企業の成長を支える開発組織。その中には、ただコードを書くだけでなく、周囲がより働きやすくなるような環境づくりを自ら担うメンバーがいます。
今回は、台湾出身で、元ホテルマンという異色の経歴を持つエンジニア、「髭のおじさん」にお話を伺いました。
「技術は尖っている人に任せて、自分はそれ以外の部分で役立ちたい」と語る彼。 その誠実で熱い仕事のスタンスと、等身大の素顔に迫ります。
目次
30代・未経験からの挑戦。選んだのは「人物重視」の会社
ラジオの言葉をきっかけに。「受け身」から「率先して動く」へ
モニターと台湾ビールを愛し、チームの隙間を埋める存在へ
30代・未経験からの挑戦。選んだのは「人物重視」の会社
前職はホテルのフロントマンやレストランのスタッフとして働いていました。 しかし、「低賃金」や「キャリアの頭打ち」という壁を感じ、30代を過ぎてからIT業界への転身を決意します。
「業界的に高収入が望めず、この先どうしようかと考えた時にIT業界に興味を持ちました。 極端な話、スキル次第で給料が伸びる余地があり、比較的景気のいい安定した業界だと思ったからです。 30代を過ぎて、最初で最後の業種替えだと思って熟慮して決めました」
とはいえ、未経験からの挑戦は決して平坦ではありませんでした。 専門用語も全くわからず、最初のうちは参入障壁の高さを痛感する日々だったと言います。
そんな中、現在の会社に入社を決めた一番の理由は「人物重視」の社風でした。
「面接では、自分の様々な失敗を赤裸々に告白しました。 それでも、冷静にちゃんと向き合って受け入れてくれたのが本当に嬉しかったんです。 入社してみても意地悪な人がおらず、技術力の高いエンジニアが多いことにも驚きました」
ラジオの言葉をきっかけに。「受け身」から「率先して動く」へ
入社後、彼が一番成長を感じているのは「受け身ではなく、率先した行動ができるようになった点」です。 その行動指針が変わるきっかけは、あるラジオ番組での言葉でした。
「お笑い芸人の西野亮廣さんがラジオで言っていた、 『自分から仕事を創りに行く子と指示待ちの子は2週間で差がつく』という言葉に納得したんです。 納得したからには、実践しなければと感じました」
そこから彼は、「自分が出来そうな仕事はどんどん首を突っ込んで巻き取る」ことを意識し始めます。 例えば、それまで上司が行っていた朝会の進行を自ら巻き取る提案を行いました。
「上の人間がやっている仕事で、自分が巻き取れるものは巻き取る。 そうすれば、上の人間はそのおかげでさらに大事な仕事に集中できると考えています」
さらに、ただ挨拶をして終わる朝会に疑問を持ち、「工夫を凝らすこと」も実践。 「3分間の小ネタトーク」や「週一回のストレッチ運動」など、業務前に付加価値をつける改善を続けています。
モニターと台湾ビールを愛し、チームの隙間を埋める存在へ
開発業務においては、「モニターはあればあるほど良い」というこだわりの環境で臨みます。 新しい技術を導入する際は、最先端よりも安定して信頼性の高い「枯れた技術」を選ぶ堅実なタイプです。
「開発で行き詰まった時は、一人で抱え込まずに早めにチームに相談します。 ペアプログラミングを頼んだり、まずはプロトタイプを作って調整しながら進めることが多いですね」
休日はどっぷり格闘技で汗を流し、疲れた体を横たえてゲーム三昧というアクティブかつインドアな一面も。 「台湾といえば夜市!暑い中で飲む台湾ビールは最高です」と笑う親しみやすさも彼の魅力です。
最後に、今後のエンジニアとしての目標を伺いました。
「正直なところ、キャリアの面では、技術は尖っている人に任せようと思い始めました。 自分はそれ以外の部分で役立っていけたらいいなと。 技術力が高い人が多いので、私が他の部分の役割を巻き取るのが一番いいと感じています」
背伸びをして技術だけで勝負するのではなく、今の自分にできることを見極め、チーム全体のパフォーマンスを底上げする。 その等身大で誠実なアクションが、開発チームをより強固なものにしています。
私たちの会社には、それぞれの強みを活かし、お互いの役割をリスペクトし合える環境があります。 背伸びせず、チームのために自分が創れる仕事を見つけていく。 こんな環境で、一緒に働きませんか?