こんにちは！アイクリスタル株式会社の採用担当です。
昨年、社員表彰で「アイクリスタル賞（MVP）」を受賞した
データサイエンティストの安川 さんにアイクリスタルでのお仕事についてインタビューしました。

プロフィール
　出身地：京都府
　経　歴：福井大学工学部 卒業
　　　　　福井大学大学院工学研究科 修了
　　　　　The University of Birmingham, MSc, Materials Science and Engineering 修了
　前　職：機械メーカー
　趣　味：ランニング、登山、BBQ、DIY、料理、コストコで買い物、ボードゲーム、将棋、Youtube　

◆アイクリスタル株式会社に入社を決めた理由

自分のキャリアと興味が完璧に一致したからです。

転職活動を始めた当初、現職が自分に合っていないと感じており、新たな挑戦を求めていました。特に、AIや機械学習の分野で働きたいという強い意志があり、その過程でアイクリスタルに出会いました。

大学時代には材料科学を専攻しており、その知識を活かしつつ、新たな技術領域である機械学習にも携わりたいと考えていたところ、アイクリスタルは、その二つの分野が融合した環境を提供していることがわかり、自分がやりたかったことと、これまでに培ってきた経験や知識が、アイクリスタルでの仕事にマッチしていると確信したので、入社を決意しました。

―実際に入社して仕事をしてみてギャップは感じましたか？

想像していた通りの仕事をすることができています。

データサイエンティストとして、材料科学と機械学習の両方を扱うことができる点で、元々やりたかったことを存分に実現できていると感じています。

◆今の仕事内容について

現在の主な仕事内容は、受託解析とPI顧問（コンサルティングサービス）の二つがあります。
受託解析では、お客様から提供された製造データやプロセスデータを解析し、最適な工程条件を提案する役割を担っています。
PI顧問としての役割では、プロセスインフォマティクスに詳しくないお客様に対して、データの活用方法についてのアドバイスを行っています。

―仕事の大変な部分はどんなところですか？

大変な部分は、与えられたデータの背後にあるプロセスの知識が不足している場合、データだけを見ても、その意味や背景を完全に理解することが難しいという部分です。この不足を埋めるためには、お客様とのコミュニケーションや論文調査などを通じて、プロセスの知識を深める必要がありますが、それには時間がかかり大変なことが多いです。ただ、データが示す現象や結果を正確に理解するためには不可欠なので、一番大事な部分でもあります。

―仕事の面白い部分はどんなところですか？

この仕事の面白い部分としては、良い条件を提示し、それがお客様に受け入れられたときには達成感を感じるところです。特に、受託解析の場合、お客様が初めての経験であることが多く、プロジェクトを通じてお客様と協力し、最終的にはお客様が「やってよかった」と感じるような結果を出すことができた時はとてもやりがいを感じられます。また、数値だけでなく、今までできなかったことを可能にするなど、未知の領域に挑戦することも、この仕事の魅力の一つです。

お客様ごとに異なる製品やプロセスについて学ぶことが必要であり、それが時には大変なこともあるけど、新しいことを学ぶこと自体が楽しく、その点が自分にマッチしていると感じています。

◆アイクリスタルのエンジニアとして活躍するには

データサイエンティストとしては、プログラミングのスキルも大切だと思いますが、アイクリスタルにおいては特に大切なのはコミュニケーションスキルが重要だと感じています。

社内でプロジェクトを共にするメンバーとは、何をやっているか、進捗共有など情報の入れ違いを避けるためにコミュニケーションは必須になってきます。

社外の方とも進捗確認やフォローなどでコミュニケーションを取る機会は多くあります。その中でも、関係性の構築ができるかが重要だと感じています。お客様が上手くいかなかったことに対して、共に悔しがることで顧客との信頼関係を維持し、共に解決策を模索する姿勢が重要な要素だと感じています。同じ立場に立って、信頼関係を築いていくことがとても大切になりますね。

詳しい事業内容はホームページに掲載しておりますので、気になった方はリンク先より覗いてみてください！