今回は、クリエイティブユニット内、動画チームのチームリーダーとして活躍中の淀川さんのインタビューをお届けします!トライプレックス社内の雰囲気やメンバー、日々の業務のやりがいなどについて聞きました。
淀川 剛
東京都出身。映像制作会社、専門コンサルティング会社の映像制作を経て、2021年入社。
これまで制作した映像は1,000本を超える。
会社の魅力
トライプレックスの入社を決めた理由を教えてください!
選考を進めていく中で1度も違和感を持たなかったことですね。
当時は動画編集の仕事って、時間の切り売りをしてる感覚がもの凄く強くて、マーケティングをかけ合わせたいけどやり方が分からないといった感じでした。
それで話を聞いてみると、規模に対しての動画の比重が大きくて、つまり私が分かっていなかった動画の使い方が分かっている組織なんだろうなと思ったのと、何か質問をした時の回答が、納得というか、納得通り越して共感してました。
こういうのを形容するとフィーリングって言うんですかね。
転職活動を始めて、希望の業種の中では最初にスカウトメールもらったんですけど、そのまま1社目で決めてしまった感じです。
入社前と入社後で感じたギャップはありますか?
ギャップというより、これは私が勝手に油断していただけなんですけど、月初の全体MTGが濃い内容だったことに驚きました。
1日入社だったので、入ってすぐだったんですよ。当時はリモートワークだったし、対面で会社のメンバーと会うのも初めてだった。だから、私も始まるまではどこかお客さんみたいな感じでいたのかもしれないです。
当たり前ですけど、マーケティングを得意としている会社だから、数値に対して丁寧というか、具体的なんですよね。
恥ずかしながら、当時はCTR、CV、CVRくらいしか言葉の意味がわからなかったので、ずっとメモを取り、言葉を調べ、状況を理解するところから始まりました。
頭ずっとフル回転で2kgくらい痩せたんじゃないかと思いましたけど、自分が動機付けたところにちゃんと来たという感じがして楽しかったですね。
トライプレックスのどこが好き?
いわゆるJTCと揶揄される様な考えがないところですね。合理的です、かなり。
それでいて、根性論はナンセンスだけど時に必要だよねみたいな、矛盾したような上手く言語化できない感覚が、共通してある感じもするんですよね。
基本的に皆、可能思考。あるいは可能思考を意識している人が多いからなんですかね。
ついこの間も緊急で集客をしないといけなくなったんですよ。
コピーライターのメンバーが台本を書いて、私が動画編集をして、広告運用のメンバーが広告を出稿して集客する。かなりスケジュールタイトで。
誰か1人でも心が折れていたら、出来なかったと思いますね。ただ、皆ちょっとだけテンション上がってたんですよね(笑)
その感じで、ああ、全然大丈夫じゃんって思いましたね。
動画編集って1人で出来てしまうので、組織に属さなくたって出来る。
でも、今話したエピソードなんかは組織に属してるからこそで、そういうのがあるのは良いですよね。
現在の仕事について
部署、チーム内ではどのようなポジションですか?
クリエイティブユニット内、動画チームのチームリーダーです。
動画チームが何をやっているかというと、メインは集客用の動画広告ですね。
プロダクトによっては動画コンテンツがあったりするので、それも制作することもありますが、より利益に繋がる制作を内製する基本方針があるので、広告に注力して、コンテンツは外注することもあります。
外注する協力会社や業務委託先と社内のメンバー含めたチーム全体の制作の進行管理が私のメインの仕事です。
ただ作れば良いわけではなくて、私たちが目指しているのは、2つあって、1つは制作物の量、これは必要な数を作ることと期限を守ること。もう1つは質。これは反応率とブランディングの観点での質です。ここが醍醐味ではありますね。
そのため、当然そこに付随する、パフォーマンス向上のための施策を考えて実行したり、仕組みづくりや、制作者へのフィードバックもします。
もちろん、私自身も編集もしますし、撮影もします。
1日の仕事の流れを教えてください
まずは前日の振り返りをしますね。
良かった点は再現性を高めていく、悪かった点は再発防止。この観点から何か言語化できることはないか、振り返ります。
あれば、リストに書き留める。次回から必要なタイミングでその項目をチェックするためのものです。言語化するのは私たちの文化でもありますね。
それが終わったら、今度は今メインで携わっている事業のKPIの数値確認。
その後に動画ごとのCPAとCV、ROASの確認をします。
確認しながら、定例MTGで確認したいことをまとめます。よっぽど異常値だと、その場で広告運用担当に確認することもありますね。
このルーティンが終わってからその日の制作に取りかかります。
その日の制作は日によって違いますね。
仕事のやりがいは?
