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地域に根差した学生ベンチャー起業への想い~代表インタビュー

好生館プロジェクト・採用担当です。

当社、好生館プロジェクトは現役大学生が立ち上げた学生ベンチャーです。どんな想いで会社を作ったのか。ストーリー第一弾では、代表・横井にその創業時の想いについて聞いてみました。

ーー好生館プロジェクトの企業理念は「若者の真に為になるコトを追求し、豊かな人生と社会生活づくりに貢献する」ですよね。この理念に込めた想い聞かせていただけますか?

硬い話になりますが、今の日本にとって、少子高齢化、人口の東京一極集中、教育格差など、大きな社会問題が山積していると思います。その中でも、将来のこの国を担う若者が今をいかに生きるか、ということは重要な課題だと考えます。

この課題を解決するためには、私たち若者が、自分ごととして若者のためになるコトは何か?を追い求めることを通じて、自分自身の人生を豊かで実りあるものとすることができ、その結果として社会に貢献することになるのではないか、という想いから、この理念を掲げました。

ーーところで、社名にある「好生館」ってどこから付けた名前なんですか?

「好生館」の由来は、今は建て替えのために一時休業している、名古屋城の目の前のホテルの場所に、私の高祖父である横井信之が開業した「好生館病院」にあります。

信之は、名古屋大学医学部附属病院の前身である愛知公立病院長、名古屋師団軍医部長を経たのち、名古屋で西洋医学を学ぶ場がないことを憂い、自ら西洋医学を学ぶための私塾として、明治12年(1879)に現在の名古屋市西区北鷹匠町に「好生舎」を創立しました。

その後、信之は「医は仁術なり」という志のもと、明治17年(1884年)に名古屋城のほとりにて「好生館病院」を開業しました。

その信之が死去したのちも、「好生館病院」は、横井家の後裔によって受け継がれ、空襲で名古屋城とともに焼け落ちるその日まで、中京圏最大級の私立病院として、このナゴヤの医療を支えてきたといわれています。

在りし日の好生館病院と、当時の好生館病院で働く人々


私も、そんな信之の志を胸にして事業を興し、地域に貢献したいという想いから「好生館」の名前を付けることにしました。


ーー歴史と想いの込められた名前なんですね。横井さんの「歴史」についてもうかがえますか?

まだ学生なので、歴史というほどのものはありませんが(笑)、簡単な経歴をお話しします。

生まれも育ちも、生粋の名古屋人です。南山小学校・中高男子部を経て南山大学人文学部日本文化学科に入学し、「南山大学時計愛好会」を設立しました。


ーーすでに「起業家精神」は持っていた、と。

いえ、それほどのものでもなくて、でもその後、学科友人の買い物代行サービスの広報担当として個人事業を開業しました。様々な学生とコミュニケーションを通じて、学生それぞれが魅力やスキルを持っているものの、自信が持てていないことやそれを活かす活躍の場が少ないことに問題意識を抱きました。

そして、「何か自分にできることはないか?」という想いから、名古屋の人材会社を通じて有給インターンシップとして岐阜県の金属加工メーカーの企業公式SNSの立ち上げ・運用に取り組み、10ヶ月勤めました。

その後、有給インターンシップを仲介した人材会社の名古屋オフィス責任者の方に提案し、全国初のお互いの素性を伏せて、生きること・働くことを語り合う「仮面就活オフ会」を開催しました。


ーー仮面就活オフ会。ちょっと怪しげなネーミングですよね。

怪しいイベントじゃないですからね 笑。

通常の会社説明会やイベントって、学生と人事担当など企業の方がお互いの「個人情報」が分かった上で接するので、ホンネで話すのって難しいと思ったんです。

そこで、企業と学生が所属を隠し、「生きること」「働くこと」について本音で語り合うことで、企業と学生双方の気づきと出会いを得るための「CSR型就活イベント」として「仮面就活オフ会」を立ち上げました。

事業の原点、「仮面就活オフ会」


ーーあ、怪しくなかったですね(笑)。そこから今の好生館プロジェクトにつながっていくんですね?

はい。地元名古屋の経営者の方々からのご支援もいただきながら、20歳の時に、東海エリアに若者からの変革を起こすべく、法人としての株式会社好生館プロジェクトを設立しました。

新規事業として、産業学生連携プロジェクト「WINTERNSHIP」サービス提供を開始しました。コロナ禍に対応した事業貢献型長期インターンシップとして、多くのマスメディアから取材していただくこととなりました。

ーーここから先は、今の「好生館プロジェクト」としての事業説明になるので、また次の機会にしたいと思います。最後に、今後、会社としてはどうありたいと考えていますか?

若者や中小企業を中心とした世の中の全ての企業、共に働く仲間、そして家族が幸せになれるよう、一つ一つの仕事に誠心誠意取り組み、どんな課題にも好奇心を持ってチャレンジできる会社にしたいです。私たちにできることはまだまだ小さいですが、大きな目標としては私たちの仕事を通じて明るい未来を創っていきたい、と考えています。

いかがでしたか?

名古屋って、ベンチャーやスタートアップ不毛の地と言われてきましたが、今は新しい流れが来ています。

現役学生の集団である好生館プロジェクトは、名古屋発のベンチャーとして世の中を変えていきますよ!

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