耳田 洋介のプロフィール - Wantedly
大学生の時に個人ブログを運営し収益を上げ、企業コンサルを経験。 そこでWebマーケターとして個人でお仕事をすることに強い関心を持ち、大手Web広告代理店、事業会社を経て、現在は独立。 Webマーケティングコンサルタントとして企業様のご支援をさせていだたいております。 好きな言葉は、「人生のリセットボタンはないけど、スタートボタンは何回でも押せる」
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「僕のキャリアの原点は、常に『ここからどう巻き返すか』という反骨精神にありました」
バクリ株式会社の取締役として、マーケティング戦略からデータ基盤の構築までを一手に担う耳田さん。
その根底にあるのは、幾度もの挫折から這い上がってきた「反骨精神」でした。
入社4ヶ月で社内最高記録を叩き出し、独立を経てなお「チーム」を選んだ理由とは。
データで事業を動かすマーケターのキャリアに迫ります。
耳田 洋介 / 取締役
神戸大学応用化学科卒。大学休学中に個人ブログで成功し、マーケティングの道へ。セプテーニ入社後、4ヶ月目で社内粗利の最高記録を樹立し、GA4責任者も歴任後に独立。広告運用・データ基盤構築・CMO代行を一気通貫で担えるマーケターとして活動し、バクリ株式会社に取締役としてジョイン。BigQuery・CDPなどのデータ系技術にも精通。
「何者でもない自分」を知った。挫折の連続から生まれた反骨精神。
「社内最高記録」の舞台裏。圧倒的な当事者意識と俯瞰する視点
広告とデータの「分断」をなくす。データ領域へ踏み込んだ理由
なぜ今、バクリなのか。個人の限界を超える選択
「スタートボタンは何度でも押せる」
── 理系バックグラウンドから、なぜWebマーケティングの世界を志したのでしょうか?
実は、最初からマーケティングを志していたわけではないんです。
僕のキャリアの原点は「大きな挫折」にあります。
中学時代は陸上部で長距離をやりながら、勉強しなくても学年でトップクラスの成績でした。
正直、かなり調子に乗っていたと思います(笑)。
でも、高校に入った途端に周りとの差を見せつけられ、いくら勉強しても成績が伸びないという壁にぶつかりました。
大学受験の際は、京都大学の薬学部を志し、1日10時間以上、死に物狂いで勉強したんです。
模試でもA判定をとって「絶対にいける」と思っていました。
でも、結果は不合格。
この時は本当にショックで、何週間も布団に引きこもっていましたね。
「上には上がいるんだ」と、研究者への道を諦めた瞬間でもありました。
──そこからどのように立ち直り、マーケティングに出会ったのでしょうか。
大学進学後も実家があまり裕福ではなかったので、生活費もすべて自分で払っており、時には口座残高が1,000円を切るような生活でした。
そんな状況で、手を出したビジネスで詐欺に遭い、学生の身で150万円近い損失を出してしまったことがありました。
「失ったお金を取り返さなきゃいけない」「自分自身の力で稼ぐ力をつけたい」。
そんな強烈な反骨精神が芽生えました。
その後、休学してプログラミングやWebデザイン、ライティングなど手当たり次第に挑戦する中で、個人ブログで月80万円ほどの収益を上げる経験をしたんです。
この時、「自分の仮説と工夫が、そのまま数字として返ってくる」というマーケティングの面白さに強く惹きつけられました。
仮説を立て、検証し、根拠をもとに再現性を高めるというプロセスは、本質的には理系の研究と同じです。
でも、マーケティングの方がより“自分ごと”として捉えやすく、将来の独立にも直結する。
そう考えて、この道を選ぶことにしました。
──新卒4ヶ月目で、社内最高記録の粗利を樹立されています。未経験に近い状態で、なぜそれほどの成果が出せたのですか?
大前提として、誰も手を挙げないことをやったからだと思っています。
新卒1年目の僕に、社内最大規模の予算を任せるのは異例でした。
周りの同期がリスクを恐れて尻込みする中、僕は「この環境で成果を出せなければ、もっと厳しい独立後の世界で通用するわけがない」という強烈な危機感があり、手を挙げたんです。
広告の仕組みすらおぼつかない中、5年目以上の先輩たちに混ざって、100回以上も資料をやり直しさせられる日々。
ボロクソに言われ、悔しくて深夜まで一人で検索し、仮説を立て続ける…。
ストレスで体重が10kg増えるほど過酷でしたが、「絶対にやり切る」という執念だけで食らいつきましたね。
──そんな中、どんなことが結果につながったと思っていますか。
ただがむしゃらにやるのではなく、「どこがボトルネックなのか」を構造的に分解し続けたことが結果に繋がったと思っています。
広告の運用画面だけを見るのではなく、キーワード設計、LPの導線、計測の精度など、事業全体で改善できるポイントを洗い出して一つずつ潰していく。
また、僕はいつも担当案件は自分で実際にインストールして、ユーザー目線で考えるようにしています。
この“当事者意識”と“構造で捉える視点”が噛み合ったことで、結果を出せたのだと思います。
― 広告運用で圧倒的な成果を出した後、なぜ、データ領域へ踏み込んだのでしょうか?
