昨今の労働市場において、新たな採用チャネルとして注目を集めている「高卒採用」。しかし、これまでの採用活動とは異なるノウハウが求められる領域でもあり、多くの企業が課題を抱えています。 ミライズ株式会社が提供する高卒採用支援サービス「高チャレ」では、企業が自走して採用を成功させられるようサポートする専門部隊を設けています。
それが、CS事業部の「採用支援課」です。今回は、採用支援課を牽引する今町駿介さんに、高卒採用におけるCSの役割や、LTV(顧客生涯価値)を最大化させるための活動、そして未経験からでも活躍できる環境についてお話を伺いました。
今町 駿介 / CS事業部 採用支援課
ミライズ株式会社の創業期に参画し、初めは高校の現場で先生方と協力しながら、高校生の就職活動の支援を担当。その後はCS事業部 採用支援課にて、企業への高卒採用サポート業務を統括。現場での顧客折衝からチームマネジメントまでを担い、企業の採用力強化に向けた伴走支援を行っている。
高チャレとは?
ミライズが展開する『高チャレ』は、Webサイトと学校で配布する「教科書」の両輪でキャリア教育から伴走する、高卒採用特化の支援サービスです。
事業の最大の特徴は、キャリア教育の一環として授業で配布される独自の『教科書』を用いている点です。単なる求人広告ではなく、信頼性の高い情報として高校生に企業の魅力をダイレクトに伝えられます。
この事業を最前線で支える組織として、新規開拓を担う「法人営業部」と、ご契約後の伴走や制作、学校現場のサポートを包括的に担う「CS事業部」が存在します。 CS事業部(全体で約15〜18名)の内部はさらに4つの課に分かれています。教育現場の先生方や高校生へアプローチする「学生支援課(学校部隊)」、制作物のディレクションを専門に行う「制作課」、求人票の添削などでフロントを支える「サポート課」、そして今回ご紹介する、企業様に深く入り込んで採用成功を伴走支援する「採用支援課」が連携して動いています。
★高チャレサービスとその他の部署については下記から!★
【サービス紹介】労働力減少時代、企業の「採用力」を再構築する一手。「高チャレ」で実現する、高卒採用という名の構造改革 | ミライズ株式会社
【業務内容紹介】未経験から"提案"に集中できる。ミライズのセールス職、そのリアルと魅力 | ミライズ株式会社
【業務内容紹介】教育現場と企業をつなぐミライズの顔。「学校部隊」のリアルな仕事内容とは | ミライズ株式会社
高卒採用の1年を伴走し、企業を「自走」へと導くサポート体制
ーーまずは、CS事業部における「採用支援課」の具体的な業務内容について教えてください。
基本となるのは、『高チャレ』をご契約いただいた企業様に対して、高卒採用を成功に導くためのサポートを行うことです。特に新規ご契約時に有料のサポートプランへお申し込みいただいた企業様には、1年間にわたり私たちがしっかりと伴走し、高卒採用に必要なノウハウを網羅的にお伝えしています。
具体的には、初めて高卒採用を行う企業様であれば、求人票の作成から一緒に進めています。例えば初任給の設定や仕事内容の魅力的な見せ方など、条件面の定義づけから入ることが多いですね。さらに、学校を訪問する際に「先生にはこういう話し方をすると魅力が伝わりやすいですよ」と具体的なレクチャーを行ったり、生徒が見学に来た際や応募があったときの対応方法、内定後の入社までのフォローなど、採用活動の一連の流れをメインでサポートしています。
ーー『高チャレ』の運用や採用活動のノウハウ提供がメインですが、企業の採用を成功させるために、それ以外にも幅広く支援を行っているのでしょうか?
そうですね。ベースとなる採用活動の土台が整った後、あるいはサポートを進める中で課題が見えてきた際には、追加のご提案も行っています。例えば、「採用サイトや動画、パンフレットなどの見え方(採用ブランディング)を整えたい」「高卒の入社までに欠員を補充したい」「高卒社員の育成を任せられる先輩を中途で雇いたいが、やり方がわからない」といったご相談です。
実は、こうした中途採用や採用ブランディングの領域もミライズのCSがカバーしています。
▼採用支援課の高チャレ以外の業務内容はこちら!
