どこかで誰かが見てくれている
この度ロスゼロと大阪府は、大阪府内の「食品ロス削減に向けた事業連携協定」を締結しました。
連携協定を締結した大阪府とのご縁は、実はロスゼロを始めるずっと前に遡ります。
出会いは2011年。ヘアアクセサリの通販サイトリトルムーンを経営していた(現在も兼任)文(ぶん)が『大阪通販道場』※にて4年間 “師範” 役を仰せつかったことがきっかけでした。
(※大阪府と旧大阪産業振興機構による、事業者がECで販路開拓するプロジェクト。選抜された100ほどの事業者が順次参加)
大阪の優れた製品や美味しい食材を、BtoBで提供する事業者さんが、BtoCの販路開拓に挑んだこのプロジェクト。
それまでずっと、ヘアアクセサリに特化した通販サイトを運営してきた社長にとって、食品を始め多業種のECに触れることができた貴重な数年でもありました。
そして時が経ち、2019年5月に、社長が食品ロス削減事業のロスゼロをスタートし、「おおさか食品ロス推進パートナー」の件で府庁に伺ったとき、新設されたばかりの食品ロス担当の方がこんなことをおっしゃいました。
「文さんのこと、よく覚えていますよ。通販道場で、事業者さんにとても親身に教えてくださっていたあの姿。今でも忘れません。今回、おおさか食品ロス推進パートナーの件でアポイントを取った時、『あ!あの時の文さんが来てくれるんだ!』と思って、ずっと楽しみにしていたんです」
と。
「こんなことってあるんやね~」と社長はしみじみ話していました。
(咲州庁舎50階からの眺め。万博会場への海底トンネルがかすかに見えました)
そこからロスゼロは「おおさか食品ロス推進パートナー」となり(もちろん会社の取り組みが審査された上で)、そして3年経ち、今回、大阪府内の「食品ロス削減に向けた事業連携協定」を締結するに至りました。
真摯に取り組んでいれば、どこかで、なにかのタイミングで、それが花開くことがある。自分の気づかないところで、仕事ぶりを見てくれている人は、ちゃんといる。
そんなことを、考えさせてくれる出来事でした。
ロスゼロ、ますます、がんばります!