「TOKYOエシカル」に参画
ロスゼロは、東京都の「TOKYOエシカル」にパートナー企業として参画しました。
「TOKYOエシカル」とは、東京都が、エシカル消費をより多くの都民に広げていくため、公募により賛同した90のパートナー企業や団体とともにスタートしたプロジェクトです。
画像出典:東京都 エシカル消費「TOKYOエシカル」スタート
東京都は以前より、“ちょっと考えて、ぐっといい未来”をスローガンに、人や社会、環境に配慮して商品やサービスを選択する「エシカル消費」を進めてきましたが、
この度の「TOKYOエシカル」を通じて、
「エシカル消費」につながる取組を実施している企業や団体とのネットワークを構築し、エシカル消費を日常にするための社会的ムーブメントを創出。
エシカル消費を実践しやすい環境の整備を目指していく、としています。
アンバサダーには、鈴木福さん、紀野紗良さんが就任されています。
ロスゼロも、東京都とどのような取り組みを実施していくのか、具体的なお話を進めているところです。
エシカル消費とは?
ところで皆さんは、「エシカル消費」という言葉をご存知ですか?
エシカル消費(ethical consumption)を直訳すると「倫理的な消費」。つまりは、倫理的な問題への配慮を踏まえた消費行動のことを指します。
ここで言う倫理的な問題とは大きく3つ。
①環境問題、②人権・労働問題、③アニマルウェルフェアです。
そう言われても、少し難しく感じてしまいますが、当社代表の文(ぶん)は「エシカル消費は簡単に言うと『ちょっと社会にいい』消費だね」と言います。
なるほど…!
例えばスーパーで並んでいる果物や野菜を買う際には、オーガニックのもの(環境への負荷が少ない)や
フェアトレードの商品(途上国の労働者保護を保障している)を選んでみたり、
洋服を買う際には、生産国で児童労働や強制労働がされていない会社のものを買うようにしたり、動物福祉に配慮して生産されたものを選んだり…。
「安いから」という理由だけでものを買うのではなく(安いのはめちゃくちゃ魅力なのですが)、その背景に今より少しだけ意識を向けてみることで、持続可能な、関わるみんながHAPPYになる環境を、消費者目線からもアクションしていく。
ということなのだと思います。
私も今までは、そのようなことは全く意識したことがありませんでしたが、ロスゼロでの仕事を通じて少しずつ視点が変わり、
「この商品は、どのように作られているのだろう」
「この会社は、環境にどのような配慮して事業をしているのだろう」
といったことを、ホームページ等から情報収集するようになりました。
こうして「意識をする」ということだけでも、消費者アクションとしては大きな一歩なのかなと思っています。
エシカル消費をロスゼロの食品ロス削減事業関連に置き換えれば、「食品ロスの削減につながるお買物をする」「持続可能な在り方を進める飲食店で食事する」など、他にも色々ありますよね。
ロスゼロは、最後までみんなで美味しく、楽しく、食べきる文化を創るということを大切に、消費者の意識を変えることもまた私達の使命だと捉えて事業を行っています。
今回の「TOKYOエシカル」では、日本最大の消費地である東京が、いわゆる旗振り役として、エシカル消費を進めていくことになります。
ロスゼロもしっかり関わっていきたいと思います!