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何歳になろうとも、父親になろうとも、怖いのは「挑戦しないこと」 大手音楽エンタメ企業やIT外資企業を渡り歩き、今スタートアップで挑戦する理由とは?

大きな会社に入った。結婚した。子どもに恵まれた。そうなったとき、皆さんはどんなキャリアを選択しますか? 

今回インタビューをした山田は、大手音楽エンタテインメントカンパニー、広告代理店、外資IT企業を渡り歩き、今MILで働いています。「一番怖いのは挑戦しないこと」と言う山田。どのような決断、判断でキャリアを歩み進めてきたのか。インタビューを通して追ってみました。

― 山田さん、よろしくお願いします!

はい、どうもです。

― 山田さんのキャリアパスを見ると、凄いなと思うのですが、はじめからこのようなキャリアをイメージしていたのですか?

いえ、まったく。自分でも思ってもみなかったです。昔から音楽が好きで、定期的にクラブイベントを主催していたので、1社目に大手音楽エンタテインメントカンパニーに興味をもって入れたのはよかったなと思いました。結果10年ほど所属して、新人発掘やアーティストプロモーションのPR、指示系統のポジションなど、いろいろやれて楽しかったですね。そこでどこでもやっていけるコミュニケーション力を養えたかなと思います。

― 1社目は長く在籍されていたんですね!きっと楽しく仕事をされていたのだと思ったのですが、転職をしようと思ったのは何か転機があったからですか?

結婚して、子どもに恵まれたことが転機になりました。働き方を変えてみたいなと思ったんです。1社目はとてもやりがいもある環境でしたが、やはりアーティストやイベント優先で動くので、時間の調整・コントロールは難しいなと感じていて。あと、若輩者ながらだいぶやりきったという感覚もありましたね。子どもが生まれたら向き合いたいなと思っていたので、ちょうどそのタイミングが来たと思いました。

― 家族が増えたからこそ、「安心・安定をとって仕事をする」という考えはありましたか?急に変わると怖いというか。

怖いとか不安はなかったですね。どちらかというと状況が変わらないことの方が怖いですね。

― おお、かっこいいですね!ご家族もやはり応援してくださったんですか?

そうですね、凄く理解してくれていました。しっかりと意思決定できたのは家族の支えがあってのことだと思います。

それに、自分の性分としても昔から「やりたい・挑戦したい」をどんどんやっていくタイプだったし、年齢も30歳を超えたところだったので、このタイミングで違う環境、知らない世界で一から学んでみたいという気持ちに躊躇はなかったですね。

― 山田さんの特徴が思いっきり表れている気がします。2社目以降も簡単に仕事内容と、併せて転職ポイントなども教えてください!

2社目は地方に本社を置く広告代理店でした。その土地では有名だったのですが、東京で支社を立ち上げるということで、ジョインをしました。3名ほどで動き始めたので、分業などもなく、とにかく全部自分たちでやれるところから作り上げる感じでした。総務業務なども一から学んでみて、恥ずかしながら生まれて初めて見積もり作ったりして(笑)。大企業では学べない事を経験させてもらい、楽しかったですね。

3社目はお声がけいただいて、転職を決めました。外資ITで、toCのサービスを持っている企業で、いままでの職だと自身のスキルセットや人間関係で道を切り拓くことが多かったのですが、サービスがあると違う攻め方をしなくてはいけないなと感じ、「これは挑戦してみたい!」と思い飛び込みました。

実際に仕事を始めてみると、自分だけではなく、本社と各国の支社と一丸となって1つのプロダクトを突き詰め、導いていくことが面白かったですね。国籍、価値観など、多様性に富んだチームの中で、皆が同じ目線でミッションを理解し、前に進んでいくような仕組みを作ってみる、とか。この部分はいまのMILの仕事にもめちゃめちゃ通じていますね。

― なるほど、ちゃんと挑戦したいこと・経験したいことに直結している職選びになっていますね。4社目でMILに繋がると思うのですが、どのようなきっかけがあったんですか?

