Amazonで買い物をするとき、
「この商品はAmazonの商品なのか?」なんて、ほとんど考えません。
欲しいものを検索する。
比較する。
買う。
そして届く。
その裏側には、メーカー、販売店、倉庫、配送会社など、たくさんの企業が存在しています。
Amazonがすごいのは、すべての商品を自分たちで作ったことではありません。
世の中に散らばっていた商品を集め、必要な人に届ける巨大な「流通」をつくったことです。
私は、人材業界にもこれが必要だと考えています。
求人も求職者もいる。それでも出会えていない
私たちが今、特に取り組んでいるのが製造業です。
日本の製造業では約1,000万人が働き、全国に膨大な数の求人があります。
一方、仕事を探す人は求人サイトを見たり、人材紹介会社や派遣会社に登録したりしています。
ところが、この市場はかなり分断されています。
ある人材会社には求職者がいる。でも、その人に合う求人がない。
別の会社には大量の求人がある。でも、紹介できる人がいない。
Web上にも多くの求職者がいる。
でも、その人に合う求人までたどり着けるとは限らない。
求人がないわけでも、人がいないわけでもない。
うまく流通していないのです。
だったら、つなげればいい。これがJobuddyの出発点です。
求職者も求人も、自社だけに閉じない
Jobuddyでは、自社でもWebマーケティングを行い、求職者を集めています。
同時に、全国の人材紹介会社や派遣会社とも連携しています。
求人側も同じです。
自社で求人を開拓する一方、他の人材会社が持つ求人とも連携する。
つまり、自社で集めた求職者 × パートナーが集めた求職者。
自社で開拓した求人 × パートナーが持つ求人。
これらを一つの流通の中で動かしていく。
Amazonにも、自社で仕入れた商品だけでなく、さまざまな企業の商品があります。
「誰が持っているか」ではなく、必要としている人に、より多くの選択肢が届くことが重要だからです。
人材でも同じことができると考えています。
ただ、人材は「つなぐだけ」では流通しない
ここが、モノと人材の大きな違いです。
Amazonなら、商品を選んでクリックすれば物流網によって届きます。
仕事はそうはいきません。
給与は合うか。
勤務地はどうか。
本当に応募するのか。
面接を受けるのか。
内定後、本当に入社するのか。
何度も人の意思決定が入ります。
だからJobuddyは、求人と求職者をシステム上でマッチングして終わりにはしません。
仕事の提案、面接調整、面接前後のフォロー、意思決定の支援まで行う。
私たちは、テクノロジーだけでなく、こうしたオペレーションまで含めた仕組みをWaaS(Work as a Service)と呼んでいます。
人と仕事をつなぐのではなく、実際に人が動き、就業が成立するところまで流通させる。これがJobuddyの考える人材流通です。
「人が仕事へ動く流通インフラ」をつくる
私たちが目指しているのは、単純に「大きな人材紹介会社」になることではありません。
Amazonが単なる巨大な小売店ではなく、モノが流れるインフラになったように、Jobuddyも、「人が仕事へ動くための流通インフラ」になりたい。
まずは、約1,000万人が働く製造業から。まだ完成していません。
むしろ、今まさにつくっている途中です。
だから、営業も、マーケティングも、プロダクト開発も、オペレーション設計も必要になる。
出来上がったサービスを運営するのではなく、多くの企業、人材会社、求職者が参加する市場そのものを、どう成立させるか。そんな仕事です。
Amazonが「ネットでモノを買う」という当たり前をつくったように、
私たちは、「仕事を探すなら、Jobuddyに行けばいい」という当たり前をつくりたい。
人材業界にまだ存在していない巨大な流通を、今つくっています。