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スキルアップできる環境を求め、大手からスタートアップへ初転職。入社後のリアルな活躍エピソードとは。

今回は2020年11月に入社した、もなりさんこと須永さんにインタビューしました。もなりさんはフィールドセールスチームで顧客への提案営業を担当されています。

金融系の大手企業から初めてスタートアップに飛び込んでこられたその背景や、MILに入社した決め手とは?気になる入社後のエピソードも含めてお聞きしました。


須永 智成 (すなが ともなり) 通称:もなり
1991年生まれ、29歳。早稲田大学先進理工学部卒業後、早稲田大学院で分子生物学を研究。2017年4月にSBIホールディングスへ入社。グループ会社2社で、貸金業務、WEBマーケティング、銀行営業、銀行アプリの開発企画などを経験。2020年11月MIL株式会社へ転職。現在はフィールドセールスを担当。

ーもなりさんこれまでのキャリアを簡単に教えてください!

はい。大学卒業後、理系の大学院に進学し分子生物学の研究をしていましたが、新卒では一般企業への就職を選びました。SBIホールディングスというネット証券や保険をやっている金融系の会社へ入社したのですが、2つの会社に配属されました。

1社目は投資系のクラウドファンディングの会社で、業務としては、WEBマーケティングをメインで担当しました。サイトの改善や記事のアップデートとか、htmlやcssのコーディングもやりながら、広告を回していました。

2社目の会社は、地方銀行にデジタルソリューションを提供する会社で、地銀向けにスマホアプリを開発・提供していました。業務的には要件定義・設計から、開発・検証・リリースに至るディレクションをPMとして担当しました。

両方未経験の職種だったので、色んな人に教えて頂きながら進めていましたね。

未経験からその領域を極めていくことにワクワクした一社目

ー未経験から!すごいですね。マーケティングを担当されたのはご自身で希望を出されたんですか?

WEBマーケティングをやりたいと言った訳ではなかったんですが、人事の人に「グループの中でこれから立ち上がるような新しい所にいきたい」と伝えていたところ、クラウドファンディングの会社の方への配属となりました。

形ができているところよりも、立ち上げていくところに面白さを感じるタイプということもあり、WEBマーケティング担当が丁度いなかったので、「やってみてよ!」と言われたことからマーケティングを担当することになりました。

初めは全くわからないので広告代理店の人に提案をもらいながら、”教えてもらう”という感じだったのですが、徐々に自分の方の知識量が増えていくのを感じました。途中からは複数社お付き合いがある代理店を、この会社はアフィリエイトに強い、リスティングに強いといったようにそれぞれの強みに分けて依頼内容を最適化していきました。

ーどういったきっかけで異動されたんですか?

ある程度スキルが身についたことを感じたので、新しい環境を求めて異動を希望しました。SBIグループでは、受け入れ側の会社が承諾すればグループ会社間で自由に異動できる制度があったので、それを使い、2つ目の地方銀行向けにデジタルの技術を提供する新しく立ち上がった会社へ異動しました。

そこではアプリ開発のPMを担当することになったのですが、もちろん未経験だったので、エンジニア経験のある方とも協力しながら、徐々にキャッチアップしていきました。開発自体は外部に委託していましたが、それ以外は一通りやっていました。

1社目とは異なり受託開発だったので、それゆえの大変さもありましたが、学びもものすごく多かったです。銀行さんというお固めのクライアントとお付き合いできたのも、今振り返るといい経験になりました。

最終的に約1.5年で12銀行を獲得し、実際にリリースすることができました。

新しいチャレンジへの決め手は、プロダクトの新しい可能性


ーご転職のきっかけは?

転職のきっかけとしては、20代の色々と学んでいきたい時間をもっと活かせるところにいきたいと思っていたことが大きいです。

関わっていた事業は、攻めで売り上げを立てていくというよりも、どちらかというと障害を出さないように、だったり銀行さんとのリレーション作りとしての守りの色が強くなっていました。業務も淡々とやることが多くなってきてしまい、もっとスキルアップができる環境に飛び込みたい、自分のスキルアップが事業に直結するようなところに行きたいと思っていました。

グループ内での異動も考えたのですが、せっかくならガラッと環境を変えて挑戦しようと思い、スタートアップに飛び込むことを決めました。

転職の軸としては、会社の規模は多くても30〜40名以下のところで絞っていて、事業領域としての希望は2つありました。1つはWEBマーケティングやアプリなど今までの経験を活かせるところ。もう1つは大学院の時にバイオ系の研究をしていたので、バイオ系ベンチャーを受けていました。

ー色々見られていた中で、MILに興味を持ったのはどういうきっかけだったんでしょうか?

WantedlyとGreenを使いながら転職活動をしていて、募集を見つけたのがきっかけですね。バイオベンチャーと初回面談しているあたりで見つけたんですが、インタラクティブ動画という独自技術を持っているというところに魅かれました。

WEBマーケティング系の会社を探すと結構広告代理店系の会社が多かったんですが、自社プロダクトを持っていて、独自性があって「メンバーがプロダクトの可能性を信じている」ということが感じられるところに入りたいなと思っていたので、MILはすごく良いなと思いました。

初回の面談では、代表の光岡さんとお話したんですが、すごく話しやすいなと感じました。インタラクティブ動画が今伸びてきていることを熱く語ってくださり、なんというかすごく”いい感じ”だったんです。選考中は、サービスや会社の紹介というよりも、こんなこともできるんじゃないか?という今後の可能性に関するディスカッションがほとんどでした。

ーMILに入社する決め手になったようなお話はありましたか?

