五十嵐 太郎(群馬弁護士会所属)
経歴
中央大学附属高等学校 卒業
中央大学法学部 卒業
東北大学法科大学院 修了
新司法試験合格
最高裁判所司法研修所 終了
趣味:野球
弁護士を志した理由
中学生のときに、若手弁護士が奮闘する「花村大介」というテレビドラマを観たことが最初のきっかけで、法律の専門知識を武器に、困っている人を助けるという弁護士の仕事に興味を持ちました。
高校卒業後は大学の法学部に進み、大学在学中に所属していたゼミで、現役の弁護士から、弁護士の具体的な業務内容を教わりました。
弁護士が人の人生を左右する責任感の大きな仕事であることに改めて魅力を感じ、自分も司法試験を受けて弁護士になろうと心に決めました。
当事務所に入所した理由
弁護士としてのキャリアをスタートした最初の事務所では、主に企業法務に従事していました。次に入所した事務所では、訴訟事件が多かったです。
一般民事を経験してからは一般の方のトラブル解決をサポートしたいと思うようになり、一般民事を扱っている法律事務所を探すなか、当事務所の代表2人と話をして、魅力的な人柄に触れ、こちらに入所することを決めました。
若い力に溢れ、スピード感をもって対応できるのが当事務所の特徴です。
弁護士としての強み
「真の声」を聞き、最善の解決を目指します。
以前、窃盗で起訴された被告人の弁護を引き受けた際、被告人の「とったことに間違いないです」という言葉に、何か違和感を覚えました。
会話の中で気になることもあり、その被告人にメンタルクリニックを受診させたところ、軽度の知的障害があることがわかりました。
改めて話を聞いてみると被告人の「とった」は、「盗んだ」という意味ではなく、「取った」、つまり、「忘れ物をただ持ち去っただけ」という感覚であることがわかったのです。
その他、防犯カメラ映像の精査や検察官に対して未開示証拠の開示請求をするなどしました。
その結果、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金とされる「窃盗罪」ではなく、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金となる「占有離脱物横領罪」という判決が認められました。
依頼者の言葉を表面的に聞くのではなく、表情や口調にも注目して「真の声」をことで、初めて真実が見えてきます。
また、依頼者が必要以上に罪の意識を感じているケースもあります。弁護士としては一歩引いて冷静に状況を把握し、依頼者の心情に配慮しながら最善の解決策を導き出す必要があります。
相談者の話を聞く際に大切にしているのが「共感力」です。例えば男女トラブルでのご相談では、相談者が感情的になっていることも少なくありません。相手への愚痴や怒りなどを打ち明けられることもありますが、「法律論とは関係がないから」と話を遮ることはせず、その方の立場に立って共感を示しながらお話を伺っていきます。
また、相談者の気持ちや考えがまとまっていない場合、話を伺いながら「事実」「感情」「主張」の交通整理をし、最善の選択ができるようにサポートしていきます。
※掲載中のココナラ法律相談より抜粋しております。