私たちは事業部のバリューとして「顧客の代わりに悩み、変化を後押しする提案をする」を掲げています。企業様の価値観や好み、そこに至った経緯まで深く理解したうえで、「自分だったらこれを選ぶ」と言える解決策を提案し、企業様が自走できる状態を一緒に作っていくことが、結果的に長期的なお付き合いに繋がっていきます。
現在、採用支援課には約6名のメンバーがおり、この過程を最前線でサポートしていますね。
ーーそこまで深く伴走されるとなると、どこまでサポートに入るか、線引きが難しそうですね。
確かに、ミライズのメンバーは顧客志向が非常に強く、「企業様のためになるなら」と、現状ご契約されているサービスの範囲だけにとどまらず、課題のヒアリングや解決策の提案を行っています。
実際、定期的なヒアリングを通じて課題を見つけ出し、解決に向けた道筋をつけるところまでは、プランに関わらずしっかりと入り込んでいます。
私たちのCS事業部のミッションは、「顧客に寄り添い伴走し、結果とプロセスで満足させる、唯一無二の『相棒』になる」ことです。
決してボランティア組織ではないため、ビジネスとして成果を上げることは大前提ですが、まずは初期のサポートを通じて『相棒』としての価値や本気度を感じていただきます。
その結果、「より具体的なノウハウが詰まった資料が欲しい」「本格的にパンフレットを制作したい」とご要望いただいたタイミングで、有料プランや追加のご契約へと切り替えていただいていますね。
このプロセスがあるからこそ、多くの企業様から深い信頼を得られ、強固なパートナーシップに繋がっているのだと思います。
経営層と直接対話し、企業の未来を共に描く。現場へ足を運び、深い信頼を築くCS
ーー採用支援課のメンバーは、日々どのようなスケジュールで動いているのでしょうか。
CSというとオフィスでパソコンに向かっているイメージを持たれるかもしれませんが、私たちの部署はほとんどの時間を外勤に充てており、週の3日ほどはお客様のところへ直接訪問しています。午前と午後に1件ずつ訪問し、移動の合間や夕方にオフィスへ戻ってから、求人票の添削や提案資料のチェックを行ってます。
訪問先では、単に会議室で打ち合わせをするだけでなく、実際に工場やオフィスを見学させていただくことも多いです。現場で働く若手社員の方から直接お話を伺い、「高校生にはこの働きやすさをアピールしましょう」と提案の種を探したり、職場のリアルな雰囲気を肌で感じたりする時間は、魅力的な求人票やパンフレットを作る上で欠かせません。
机上のデータや資料だけで判断するのではなく、実際に現場の空気を体感するからこそ、企業様自身も気づいていないような「リアルな魅力」を見つけ出し、高校生に響く言葉で言語化できると考えています。
▼採用支援課の1日のスケジュールはこちら
ーー効率化が重視される今の時代において、あえて「直接訪問」にこだわっているのには、どのような理由があるのでしょうか。
直接訪問にこだわっている理由として、私たちの事業部では「人と人とのつながりを最優先する」というバリューを大切にしているからですね。
効率化が進む時代に逆行してでも、あえて会いに行き、電話をし、雑談を交えながら泥臭く関わる。そうやって営業と顧客という垣根を超えた関係性を築くことでしか、企業様の「本音」や熱量、課題の背景は引き出せません。
これまでのデータを見ても、直接お会いした回数が多いほど、結果的に企業様の採用成功に近づき、それが長期的なお付き合いに繋がることが明確に出ています。そのため、私たちCSのKPIの1つとしてクライアントへの接触数が設定されています。
また、高卒採用を行っているお客様は中小企業が多く、採用担当者を社長や経営層が兼任しているケースが非常に多いですね。中途や大卒の採用は担当者に任せていても、「高卒だけは社長が動く」という会社も珍しくありません。そのため、経営者と直接お会いしてお話しできる機会が多いのも特徴です。
ーー経営層の方々と直接採用のお話をされる中で、どのような面白さを感じますか?
