夜、なんとなくコンビニに入る。
特に買いたいものがあるわけじゃない。
棚を一通り見て、
新しい商品がないか探してみる。
でも結局、
何も手に取らずに外に出る。
少し前までは、
ついでに何か買っていた気がする。
お腹が空いていたわけでもないし、
必要だったわけでもない。
でも、
なんとなく手に取っていた。
気づけば、
そういう“なんとなく”が減ってきた。
選ぶ理由がないと、
手に取らなくなっている。
逆に、
ちゃんと理由があるものは、
迷わず選ぶようになった。
特別なものじゃなくていい。
でも、
「これでいい」じゃなくて、
「これがいい」と思えるもの。
そういうものは、
ちゃんと残っていく。
目立たなくても、
静かに選ばれ続ける。
気づかないうちに、
当たり前になっていく。
そんなものが、
少しずつ増えている気がする。