- 建築空間へのプロダクト提案
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はじめまして、こんにちは!株式会社アクシスで働いている上田と申します。所属はオンライン(EC)部署で、主に自社通販サイトAXCIS ONLINEのコンテンツ制作等を担当しています。
株式会社アクシスは、インテリア製品の開発販売・直営店運営・輸入家具の販売等の事業を行なっている会社です。拠点を置く岡山では「nalf」「CLASSIC」「ett axcis」という三つの実店舗を運営し、メーカーとしてはオリジナル製品を全国の小売店にお取り扱い頂いたり、「AXCIS ONLINE」でのDtoC通販も行なっています。
上記すべての業態に共通しているのは『暮らしにまつわるいいもの』を扱うこと。雑貨、照明、ハウスパーツ、家具からエクステリア施工まで、アナログの手ざわりを感じさせるインテリア商品やコンテンツを扱い・お届けするのが私たちの仕事になります。
今回のストーリーでは、「プロダクトデザイナー」「コンテンツ制作者」「受発注業務担当者」という3つの職種のおおまかなご紹介をさせていただきます!メーカーである本社に所属するこれらの職種には、一体どんな特徴と違いがあるのでしょうか?
1.「ものが好き!」インテリアメーカーとしての根幹を担うプロダクトデザイナー
アクシスでは現在、雑貨、照明、ハウスパーツ、小型家具等のインテリア製品を企画・販売しています。『企画・販売』という言葉の通り、実はアクシスには自社工場が存在しません。『ファブレス』という言葉をご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが、アクシスの物作りも、自社工場を持たず、外部製造工場や専門家の方と協働しながら行うスタイルとなります。
各商品のコアとなるアイデアや企画・デザイン・図面制作までは自社内で行い、その後の構造や機能的な検証と製造については、外部企業に依頼する。自社では企画デザインに集中でき、製造面では国内外の高い技術を持った企業の力を借りられるので、「こんなものがあったらいいな」というアイデアを具体的なプロダクトに落とし込む事ができます。
最近ではプロダクトデザイン事務所や作家の方との共同開発にも力を入れているので、ますます「共に作る」という側面が強くなっています。
プロダクトが好き、デザインが好きといった方はもちろん、実体のある「もの」にこだわりを持ち、粘り強く細部まで具現化してゆける職種となります。
2.「どうやったら届くかな?」様々な手法と媒体で表現するコンテンツ制作者
プロダクトデザイナーが作った商品を、ユーザーに届けるための仕事をするのがコンテンツ制作者です。
どんなに優れたプロダクトであっても、作ったそのままの状態では誰の目にも触れず誰の手にも届きません。その商品が素敵に使われているシチュエーションを想像しながら撮影を行ったり、見ただけでは伝わらない特徴を文章やコラム記事に書き起こしたり、サイトやSNSでの情報発信や広報活動を行うのがコンテンツ制作者の業務となります。
現在アクシスがコンテンツを発信しているメディアとしては、自社通販サイト、インスタグラム、YouTube等があります。他にも社内で発生する様々なコンテンツの制作に関わりながら、自社プロダクトを広めるための施策を実行しています。
「この商品を必要とする人には、どんな方法で表現すればいいのだろう?」というイマジネーションを膨らませながら、他部署とコミュニケーションを取り、柔軟に手法を変え、スピード感を持って制作しています。
3.「物づくりを支える」縁の下の力持ち的存在、受発注業務担当者
ガラスの食器、木のボックス、真鍮のタオル掛けから紙でできた照明器具まで、多種多彩な商品を企画・販売しているのがアクシスの特徴です。
自社内に工場を持っていないため、多くの商品は外部工場で製造したものを仕入れて販売しており、仕入れ~販売~在庫管理のフローが企業運営のために非常に重要な業務となります。
多品種の商品を扱うという事は、それだけ複数の工場とのやりとりも発生するという事であり、社内外の関係者と連携しながら品質管理、納期管理、在庫管理などを行う必要があります。メーカー業務を支える「縁の下の力持ち」的役割を担っています。
「もの」を作るお仕事と「こと」を作るお仕事。
実体のあるプロダクト=もの、コンテンツやフローなど形のない存在=こと、と定義するとしたら。プロダクトデザイナーは「もの」を作る人、コンテンツ制作者や受発注担当者は「こと」を作る人と言う事ができるかもしれません。