思います。
ショールームとアートのコラボは、私たちだけではなく、ご来場された皆さんにも思いのほか楽しんで頂けたに違いありません。

無事会期も終了し、穏やかな日常が戻ってきていますが、またいつかこういった機会をつかむことができるように、自分たち自身でもショールームを盛り上げる企画を作っていきたいです。
改めて、さかざきちはるさんはじめ、企画展をご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました!


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