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「社会的なインパクトを与えたい」Webフロントエンド第一号に聞いたURBAN HACKSの自由度と可能性

こんにちは、東急株式会社「URBAN HACKS」採用担当です。

URBAN HACKSは、交通事業を軸に不動産や商業施設開発、ホテル等多彩な事業を展開している東急株式会社が、街づくりにおけるDXを目的に、2021年7月より生まれた新組織です。現在、新たなイノベーションを生み出すべく、積極採用を進めています。

今回のインタビューは、URBAN HACKSに在籍しているフロントエンドエンジニアの真鍋さんです。一人目のフロントエンドエンジニアとして真鍋さんがジョインした理由や、URBAN HACKSの魅力、今後の展望などについて伺いました!

テレビやスマホ事業の前線でWebサイト制作に従事

―まずは、真鍋さんのキャリアについて簡単に教えてください。

真鍋:私はアニメや映画が好きだったので、人を楽しませるエンターテインメント系のフロントエンドエンジニアを目指し、新卒でテレビ局のWeb制作を行っている会社に就職しました。

業務内容としては、テレビ番組やアニメ、映画のホームページを作ったり、番組と連動したWebのリアルタイム企画を手掛けたりしていました。テレビなので通常のWebサイトよりもアクセス数やSNSの反響が多く、すごくやりがいがありましたね。

ただ当時はフロントエンド業界がめまぐるしい変化を遂げていて、ReactやVue.jsなどモダンなフレームワークが登場していました。フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを考えるなら新しい技術を学ぶべきだろうと思いましたし、今後は長期的なビジネスに携わってみたいとも考え、楽天モバイルに転職しました。

―楽天モバイルでもWebページ制作を手掛けていたのでしょうか?

真鍋:はい、楽天モバイルのWebページ全般を担当していました。楽天モバイル全体のデザインシステムを構築したほか、陳腐化した技術スタックをReactに置き換えるリファクタリングも担いました。開発リソースと折り合いをつけながらリファクタリングを進めるのは非常に大変でしたが、良い学びになりました。

URBAN HACKSのWebフロントエンドエンジニア第一号としてジョイン

―なぜ、楽天モバイルから転職しようと思ったのでしょうか?

真鍋:楽天モバイルでの制作が一段落ついたため、新しい環境でチャレンジしたいと思ったからです。楽天はどちらかというと組織内で独自の仕組みを構築している側面が強かったので、フロントエンドエンジニアに求められる世間的なニーズを改めて知りたかったのも理由の一つです。

次の組織には、縦割りというよりも横断型で、別の分野のメンバーにも気軽に相談できるような環境を求めました。

―なぜ、東急を選んだのでしょうか?

真鍋:自分の生きがいを残せそうだと思ったからです。これまで私が働いてきたのはテレビや携帯事業で、ユーザーの母数が非常に多くやりがいはありました。ただ、個人的には「もっと社会的なインパクトを与える仕事をしたい」という思いがどこかにあって。東急は大企業で、なおかつ鉄道やホテル、スーパーなど生活に直結するさまざまな事業を手掛けています。ここなら、フロントエンドエンジニアとしてユーザーに寄り添いながら社会の役に立てるのではないかと思い、応募しました。

―真鍋さんが入社した当初は、フロントエンドエンジニアが不在でした。不安はありませんでしたか?

真鍋:私自身はそこまでスペシャリストなフロントエンドエンジニアではないので、多少心配はありましたが、基本的に前向きな気持ちでジョインしましたね。東急自体がすごく魅力的な企業ですから、URBAN HACKSもすぐにメンバーは増えるだろうなと。

メンバーが私一人ということは、逆に考えると自分の好きなように環境を作れるということでもあります。これまでの経験を駆使して、働きやすい組織にしようと考えていました。

デファクトスタンダードな技術を選定し今後の開発に備える

―東急に入社してからは、どのような業務を行っているのでしょうか?

