著名人などに商品やサービスを、いかにも口コミ風に紹介してもらうステルスマーケティング、通称ステマに関してですが、法規制化が進んでいるようです(欧米ではすでに法規制対象らしいです)
ちなみに、ステマの定義に関してですが、「広告であるにもかかわらず、広告であることを隠す行為」とされているようです。このステマ、販促としては非常に優秀らしく、20%くらい売り上げが伸びるらしいですが・・・ステマだとばれた瞬間から悪印象が広まってしまうという諸刃の剣でもあります。
今までは広告だと明示しないステマという手法自体は法的に問題なく、その広告内容が優良誤認を引き起こすような表示や言動でないかぎりは合法となっていました。しかし、今後は「一般消費者に誤認を与える行為」として景品表示法によって規制される予定だそうです(法律改正ではなく、第5条に追記する形となるらしいので、いざ規制しようとしたらすぐに実施されるだろうとのことです)
販促キャンペーンのひとつとして、インフルエンサーさん達を起用することもだいぶ普通になってきた昨今、ちょっとした表記ミスなどでステマ扱いされないように、普段から意識しておくにこしたことは無いでしょう。広報だけでは無く、営業の人も知っておいた方がいいかも?
というわけで・・・
法規制の実施前にガイドラインが用意されるはずなので、しっかりとアンテナをはって動向を見張っておいた方がよいでしょう!
※注意 伝聞が多めの内容のため、細部で内容違うかもしれません。ご容赦を!
参考文献:e-Govに掲載されている報告書「ステルスマーケティングに関する検討会報告書(案)」
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=235070042