こんにちは!株式会社ウェブリカの砂田です。
今回ご紹介するのは、当社が運営する地方創生×対談メディア「Shikisaiラジオ」がどのようにして出来上がっているのか。
地域企業の“語られてこなかった魅力”を、リアルな声と映像で伝えるこのメディア。
企画・収録・編集・配信まですべてを自社で行い、地域の想いを一気通貫で届けています。
今回は、その制作の中心を担う編集部の長谷川さんにインタビュー。
「語りをかたちにする」その仕事に込めた想いや、地域発信へのこだわりを聞きました。
Shikisaiの制作スタイルには、どんな特徴がありますか?
Shikisaiでは、ひとつのコンテンツを「受注 → 事前打ち合わせ(ヒアリング/台本制作) → 収録(一発撮り) → 編集(想いや熱量、こだわりを反映) → 発信」という流れで一気通貫でつくっています。
僕が主に担当しているのは、その中でも「収録から発信まで」の工程です。打ち合わせで生まれた“想い”や“熱量”を受け取り、それを現場でどう映像に落とし込むかを考えるところから始まります。
撮影現場では、その場の空気感や語りの強さを逃さないように意識しています。形式的な撮影よりも、リアルで生きた「語り」をどう残せるか——そこにいつも全力を注いでいます。
「地域を豊かにする」とは、長谷川さんにとってどんなことですか?
地域には、まだ知られていない魅力的な企業がたくさんあります。
そうした“可能性ある企業”の魅力を発信し、注目を集めることで、取引や採用などの新しいチャンスを提供できます。企業の価値が上がり、地域経済が動き出す。
それが、僕にとっての「地域を豊かにする」ということなんです。
映像や発信を通じて、企業の想いが正しく伝わり、それが人を動かす。その瞬間をつくることが、僕らの仕事の本質だと思っています。
収録現場で、最も大切にしていることは何ですか?
僕が収録で一番大事にしているのは、話し手の“その瞬間”を捉えることです。
Shikisaiでは基本的に一発撮り。やり直しを重ねるよりも、その場にある空気や言葉の間合いを大切にしています。
打ち合わせのときに生まれた想いやこだわりを、現場の空気ごと映像に閉じ込める感覚です。「うまく話してもらう」よりも「その人らしさが出る瞬間を拾う」ことを大切にしています。
編集の仕事で感じるやりがいはどんなところにありますか?
編集は正直、地味で根気のいる作業です。
特にテロップや構成を一つずつ確認していく工程は時間がかかります。
それでも、完成したときに「伝わる形になった」と思えた瞬間があるんです。
その瞬間に、今までの苦労が報われる気がします。
映像の中で話し手の想いがきちんと“届く”形になったとき、ようやく作品が完成するんです。
編集で意識している“Shikisaiらしさ”とは何ですか?
「あえて手を加えすぎないこと」それがShikisaiらしさです。
話し手の呼吸や間合いをそのまま残すことで、リアルな温度感が伝わる。
自然体のまま“語りが風土になる”ような映像を目指しています。
テロップに関しても、ただの補足ではなく“もうひとつの語り”だと思っています。
耳で聞くよりも、目で見るほうが印象に残ることが多いので、言葉の選び方にはとても気を使います。
たった一文字違うだけで印象が変わる。見る人の心に自然と残るような言葉を、慎重に選ぶことで伝わり方が全然変わってくるんです。
今後、どんな発信やチームづくりを目指していますか?
僕たちが目指しているのは、ただ動画をたくさん見てもらうことではありません。
発信を通じて人や企業、地域がつながること。そこから新しい出会いや動きが生まれていくこと。それがShikisaiの発信に込めている本当の目的です。
今後は、よりドキュメンタリー性のあるコンテンツを増やしていきたいと思っています。
一人ひとりの背景や想いを掘り下げて、見る人が“人として”共感できる映像を届けたい。
また、異なる業界の人同士が出会い、語り合うような対談企画にも挑戦してみたいです。
一緒に働きたいのは、メディアを通して「この会社をもっと良くしたい」と自分ごとのように考えられる人。
取材先やクライアントの課題を他人事にせず、一緒に悩み、一緒に考えられる人。
Shikisaiは、地域の企業と共に歩むチームです。
最後にShikisaiで働く魅力を、一言で表すと?
「想いを“かたち”にできる場所」ですね。
地域の企業や人の語りを、映像を通じて未来に残す。
それはすごく地道な仕事だけど、確実に“誰かの心に残る”瞬間をつくる仕事です。
Shikisaiは、そんな“語りをかたちにする場所”であり続けたいと思っています。
一緒に「Shikisai」を育てていける仲間を募集中!
「Shikisai」は、まだ発展途上のメディアです。
だからこそ、一緒に“地域の語り”を形にしてくれる仲間を求めています。
- 地域や企業の“まだ知られていない魅力”を発信したい方
- インタビューや編集を通じて、人や企業の想いを引き出したい方
- 新しい企画を自分の手で生み出していきたい方
- 未完成なメディアを育てながら、自分自身も成長したい方
- 「地域×ビジネス」の掛け合わせにわくわくできる方
私たちの仕事は、単なる編集や制作ではなく、
「誰かの語りを、地域の価値に変える」こと。
「ちょっと気になるかも」と思った方は、ぜひ一度お話ししましょう。
あなたの感性や視点が、Shikisaiのこれからをもっと面白くしてくれるはずです。