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クレジットカードでの買い物の仕組み1

我が社netmoveは決済代行会社です。

決済だいこうってなに??? って方のために、そして、netmoveをよく知ってもらうために、

クレジットカードでお買い物をした時の仕組みについて、説明します!

登場人物

会員

クレジットカードを使用して買い物をする人のことです。

国際ブランド

世界中どこでも決済可能なシステムを提供しているクレジットカード会社。
クレジットカード界の柱とか四天王みたいな存在です。
その他のクレジットカード会社は国際ブランドのシステムを利用していることになります。
国際ブランドのなかには、決済ネットワークの管理運営、ブランド規約の策定など
いわゆる国際ブランド業務に専念し、自らクレジットカードの発行や加盟店獲得など(カード業務)は行わないものと、
国際ブランド業務に加えカード業務も行う2種類があります。
VISA、MasterCardは前者、それ以外は後者にあたります。
7大国際ブランドと言われる下記は覚えましょう。
・VISA
・MasterCard
・JCB
・AMEX(アメリカンエキスプレス)
・DinersClub
・DISCOVER
・銀聯(ぎんれん、UnionPay)

加盟店

ここではクレジットカードでの決済ができる一般的な小売店舗と考えていただいて大丈夫です。

イシュア

カードの発行会社のことです。楽天カード株式会社や三井住友カード株式会社など。
日本において消費者は、クレジットカード会社のイシュアとしての側面のみをクレジットカード会社と認識していることが多いです。
イシュア業務を行うことをイシュイングなどと言ったりします。
クレジットカード会社の一般消費者向けの業務部分といったイメージで大丈夫です。

アクワイアラ

加盟店の開拓と管理、加盟店への売上代金の支払いなどを行います。楽天カード株式会社や三井住友カード株式会社など。
アクワイアラ業務を行うことをアクワイアリングなどと言ったりします。
イシュアが消費者向けのクレジットカード会社の側面であるならば、加盟店向けの側面がアクワイアラと覚えるのも良いでしょう。
日本ではイシュアがアクワイアラを兼ねることがほとんどです。

収益イメージ

先ほどの登場人物たちがどうやって収益を得ているか図で示します。

加盟店手数料が5%の場合、¥10,000の取引での加盟店収益は上図の通り、¥9,500となります。
インターチェンジフィーとはアクワイアラがイシュアに払う手数料のことです。
実際のお金の流れとは異なりますが、アクワイアラが加盟店手数料¥500から¥200をイシュアに払っているというイメージで大丈夫です。
ここで注意すべき点は、上図でイシュアが¥200、アクワイアラが¥300をそれぞれ得ていますが、
それはそのまま収益にはならないということです。

国際ブランドフィー(ボリュームフィー)がかかるため、イシュア、アクワイアラの収益は上図となります。
それぞれの収益を表にまとめると下記となります。


イシュアやアクワイアラ、国際ブランドはクレジットカードで決済されると、取引金額の一部が収益として得られるわけです。
逆に加盟店は現金で取引した場合より収益が減ることになりますね。
クレジットカード決済を導入していない小売店はこの加盟店手数料がネックになっている場合もあります。
これでなぜカード会社がクレジットカードで決済されると嬉しいのか分かりましたね!


第二章につづく・・

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