うまくいっているはずなのに、どこか噛み合わないという話。
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最初に話を聞いたとき、
特に問題はなさそうに見えた。
数字も大きく崩れていない。
関係も悪くない。
「順調です」
そう言われれば、
そのまま信じてしまいそうになる。
でも、
少しだけ引っかかるものがあった。
うまくいっているはずなのに、
どこか続いていない。
話を重ねる。
過去の動き。
今のやり方。
これからの見込み。
どれも間違ってはいない。
でも、
どこかで小さくズレている。
大きな原因は見つからない。
ただ、
いくつかの“違和感”が残る。
・判断のタイミング
・優先順位の置き方
・見ている数字の捉え方
どれも些細なこと。
でも、
その積み重ねが、
結果に影響している。
一つずつ整えていく。
大きく変えるわけではない。
ほんの少し、向きを揃える。
しばらくして、もう一度話を聞く。
「最近、少し楽になった気がする」
理由ははっきりしない。
ただ、
前よりも噛み合っている。
問題は、最初からそこにあった。
ただ目立たなかっただけで、
静かに積み重なっていた。