広告運用を極める中で、「広告だけを最適化しても、事業全体は動かせない」という限界に気づいたからです。
当時の社内は、広告運用の部署とデータの部署が完全に分断されていました。
データ側は「広告運用って何?」、広告側は「データって何?」という状態です。
間を繋ぐ人がいないと、マーケティングの意図がデータ設計に反映されず、せっかく広告で集客しても、全体の売上やLTVの最大化に繋がらないというもどかしさがありました。
事業全体を俯瞰してグロースさせるためには、マーケティングの根幹を繋ぐ「データ」を自分でコントロールできるようになるしかないと考えたんです。
── 具体的には、どのようなアクションを起こしたのですか?
まずは当時移行期だったGA4(Googleアナリティクス4)の社内責任者を自ら志願しました。
知識ゼロの状態から上司に直談判し、分厚い専門書を読み込んで、毎日夜11時にGA4の学びやインサイトを100日以上社内へ発信し続け、独自のポジションを確立しました。
その後独立してからは、GA4の知見をベースに、SQLやBigQuery、CDPといったデータ基盤の構築まで独学で領域を広げていきました。
多くの現場ではマーケターが要件を出してエンジニアに構築を任せる分業が一般的ですが、それだと間で意図がズレてしまう。
だからこそ、要件定義から設計・構築まで自分の手で動かすことにこだわりました。
── データ基盤の構築で、耳田さんが大切にしていることは何ですか?
あらゆるデータを統合し、「本当に売上に繋がっている指標は何か」を見える化することです。
僕にとってデータの"手触り感"を持つとは、単に数字が見えることではなく、その数字がどこから来ていて、どう意思決定に繋がるのかまで理解できている状態を指します。
そこまで落とし込めて初めて、マーケティングは再現性を持つものになると思っています。
──大手事業会社や独立を経て、なぜバクリの取締役に就任されたのでしょうか。
独立して個人で成果を出す中で、「一人である程度の距離までは行けるが、遠くへは行けない」という限界を感じていました。
広告運用や局所的なデータ整備は個人でもできます。
でも、事業の構造そのものを変えるような大きな意思決定や、複数のチャネルを横断してスケールする仕組み作りは、やはり多様な強みを持った「チーム」でしか実現できません。
そんな葛藤を抱えていた時、代表の荒川が描いていた「マーケターは企業の中に入り、事業全体を見た上で成果を出してこそ価値がある」という思想に、自分の理想がバチッと重なったんです。
── 荒川さんやバクリというチームの何に惹かれたのでしょうか?
同じセプテーニ出身の先輩でもある荒川さんが、言葉だけでなく、圧倒的な稼働量と成果でその思想を体現して背中を見せていました。
バクリには「一人の天才」に頼るのではなく、それぞれ異なる強みを持ったスペシャリストが集まる「技術の集合体」としての面白さがあります。
データに対する解像度も、当たり前の基準も極めて高いです。
「この環境なら、自分の基準値をさらに引き上げられる」と感じましたし、30歳を手前にしたキャリアの意思決定として、この「ガチなプロ集団」で勝負したいと自然と思えたんです。
──耳田さんがバクリで実現したいことは何ですか?
今の世の中は、極論するとマーケティングが上手い会社が勝つ構造になっています。
本当に価値のあるプロダクトが、構造の欠陥によって埋もれてしまうのは不条理です。
データと技術の力で、良いものが正しく評価されて売上が立つ状態を作る。
それが、僕がバクリで実現したい未来です。
──最後に、これからバクリに加わる仲間へメッセージをお願いします。
僕の好きな言葉に、「人生のリセットボタンはないけど、スタートボタンは何回でも押せる」というものがあります。
キャリアに正解はないと思っています。
僕自身、受験失敗や詐欺でどん底を経験した学生時代から始まり、研究からマーケティングへ転身し、独立を経て、今はバクリというチームで戦っています。
これらはすべて、その時々で「スタートボタンを押し続けた結果」です。
過去にどんな失敗や回り道をしたとしても、関係ない。
これからどうすれば上手くいくか、そこにフォーカスすればいい。
バクリは、受け身で教えてもらう場所ではなく、自分から価値を出しに行く場所です。
その分、得られる経験値や成長のスピードは圧倒的です。
「データに基づいた本質的なマーケティングがしたい」
「実力をつけて、事業を根底から動かせる人材になりたい」。
そう思っている方にとって、バクリは非常にエキサイティングな環境になるはずです!