採用担当者に「一次面接に何時間使っていますか」と聞くと、たいてい面接そのものの時間が返ってきます。でも実際に負担になっているのは、その前後です。
候補者と日程を合わせるメールの往復。前日のリマインド。当日の30分から1時間。終わったあとに評価をまとめて、次の面接官へ引き継ぐメモを書く。1人あたりで数えると、面接時間そのものより周辺のほうが長いことも珍しくありません。
応募が10人なら回ります。50人になると回らなくなります。そして回らなくなった分だけ、選考が遅れます。選考が遅れると、いい人から先に他社で決まっていきます。「人手が足りないから採用したいのに、採用にかける時間がない」という状態です。
QRUU(クルー)は、この一次面接の部分をAIに任せるためのサービスです。つくるときに決めたことが、いくつかあります。
録画を送るだけにしない
AI面接には、候補者が質問を読んで自分の回答を録画し、送信する形式もあります。運用は楽ですが、準備してきた答えのその先が確認できません。
QRUUのAI面接官は、候補者とその場で対話します。回答の内容を聞いたうえで、次の質問を組み立てます。「その判断はどうしてですか」「そのとき、他の選択肢は考えましたか」と踏み込めるかどうかで、分かることはだいぶ変わります。
評価には必ず根拠をつける
面接が終わると評価レポートが自動で作られますが、点数だけを出すことはしません。この項目をこう評価した理由は候補者のこの発言です、という形で、必ず発言を引用します。
AIの評価をそのまま信じてほしいわけではありません。担当者が短い時間で確かめられるようにするための引用です。最終的に決めるのは人だという前提を、レポートの形のほうに埋め込んでいます。
候補者の手間を増やさない
候補者側はアカウント登録もアプリのインストールも不要です。届いたリンクを開くだけで、スマホのブラウザから受けられます。24時間いつでも受けられるので、在職中の方が面接のために有給を取る必要もありません。
採用のための道具が候補者の手間を増やすと、結局は辞退につながります。
AI面接と応募者管理を分けない
AI面接ツールと採用管理システムを別々に契約すると、面接の結果を手で移す作業が生まれます。QRUU は応募者の管理、選考の進捗、連絡、求人ページの作成までをひとつにまとめました。
一次面接の1時間が浮いたとして、その時間をどこに戻すか。候補者を見極めることと、来てほしい人を口説くことに戻すべきだと考えています。そこはまだ、人がやったほうがいい仕事だからです。
QRUU については https://qruu.jp で公開しています。料金も全プラン載せています。