メンバー紹介vol3:Sales 鈴木 恵美子「働き方改革なんて無理だ」—。20年間 仕事中心だった私に、DXの可能性をみせてくれた『AutoDate』との出会い。 |
はじめまして。株式会社Marsdyの営業/事業開発として7月に入社した、鈴木 恵美子と申します。
「働き方改革」と言葉にするのは簡単だけれど、実際にそれを体感できた人はどれほどいるのでしょうか。
少なくとも以前の私は、どこか遠い世界の話だと感じていました。これまで私は、仕事を中心とした人生を送ってきました。 そのことに後悔はありません。むしろ誇りを持っています。
ただ、ふと立ち止まったとき、「この先もずっと、この働き方でいいのだろうか」と思う瞬間があったのも事実です。
そんな中で出会ったのが、Marsdyの提供するAutoDateというプロダクトでした。 数値管理という“見えづらい労働”を自動化し、企業の中で当たり前になっていた非効率な業務に、変革をもたらす。
これは単なるDXではなく、“働き方そのものを変える”可能性を秘めたサービスだと感じたのです。 そして、私自身の働き方にも、変化が起きはじめています。
この記事は、
「業界に縛られながら転職を考えている」
「今の働き方にどこかモヤモヤを抱えている」
そんな方にこそ、ぜひ読んでいただきたいです。
事業開発本部
鈴木 恵美子
自己紹介
営業職としてのキャリアは20年以上になります。 そのうち直近13年間は、医療業界に身を置きながら経験を積んできました。
プレイヤー時代には外資系の医療機器メーカーで世界一の営業成績を収めたこともあり、直近4年ほどは営業マネージャーとしてチームを率いてきました。
仕事をする上で大切にしてきたのは、誠意を持って人と向き合うこと。
それはお客様に対しても、社内のメンバーに対しても同じです。 誠意が伝われば、信頼が生まれる。信頼があるからこそ、いざというときに力になってくれる人が現れる。そんなふうに、仕事も人間関係も築いてきました。
営業という仕事は、これからも生涯続けていきたいと考えています。 特に、自分の営業力が“世の中の役に立っている”と実感できる瞬間に、大きなやりがいを感じます。
そういう意味で、「AutoDate」というプロダクトは、まさに私の価値観と重なるものでした。
プライベートでは海外旅行が大好きで、年間10回ほど飛び回っています。 朝ランが日課で、週に一度はパーソナルジムで限界まで追い込まれる生活。ほぼ毎日、どこかしらが筋肉痛です。
ちなみに、誰にも信じてもらえませんが、自称人見知りです(笑)。
Marsdyとの出会い
転職を考えたきっかけは、前職の変化でした。 医療系スタートアップにて営業マネージャーとして働いていたのですが、経営方針の見直しにより、営業体制を代理店中心に移行することが決まりました。
会社として次のステージに進むタイミングで、私が現場に残り続けることはかえって負担になると感じ、会社を応援する気持ちで希望退職に手を挙げました。それが、次の一歩を考えるきっかけになりました。
そんなとき、前職の先輩がMarsdyのCOOとして活躍していることをFacebookで知り、自然と興味を持ちました。
[参考:COO 鈴木規仁のインタビュー記事]
そこからAutoDateの存在を知り、その内容を見たとき、心が動いたのを今でも覚えています。
「これ、面白いな」
医療業界という枠にこだわらなくても、世の中の役に立てる領域はたくさんある。
そう素直に感じましたし、なにより営業マネージャーとしての自分の経験が、このサービスに活きるのではないかと思えたのです。
私はこれまで、契約フローの見直し、RPAの導入、SFAからの数値管理など、営業組織をより良くするためにいろいろな改善に取り組んできました。
でも、そこには「頑張ってもなぜかひずみが残る」現実がありました。
誰かが裏で手作業をすることになったり、属人化して機能しなくなったり、結局週末に事務作業を抱えたり…。
そんな現場経験があったからこそ、「すべての会社の“誰にでもできる仕事”をゼロにする」というMarsdyの言葉は、まるで答え合わせのように胸に響きました。
これは理想じゃない、現場を知っているからこそ「本当にできる」と思えた。そして、私の営業力を、このサービスのためにめいっぱい使いたいと感じたのです。
入社前のイメージ
スタートアップやフルリモートという働き方は、私にとって初めてではありませんでした。
だからこそ不安はなく、むしろ前職で経験した課題――メンバーの稼働状況が見えにくいことなど――をどう克服できるかに興味がありました。
Marsdyでは、当時の課題を一緒に経験してきたCOOが、しっかりとしたルールや仕組みを整えてくれていたので、安心感を持って入社することができました。
カルチャーについても、最初から「派手さ」より「堅実さ」を感じていました。 いわゆる“スタートアップのワイワイ感”はなく、着実に足元を固めて進んでいく印象。 実際に入社してみても、その感覚にズレはなかったです。
入社後のギャップとやりがい
AutoDateが顧客の課題を解決できることは、入社前から信じていました。
展示会に参加した際、来場者の反応からその確信がさらに強まりました。
これは本当に、どんな業界・職種の人にも刺さるサービスだと思っています。
一方で、組織づくりにはまだ改善の余地があると感じています。 だからこそ、自分がその変化を起こしていける余白があるのは、むしろ大きなやりがいです。
今のMarsdyは、役割分担やルールがまだ整っていない部分もありますが、それを一緒につくっていけるフェーズ。
「これは誰の仕事か」ではなく、「できる人が、できることを自然と引き受けていく」ようなカルチャーを、私自身が育てていけたらと思っています。
今後の目標・挑戦
Marsdyで果たしたいのは、「誠実な営業」の型をつくり、組織に定着させること。テクニックや数字を追いかける営業ではなく、顧客の課題にしっかりと寄り添う営業を広げていきたい。
そして将来的には、チーム全体の売上を引っ張れるような仕組みづくりにも取り組んでいきたいと思っています。
私には、複数社での営業経験やマネジメント経験があります。いろいろな現場を見てきたからこそ、「AutoDateがあればあの時もっと変えられた」という実感がある。
それが、私がこのプロダクトを心から勧められる理由です。また、代理店拡販の経験もあるので、パートナーとの関係構築や教育といった面でも力を発揮していきたいと考えています。
読者へのメッセージ
私も以前は、業界を変えることがキャリアにとってマイナスになるんじゃないかと不安に思っていました。でも、今は「自分の心が動く仕事を選んで本当によかった」と感じています。
Marsdyは、ただ「自由にやれる会社」ではありません。むしろ、自分を律しながらチームの中で最大限の力を発揮することが求められる場所です。
怠けず、自走し、周囲と誠実に向き合える人にとっては、最高にやりがいのある環境だと思います。