単なる採用の手法だけでなく、「10年後、この会社をどうしていきたいか」といった企業の未来に踏み込んだお話を伺うことがあります。実は中小企業の社長にとって、月に1回ほどのペースで直接訪問してきて、経営課題や採用課題について真剣に議論できる外部の人間というのは、意外と他にいないことが多いんです。
だからこそ、私たちが定期的に足を運んでお話を聞くことで、経営や採用の壁打ち相手として頼っていただけるようになり、結果として会社の中長期的なビジョンまでお話しいただけるのだと思います。
もちろん、最初からすべてを理解できるわけではありませんが、様々な業界や職種のお客様を担当し、現場の担当者様から経営者様まで幅広い方々と対話する中で、世の中のビジネスがどう成り立っているのか、経営者が何を大切にしているのかを構造的に理解できるようになっていきます。そうした知的好奇心を持ち、いろいろな物事に興味を持って勉強していける人にとっては、自身の成長にも繋がる非常に面白い環境だと思いますね。
未経験からでも採用のプロへ。企業に「自ら選ばれに行く」スタンスを浸透させるCSの役割
ーー経営層と対等にお話しするとなるとプレッシャーも大きそうですが、新しく入ったメンバーはどのように専門性を身につけていくのでしょうか。
まずは、高卒採用を成功させるためのノウハウや市場感についてまとめられた社内の資料をベースに、知識をインプットしてもらいます。ベースの知識はしっかりと整っているので、未経験からチャレンジするメンバーにも体系的に教えやすい環境ができています。
もちろん「あとは現場で学んで」と放り出すようなことは決してしません。早い段階から先輩の商談に同行し、しっかりとサポートを受けながら実践的なスキルを磨いていきます。同行を重ねる中で「今日はここの説明を任せてみようか」と少しずつ担当領域を広げていくので、無理なくステップアップできます。最近では新卒で入社したメンバーも、このフローを経て数ヶ月でしっかりと立ち上がり、最前線で活躍してくれていますね。
▼独り立ちまでの流れはこちら
ーー現場に出る中で、企業様に対して特に伝えているスタンスやメッセージなどはありますか?
私たちが常に企業様にお伝えしているのは、「採用とは、自社の魅力を積極的に『届けに行く』活動である」ということですね。
「求人票を出して待っていれば人が来る」「面接して良い人材を選んでやろう」といった受け身の姿勢では、今の採用市場は勝ち抜けません。企業側から学生に選ばれに行く、口説きに行くという感覚を持ってもらう必要があります。こうした採用に対する意識改革からサポートしていくことが、私たちの重要なミッションです。
特に高卒採用では、進路指導の先生方が『本当に信頼できる企業にしか大切な生徒を送り出したくない』という強い想いを持っています。そのため、単に求人条件を提示するだけでなく、コミュニケーションを重ねて自社を深く理解していただく信頼関係構築が何よりも重要です。
もちろん私たちも1年目からの採用成功を目指して全力を尽くしますが、学校訪問での反応を細かく分析し、「さらに先生方からの信頼を得るために、次はアプローチの手法をこう変えましょう」「高校生の心に響くよう、職場見学の内容をブラッシュアップしましょう」と、常に先回りして具体的な戦略を提案していきます。単なる結果の振り返りで終わらせず、中長期的な視点で学校や生徒からの「自社のファン」を増やしていくための次の一手を打ち出し続ける推進力こそが、私たちCSに求められる役割ですね。
ーー最後に、今町さんが採用支援課の業務を通じて実現したいことや、求職者へのメッセージをお願いします。
今後は、採用支援にとどまらず、入社後の定着率向上や、新入社員を育てる側の組織づくり、研修のサポートといった領域にも踏み込んでいきたいと考えています。採用のその先にある、組織全体の成長までコンサルティングできる体制を作っていくことが目標です。
私たちの仕事は、企業に深く入り込み、経営層と向き合いながら課題を解決していく非常にやりがいのあるポジションです。知的好奇心を持ち、お客様のために本気で考え、泥臭い行動も楽しめる方であれば、未経験からでも間違いなく活躍できます。ミライズで一緒に、採用市場の新しいスタンダードを創っていきましょう。
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