光岡に声をかけてもらったんです。実は、光岡とはMIL入社前からいろいろと関わっていまして。光岡の兄が1社目の同僚で仕事関係のことで繋いでもらったのが初めての出会いですね、だいぶ昔の話ですが。

― そうだったんですね!まさかの繋がりでした。MILに入る決定打はどんなものだったのですか?

光岡の人柄と、自身の経験がうまく生かせそうと思ったからです。

光岡とは前に一緒に仕事をやっていたこともあり、考えやタイプもわかっていて、「光岡のやりたいことを一緒にやりたい」といつの間にか思っていたんです。MILのサービスモデルもすごくおもしろかったし。あと、インタラクティブ動画という領域はまだどんどん進化していく過程だったので、自分たちが一からそこを作れる。言ってしまえばルールや法律を作る側になれるんですよね。こういうチャンスって人生でそうそうないと思いますし、まさに挑戦しがいしかない環境で凄くワクワクしましたね。

― 山田さんにとって、「挑戦」は本当に大切なポイントなんですね。MILではどのような仕事をされていますか?

インタラクティブ動画を使ったビジネスディベロッパー・事業開発ですね。主にはインタラクティブ動画を活用したアフィリエイトです。今は、通信と端末が飛躍的に進化し、当たり前のようにスマートフォンで動画を視聴する世の中に変化してきていますが、一方で動画はブランディングにしか効かないという声もたまに聞きます。それにはいくつか動画の課題があるのですが、インタラクティブ動画を活用することで、認知のみならず、態度変容から実際の行動まで導く、というのがミッションです。そのための導線の工夫やクリエイティブの作りこみなどを最適化するためにひたすら実験・運用をしていますね。

MILはスタートアップなので「よし、こうやってみよう」をすぐに形にできるスピード感が本当にいいなと思っています。

― 山田さんから見たMIL株式会社の良さはどんなところが挙げられますか?

2つあるかな。まずは「人の良さ」。根幹、コア、目指しているものがはっきりしていて、みんなそこに向かって邁進している姿が気持ちいいです。みんな子供心を忘れていないというか、特に光岡がそうなんですけど(笑)光岡は、少年の延長線上みたいな人だと思っています。「少年力」と言ってるんですが。屈託なく笑いながら思っていることをフェアに伝える、そんな大事なこと言っていいんですか?ということも。あと、「任せます!」って言ったことはちゃんと任せてくれて、信頼してそこにアサインしてくれているのも感じますね。

2つ目が、「スピード感」です。余計なバイアスがないところですね。やはり大きな企業だと、何かをするために、構造上、どうしても稟議、承認が必要なケースが多いのですが、MILでは意思決定までのスピード感や、開発も目の前にいるので意思決定を具現化するまでのスピード感とか、形になるのがいいです。先ほども言った通り、インタラクティブ動画は、まだルールが整備されていない状態なので、ルールを作っていくためにどんどん知見を積まなきゃいけない。その過程において失敗は財産だし、よい失敗をするスピードを求めているなと感じています。もちろん、失敗しないようにやるのが大前提ですが。でも、そういう風なところはすごく素敵だなと思っています。

一度スタートアップに関わると、この魅力からは抜け出せないなと感じています。

― 様々な企業を経験された山田さんだからこその重みがある言葉ですね。「挑戦」の大切さ、面白さを改めて感じられました。ありがとうございました!

【編集後記】
「状況が変わらないことの方が怖い」という言葉がとても印象的でした。様々な環境の会社を経験しながら、出てくる山田の言葉はとても重み、厚みがあると感じられました。

MILもMILメンバーも、常に挑戦し続け、業界に存在感を出し続けられるように精進していければと思います。

そのようなMILにジョインしてくださる方もお待ちしていますので、興味ある方は是非お気軽にお声がけください!

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