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効率を意識しつつ、どうやったら責任を持ってクライアントの要望に応えられるかを考える社風です

スマホゲーム業界で勢いのある中国企業をクライアントとして、日本市場への進出をサポートするURAWAZA株式会社。今回は同社のビジネスデベロップメントとして中国企業と日本市場の橋渡しを行っている郑浩(テイ・コウ)さんに、手掛けている事業と業務、会社での働き方についてお話を伺いました。

中国のネットやゲーム業界は勢いがあることを肌で感じてきました

-これまでどういったお仕事をされてきましたか

中国の大学在学中に一年間日本に留学に来て、卒業後日本に戻り就職活動を行い、その後はずっと日本で働いています。最初に就職したのがたまたま広告代理店で、そこでは主に運用型広告を扱っていました。その後、別の広告代理店に転職したところ、そこは広告やプロモーションに関することを比較的なんでもやる会社で、お客さんは中国産のスマホゲームを扱う会社が多かったです。そのあたりから中国相手のビジネスに携わることが多くなりました。

そういった仕事をしているうちに気づいたのは中国のネットやゲーム業界は勢いがあるということ。グローバルな大きい会社もありますが、日本の大企業と違って雰囲気も軽い。仕事もしやすいし業界と一緒に成長できることを実感していました。そんな時に「中国・海外企業の日本国内でのプロモーションをやる」ということでURAWAZAから声をかけられてコアメンバーとして入社しました。

営業窓口として日本市場で長く愛されるプロモーション戦略を提案

-現在社内で担当している業務を教えてください

私の担当であるビジネスデベロップメントは、クライアントの獲得や実際に業務を行うときに窓口として進行する、いわゆる営業窓口的な役割です。

クライアントの獲得に関しては基本的には既存クライアントや業界で培ってきたネットワーク経由でのご依頼が多いです。既存クライアントの要望に応える形で新しい案件を生み出したり、面白いサービスをリリースした時に過去取引あったクライアントに紹介しています。

新規開拓に関しては現在社内でリソースが足りないのでほとんど行っていません。仲間が増えたら取り組んでいきたいです。

実際に業務を行う中では、協力パートナー企業を的確に選定するのも大きな役割です。さらにクライアントが欲しい情報を集め提供もしています。

-クライアントに対してどのようなプロモーションを提案するのでしょう

広告や動画制作といった方法でのプロモーションに加えて、当社の強みと言えるのがコミュニティ運営です。広告施策が短期的なプロモーションであるのに対して、コミュニティ運営は長期的なファンマーケティングといえます。

ターゲットとなるユーザーは本当にそのゲームが好きなコアユーザーやゲームに興味がありもっとそのゲームを楽しむためにはどうしたらいいか知りたい人。彼ら彼女らをオンライン・オフラインでイベントを仕掛けてより強く囲い込んでいきます。

日本でコミュニティ運営を手掛けている会社は当社以外はほとんど見当たりません。私たちが手がけるようになったきっかけは中国の大手ゲーム会社から日本国内でのコミュニティ運営の依頼があったこと。知見がない中から手探りでノウハウを構築し協力会社も探していきました。1タイトルのコミュニティ運営をやり切ったことで、他のタイトルのコンペに通るようになり主力事業に成長しました。

-中国を相手にするビジネスのユニークな点はありますか

日本企業と中国企業が気にする部分や考え方のポイントの違いは常に感じますね。僕たちのクライアントは中国企業が多いので、中国クライアントが納得するように伝え方を考えないといけません。その一方成功を収める場所は日本国内市場なので、日本の企業に協力してもらったり文化に合わせないといけない部分も多い。それぞれの仕事のやり方の違いをよく理解する必要があります。

当社の代表の土屋は中国で働いたことがありますし、社内には自分を含めて3人の中国人がいます。中国人と仕事をしたことがないとクライアントがいうことを理解するのが難しいんですが、当社のメンバーはみんな中国人が言うことを理解できるので話しやすく伝えやすいです。

言われることだけをやるのが嫌いな僕には合っている

-URAWAZAはどんな会社ですか

僕たちのような広告代理店業って仕事がきついイメージがあるかもしれないんですが、URAWAZAに関していえばたくさん働けという雰囲気はありません。それよりもできるだけ楽をしつつ、どうやったら責任を持ってクライアントの要望に応えられるかを考える社風になっています。社内のメンバーとは楽しく仕事をして、ときには遊びに行ったりとカジュアルな関係です。

クライアントの要望を理解してどういう提案をするかを自分なりに考えることが大切なので、言われることだけをやるのは嫌いな僕には合っていると感じています。それこそ無茶をいうクライアントであれば断ることもありますし、逆に与信は低いけど人として信頼できこの人とは長くビジネスをしたいと感じればURAWAZAとして柔軟に対応できることもある。日本の大手企業だと難しいであろう調整がしやすいのは、仕事の進めやすさにつながっています。

-どんな人と一緒に働きたいですか

責任感がある人と働きたいです。自分の案件でクライアントが求めることを必ずやり切ることができる人なら活躍できると思います。

ときには忙しくて仕事が大変なことがありますが、残業を強制をすることはありません。例えばクライアントの要望にメールで返信だけしておいて、時間ができたときに着手するようにするとか。そんな感じで自分で調整して業務を進めることができる人なら働きやすいはずです。言われたことだけやる人は求めていません。

成長する市場で中国企業が求めているプロモーションを提供しつづける

-今後の目標を教えてください

中国のスマホゲームパブリッシャーの日本市場への進出は、今後もどんどん増えてくるはずです。しかし、日本の代理店は運用型広告をやってるところが多く、中国企業が求めているコミュニティ運営やブランディングをやっているところは非常に少ない現状がある。これは当社にとってチャンスなので、日本企業だけど中国クライアントが求めるサービスを理解し提供できる会社に成長していきたいと考えています。

個人的には会社の収益が上がって大きくなったら、自社でスマホゲームをパブリッシングするのが夢です。自社製作は流石に難しいかもしれませんが、面白いスマホゲームを作る中国企業を見つけて作品を世に出すのは面白そうだなと。

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