当社は来年度の新卒採用活動の真最中ですが、中途採用にも広く門戸を開放しています。当社従業員に占める中途採用者の比率は約1/4（顧問、執行役員、再雇用者を除く）、時代の流れに従えばこの比率も上昇して行くことが予想されます。

一方、中途採用者の配属先内訳を見ると、管理部門（システム課の総合職や業務課・財務課の一般職）が多く、営業部門では大半が地方支店・営業所勤務者（地域限定採用者）となっています。最も人数の多い本支社の営業部員は、そのほとんどが「三昌商事生え抜き」で固められている訳です。これには「当社ビジネスに精通している」「社内にネットワークを持っている」というメリットもありますが、一方では「ビジネスの広がりに欠ける」「思考方法がワンパターンになる」というデメリットもあります。

今年度の新しい試みとして、営業パーソンの中途採用者を迎え入れました。転職サイト等を利用した一般募集ではなく、リファラル採用によるもので、本人の実力も十分に把握した上での採用です。当社が今まで持っていなかったビジネス領域（取引先、商品）への進出と、フレッシュな思考方法・行動様式を期待しています。

新卒採用にも継続的に注力して行きますが、今後は様々なルートを通じての中途採用にも積極的に取り組んで行きます。「営業力の強化」は人材の獲得から始まる訳ですから…