特に広告はルーティンワークじゃないから底が見えないんですよね。
これは、辛いと言えば辛いところなんですけど、実直に向き合うことで、出来ることが増えたり、強みに気が付いたりとか、自分自身に驚ける感覚があります。
まだまだ、ちっぽけなんですけど社会人10年くらいやってきて、ようやくちょっとずつ報われてきたのかなという感じはします。
やっぱり、出来ることは変わってないのに年齢だけ重ねていくのは、考えただけでもゾッとするので、半強制的に改善点、伸びしろについて考えさせられる環境は性に合ってるし、全く退屈しないです。
今後どのように成長していきたいですか?
自分の判断全てに納得してたいですね。
これは人生のテーマでもあるので、当然、仕事も例外ではなくて。
個人でやっていくのか、組織でやっていくのか。組織ならどういう組織、会社に入るのか。そういうことを考えた上で、今ここに居るので、それを大切にしたいです。
自分個人のビジョンと会社のビジョンが同じ方向に向いてるから居るわけだし、じゃあ今、会社が新たなプロダクトに向けて動きだしました。
となると、やっぱり、そこに寄与して良いプロダクトを作りたいですよね。
とここまでが理想の話なんですけど、それには当然、粛々と動画を作っているだけではダメで、動画制作のため以外のインプットを増やさないといけないし、並行して既存事業を盤石なものにするために、今の立場からやるべきこととして、やっぱり動画のこともやらなくてはいけないし、それをこなす体力も健康も必要ですし、心技体みたいな話になってくるので、まずはセルフイメージを高く持っていられるようになりたいですね。
それで、共感してくれる新しい仲間も引き込んでいきたいですよね。
人について
トライプレックスのメンバーはどんな人が多いですか?
メリハリを付けるのが上手な方が多いですね。
めちゃくちゃ働いている人ほど、しっかり休暇を取っている。
私もこまめに休暇を取ってます。
やっぱり、時間がない、お金がないよりもタイミングが合わないことでそもそも選択肢から消えてることって一番多いと思うので。
私がそう思うようになったのは、ここ数年の話なんですけど、とっくにそれに気が付いてる人たちなんだろうなと思ってます。国が働き方改革関連法まで作って促す程に有給消化率が低いっていう世の中なのに、全くそれを感じさせない会社ですね。
それで成立してるってことは、自律性と責任感を持ち合わせた人が集まってるとも言えると思うので、ここも私たちの強みだと思います。
休暇で養った英気は貢献という形で還元しないとって思いますし、良いことばかりですね。
どんな人と一緒に働きたいですか?
会社で起こっていることを自分事として捉えてくれる人ですね。
種類は違えど、有名な大企業だって問題がないなんてことは無いと思う。
逆に言ったら、問題があったとしてもそれくらいじゃ、会社っていうのは止まらないんですよね。
だからこそ、それを自分事として捉えた時に、そういう会社じゃ嫌だなって思うか、別にいいかって思うかの違いというか。
特に、0を1にする人、1を10にする人、これは当然評価されますよね。まぁ分かりやすいですよね。
でも、私は-1を0にすることも大事だと思うんですよね。
ただ、エネルギーの使い方によっては非合理的だしスルーしろっていう意見も理解できる。
それに0にしたところで0なんで気付かれすらしないことだってある。
評価だったり、賞賛を求めてたらやってらんないと思う。
上手くいかなかった時だけ、めちゃくちゃ目立ちますし(笑)
でも問題に向き合った経験は消えないし、ある時、また巡ってくることが多いんですよね。あ、これ進研ゼミでやったところだ!って昔、そういう漫画広告がありましたけど、ああいう感覚です。
さっきのどう成長したいかという質問とも似てますが、だいぶ長期戦ですよ。そうやって安住しない人がいいですし、自分自身もそうでありたい。
もしかしたら、ここじゃ叶わないかもしれないと思ったら辞めてしまうかもしれない危なさはあるんだけれども、一生付いて行きますみたいな人より信頼できます。
これを読んでいる方にメッセージをどうぞ!
最近よく「日本人は睡眠を軽視し過ぎている」といった類の話を耳にします。
昔から「1日の1/3は寝ているのだから寝具には気を使った方が良い」みたいな話もよく聞きました。そうだよなと思う方も多いと思います。
会社も似てるよなぁと思います。会社勤めの人にとっては1日の1/3以上は会社で過ごしますし、そこでどういう気持ちで過ごすかが、それ以外の時間に与える影響ってもの凄く大きいと思うんですよね。
それなのに、仕事に関して明るい話題ってのはネット見てても少ないし、ドラマでは上司は倍返しをくらうものだし、そういうもんでしょ仕事ってみたいな割り切った向き合い方が多い。
私もとても分かります。転職も2回してます。
でも、それがあったから、良い悪いではなく合う合わないを考えるようになりました。
Wantedlyさんのミッションは“究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす”って書いてあったんですけど、これってその人の合う会社へ繋げたいってことなのかなと思いました。
「自分に合う会社かどうか」が一番プライオリティが高いんだという方。こだわりが強くてもいいです。
そういう方にはより細かいところまでお話できると思いますので、ぜひ、お話を聞かせてください。