決め手というか印象に残ったのは、これからテレビ業界とタッグを組んでいくことなど、インタラクティブ動画ならではの新しい領域を創出していることでした。はじめは企業の動画をインタラクティブ化するというという、既存の動画をリプレイスするというイメージを持っていて。そうするとアプローチできる市場ってある程度の枠内に収まってしまうなと。でも実際は自ら新しい市場を開拓していて。しかもそれを話している光岡さんがとても楽しそうだったんです(笑)想像以上に面白い会社だなと思いました。

ポジションとしては、まずはセールスから入ってその後は適性を見て相談しましょうということで提案されたのですが、それに対しては抵抗はなかったというかむしろポジティブに捉えていました。これまでのキャリアで営業をしっかりやったことがなかったので、良い機会ととらえてきちんと成果を残そうと思いました。

インタラクティブ動画(触れる動画)編集プラットフォームのMIL(ミル)、日本テレビとインタラクティブ動画ドラマを共同制作。
夢恋プロジェクトの概要  夢恋プロジェクトは、地上波では恋愛ドラマバラエティとして放送され、公式HPなどのインターネット配信ではドラマ部分にインタラクティブ動画が設計され、ユーザーは新しい視聴体験を得る事ができます。 ▼地上波放送 ...
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2021年1月26日に発表された、日本テレビ様とのドラマ制作に関するプレスリリース

営業で顧客のニーズを汲み取り、還元したい


ー初めての営業ということで、実際に入社してみていかがですか?

MILのセールスは、事例をたくさん使う営業だなと思っていて、クライアントさんのお困りごとに対して、事例を実際にお見せして提案できるのでやりやすくて良いなと思っています。

僕は口下手な方なんですが(笑)極論「とりあえずこれを見てください!」ということで見せられるものがあるのと、”触れる動画”というキャッチーなフレーズもあるので、クライアントさんからしても実際の動画を見ることでイメージが湧きやすいと思います。動画を見せて「おぉ!」と感動してもらえることも多くあります。

幸い、僕はエンタープライズ向けの営業を担当させていただくことが多く、最初は不安なこともあったのですが、結局どんなに大きな企業でも、まずは1人の担当者の感動から始まっていくと思います。そういう「感動を届ける営業」ってどこでもできる訳ではないなと。

あと自分でプロダクトを触っていて、新しい発見をすることもあります。直近だとMILのAPIを利用した新しい事例を作りました。過去のアプリの経験を活かして、動画と動画以外のWEBページを連動させることを思いついて、こんなこともできるんじゃないんですか?と社内に共有をした結果、「それ良いね!」とアイデアが広がり、実際に某クライアントさんとの事例を作ることができました。

インタラクティブ動画は広告分野に限らず本当に色んなところで使えますし、まだまだ機能としてもポテンシャルがあるので、こちらの提案方法を工夫しながら企業のあらゆる部分で使えることを実証していきたいと思っています。

ー大活躍ですね!!実際もなりさんがMILに入社してみていいなと感じたことやギャップなどはありましたか?

そうですね…リモートのご時世ではあるのですがオフィスの机の感じとか、社内でBGMかかっているのとかは地味にお気に入りです。スタートアップだとしても、全部がこうではないと思っていて、働く環境への配慮が感じられますし、それを全員で作っていこうというところがいいなと思いました。

良いギャップとして驚いたのは、光岡さんとお話した時にとてもいい人だなと感じたことが、社員のみなさんも本当にいい人で同じ印象を感じたことですね。

実は入社前にWantedlyで「自走が求められる」とか「大人スタートアップ」と書いてあったので、初日から放置されたらどうしようと少しビクビクしていました(笑)入ってみると全くそんなことはなく、みなさん優しくサポートして下さったので、「ベースがきちんとしている人が働きやすい会社」という意味なんだなと理解しました。

ー今後の意気込みと、皆さんへメッセージをお願いします。

個人的には今までセールスでの実績がないので、しっかりセールスでも実績をあげてスキルアップしたいと思っています。フィールドセールスでニーズを汲み取って、開発にブリッジし、リリースにつなげるという理想的なサイクルを回してプロダクトをさらに進化させたいです。

MILはプロダクトへの可能性をみんなが感じているし、本当にいい人達が集まってる会社です。動画制作というなかなか手間のかかる領域で創業当初から成果を上げ続けてきているのは、やっぱりみなさんの人柄が一因だと思います。

まだまだ伸びしろしかない会社なので、ぜひ一緒に盛り上げてくれる方の入社をお待ちしています!!


【編集後記】

これまではリファラル入社が多かったMILですが、もなりさんのような新しい風を入れてくださる中途入社の方が増えてきており、会社として非常に良いことだなと思っています。

入社してすぐに大活躍のもなりさん、今後もご経験を活かして、クライアントさんや社員と共にMILの新しい可能性を見つけて広げていってくださるんだろうなとワクワクしています。

MILではエンタープライズ向けの営業担当を大募集しています。ぜひお話聞いてみたい、インタラクティブ動画について興味があるという方はお気軽にエントリーください!

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