真鍋:現在は、フロントエンドエンジニアとして直接手を動かすというよりは、今後進めていくべきプロジェクトに関する各所へのヒアリングと、フロントエンドチームの構築がメインです。今は2人目のフロントエンドエンジニアがジョインしてくれたので、技術選定について議論中です。

実際に東急の内側に入ってみると、事業会社の多さやその幅広さに驚かされます。一方でテクノロジー面では、現在運用中のシステムがブラックボックス化しているような側面もあり、これを今後どう新しいものへと変えていけるのか、ワクワクしているところです。

―どのような技術を使う予定ですか?

真鍋:フロントエンドは基本的にReactとNext.js、TypeScriptを使用する予定です。前職の頃はVue.jsでも十分でしたが、東急はログイン認証周りの技術が必要になりますし、より複雑で横断的な仕組みになります。また、世界的なニーズを見てもこれらの言語、フレームワークがデファクトスタンダードになっていると思います。実際の開発面でも採用面でも、有利に働くだろうという判断で選びました。

―今後、どんなプロジェクトが動き出しそうですか?

真鍋:東急電鉄関係のWebページや、ホテルのWeb予約システムのリニューアルなどを検討中です。将来的には東急電鉄の改札機の刷新もありそうなので、こうした計画に対してWebがどのような付加価値を与えられるのかアイディエーションしています。

部署や職能を超えた、広い世界で働いている感覚がある

―働いてみて、URBAN HACKSはどんなところが魅力だと感じますか?

真鍋:自由度の高さでしょうか。VPoEの宮澤さんからは「好きなようにやっていいよ!」と言われていて任されている嬉しさがありますし、実際自由に動けるのでストレスフリーですね。

メンバーはこれまで数々の修羅場を乗り越えてきた歴戦の戦士たちばかりで、物事が進むスピード感が非常に速くて刺激的です。組織自体が非常にオープンでコミュニケーションが取りやすいのも特徴ですね。メンバー同士が気軽に連携しながら、インフラやデザインなど別分野の技術についても学びを深められます。もちろん事業会社の方々の話を聞く機会も多くて、今までフロントエンドだけで閉じていた世界が広がっていく感覚があります。

さまざまなプレイヤーがURBAN HACKSを動かしているのを感じますし、そこに対して自分ができることを探るのは、非常に勉強になります。

―今後、東急でどんなことをやりたいですか?

真鍋:基本的に何をやっても楽しそうだという期待があり、ホテルや不動産、電鉄、どんな事業であってもユーザーがハッピーな気持ちでより良い生活を送れるようになれば一番です。メリットが生まれるようなことなら、なんでもやりたいですね。その中で自分自身もスキルアップしていければなと。

その前提はありつつも、テレビの世界にいた自分としては、多くの人を楽しませられるようなエンターテイメント的な施策にもいつか取り組んでみたいです。今はどちらかといえば東急沿線住民の生活を豊かにするという観点で基盤を固めていくフェーズですが、ベースが整いさえすれば、街単位で気軽に誰もが参加できるようなイベントの実施も可能だと思います。ほかにも例えば渋谷の街をメタバースにしてしまうなど、フロントエンドの範囲を超えた何かができたら、すごく楽しそうです。

東急の可能性を信じ、想いを持って能動的に動ける人は大歓迎

―最後に、URBAN HACKSにはどういう人物がマッチすると思いますか?

真鍋:技術面でいうなら、もちろんReactとNext.js、TypeScriptに親和性の高い人が来てくれると嬉しいです。

性格的には、能動的に自分から動ける人ですね。まだ人数が少ないこともあって、待っているだけでは何も進みませんから、東急が持っている可能性に期待をして自分から「こうしたい!」という想いを持って議論ができるといいのではないでしょうか。

私個人としては、フロントエンドチームを心理的安全性の高い、心地よく働けるチームにしたいと思っています。一緒にコミュニケーションを取りながらワイワイ楽しんで仕事をしたい人は、ぜひ応募してください。

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