仕事で大事にしている言葉
こんにちは。Simfibilitis代表の今野です。
私は昔から4コマ漫画が好きでよく新聞の隅に連載されていた「コボちゃん」や「スヌーピー」を読んでいたのですがスヌーピーの4コマ漫画の中にこんな言葉があります。
You play with the cards you're dealt.. Whatever that mean
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)
「配られたカードで勝負するしかない」というのは私の仕事をするうえで大事にしている言葉の一つです。会社の経営をしていると想定外のトラブルや環境に置かれることが多々ありその度に
「今配られたカードがひどすぎない?笑」と嘆きたくなりますが、
悲観するよりもその手札の中で、なんとか勝つ方法を考えるほうが、精神衛生上とても良いです。
今の状況がベスト。今の環境が最高。と思える方が幸せなんだと思います。
エンジニアにそれを強要するのは酷だという話
IT業界では「配属ガチャ」「現場ガチャ」「エンジニアガチャ」なんてネットスラングのような言葉をよく聞きますが実際に当たらずと雖も遠からずなのかなぁと思っています。
特に私は、この業界で「Sierでのエンジニア」「派遣されるエンジニア」「エンジニア採用担当」「エンジニア人材エージェント」「WEBサービス会社での経営」と浅く広くという意味ではほぼ全てのエンジニアに関わる業務を経験しているので余計そう思います。
実際に派遣や業務委託でお客様先に常駐しているエンジニアさんについては自身が所属している会社さんの営業力や環境などによってとても左右されてしまいがちで
同じ現場で同じポジションで同じパフォーマンスを発揮しているエンジニアさんでも待遇に顕著な差が出たりしています。
その状況って自分の力ではどうしようもならない状況だと思います。
そんなエンジニアの方々に
You play with the cards you're dealt.. Whatever that mean
を伝えるのは自分自身が好きな言葉なだけにとてもつらい状況となります。
そんな状況のエンジニアの方は声を大にしてクソゲーと叫んで良いと思います。笑
Simfonyで実現したいこと
前述したようなクソゲーと嘆くエンジニアさんの環境を改善したいというのが大きな目的の1つです。
その為には
- IT業界の多重下請け構造の是正
- ITエンジニアの待遇向上
という2つを実現する必要があるのですがこれがまたとても難しい課題なんでございます。
※なぜ実現が難しいかは別途書いてみたいと思っています。
難しい課題ですが、この課題を解決した先にはエンジニア/所属企業/採用企業と関わる関係者すべてがより良くなる世界が待っています。
弊社のSimfonyというプロダクトが世の中に普及することでより前述したより良い世界が実現できると強く信じています。
Simfonyが世の中に普及し、シンプルでより良い環境が実現した世界線では
改めて全てのエンジニアさんにこの言葉を贈りたいです。
You play with the cards you're dealt.. Whatever that mean
とにかく、そんな想いで私たちがサービス開発をしていることが少しでも伝われば幸いでございます。