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こんにちは、株式会社アルダグラムCOOの渥美です。
今回は大手企業から転職し、セールスを担当している藤田さんと狩野さんにインタビューしました。奇しくも2人はリクルート出身。前職が同じ2人がアルダグラムに興味を持った理由は?入社の決め手は?実際に入社してみてどうだった?赤裸々に語っていただきました!
プロフィール
◆藤田 翔
早稲田大学を卒業後、建築資材メーカーの営業職としてキャリアスタートし、2018年からは株式会社リクルートスタッフィングにて人材派遣の営業職として派遣先企業と就業スタッフの方の伴走に注力。2021年にアルダグラムにジョイン。
◆狩野 光千年
早稲田大学を卒業後、株式会社リクルートに入社。神奈川エリア東京エリアの不動産仲介会社100社以上を担当。 顧客の経営課題解決の成果が評価され、入社2年目にして同社のプレゼン大会で首都圏の営業代表となり全国大会に出場。3年目には教育担当を務めたメンバーを年間トップセールスに導いた。2021年アルダグラムにジョイン。
▼会社規模が大きいからこそ積めない経験がある
渥美:本日はよろしくお願いします。スタートアップの数少ない社員のうち2人ともリクルート出身だなんてすごい偶然ですよね。求職者の中には、大手からスタートアップにジョインすることに不安を感じている方も多いと思います。その方たちに実情を知ってもらいたいと思い、この場を用意しました。
初対面の人に話す気分で、率直に語っていただければと思います!
―まずはリクルートから転職しようと思った理由を教えてください。
藤田:コンフォートゾーンに自分がいることを強く課題認識したのが一番の理由です。
リクルートには3年勤めたのですが、とても良い会社でした。でも僕には良い会社過ぎたのかもしれません。リクルートの営業は仕組みが整っていてネームバリューもあります。そのため、アポはほぼ確実に獲得できます。入社2年目あたりからは営業の「手触り感」が無くなってきたように感じ、これは会社を飛び出した方が良いのでは?と思うようになりました。上司にも正直に話をして、社内異動も難しいとのことだったので転職を決意しました。
渥美:3年間勤めると多くの人がコンフォートゾーンを感じ始めますよね。
狩野さんはいかがですか?
狩野:2020年8月頃、リクルートの友人とともに将来起業しようと約束しました。そのために自分がどんなキャリアパスを選択すべきか考えたんです。リクルートに在籍し続けるか、外に出て経験を積むか、今すぐに起業するかの3択でした。
今すぐ起業する選択肢は正直なかったですね。25歳で急ぐ必要もないし、急いだところで成功するビジョンが見えませんでした。一方、リクルートに居続けるかどうかは悩みました。ただ、リクルートは非常に大きな組織になっていて、会社名を名乗れば取れないアポはありません。自分の力でなく、会社の名前で勝負できてしまうのです。もっと苦労しながら会社を大きくする経験を積むべきではないかと思い、転職活動を始めました。
渥美:もう共同経営者となる人まで決めて転職活動をしていたのがユニークですよね。後々は僕とCEOの長濱の話も参考にできるかもしれませんね(笑)。
(左:狩野、右:藤田)
▼どの企業よりも求職者一人ひとりに向き合う社風
渥美:さて次の質問です。
―転職活動をする中でアルダグラムに興味を持ったきっかけはなんですか?
狩野:きっかけは大学生で就活をしていた頃に、メンターとして相談に乗ってもらっていた大学の先輩でした。転職活動をするにあたり再度相談してみたところ、長濱さんを紹介していただいたんです。そこで、その先輩と長濱さん、僕の3人で食事に行ったのが始まりです。カジュアル面談みたいな感じでしたね。
渥美:考えてみるとすごいご縁ですよね。はじめに話を聞いたとき、どんな印象を受けましたか?
狩野:まず予想外だったことがあって。その先輩が長濱さんに僕が将来起業したいことを事前に伝えていたんですよ。僕は本当は隠す気だったんです。だって企業側からすると、いつかやめる人材を採用することになるわけですよね。ネガティブに受け止められると思っていました。でも長濱さんは、僕の考えを100%尊重してくれて。そのうえで僕のためにできることをプレゼン資料まで作って提示してくれたんです。求職者にここまで向き合ってくれるんだと感激しました。面談の場では、社員は家族のように大事にしていると聞きました。この会社で働いて後悔することはないだろうなと思いました。
この瞬間、もし内定をいただけるのならアルダグラムに入ろうと決めていましたね。
渥美:初対面の時点ですでに入社を決意してくれていたのは嬉しいですね。そのあとは僕と営業責任者の木村で1次面接、僕と長濱で最終面接というステップを踏みましたが、選考の中で感じたことはありますか?
狩野:大きく2点魅力に感じましたね。1つ目は、規模。小さい会社ならではの苦労もあるけれど、自分の貢献度が目に見えて分かるのは面白そうだなと感じました。藤田さんがいう「手触り感」に似ているかもしれないですね。
2つ目は業界です。僕は不動産ポータルサイトのSUUMOの営業をしており、不動産や建設業界の経営者さんから生の声を聞いていました。業界の課題として職人さんの長時間労働や移動時間を訴える方も多くて。アルダグラムが取り組んでいる社会課題に心底共感できましたね。
実のところすでに退職を決めていたので、並行していくつか別の企業の選考も受けていました。教育系のスタートアップや人材系のメガベンチャーなどです。しかしメガベンチャーはすでに規模が大きくて自分の貢献度を感じられない。教育系はリクルートでいう「業界の不」を突いたソリューションを提供しているけれども、そこまで共感ができない。自分は不動産・建設業界のスタートアップが向いているなと思い、アルダグラム以外の建設Techも受けていたんです。でもカジュアル面談の時、あまりピンとくるものがなくて。すでに15人ほどの規模の会社だったのもあったのかもしれません。アルダグラムで感じるような、一緒に会社をデカくしていこうみたいな熱い思いは感じられませんでした。他の企業の選考を受ける中でアルダグラムで働きたいとの想いが強まっていきました。
渥美:そう言っていただいて嬉しいです!藤田さんはいかがですか?
藤田:僕は転職活動において、直接企業からスカウトメールが来るサイトを使いました。スカウトメールを送ってくれる会社はとりあえず選り好みせず全部話を聞いてみよう、価値観が合わない限り全部受けてみようと考えていました。1か月間で50~60社くらいは話を聞きましたね。いろんな話を聞けて面白かったですよ。建築系スタートアップだけでなく、医療系や教育系などさまざまな業界を受けました。
渥美:本当にたくさんの企業を見たんですね。アルダグラムにはどんな印象を持ちましたか?
藤田:いい意味でも悪い意味でも未完成な企業で、まだまだこれからなところが面白そうだと思いましたね。
また僕自身、建設業界の「不」は肌で感じていました。アナログが残っているレガシーな世界にもったいなさを抱いていました。システムやアプリを通して業界全体を変えられるのは、インパクトが大きい仕事で面白そうだと思いましたね。
渥美:最終的な決め手はなんでしたか?
藤田:まずは自分の経験が活かせそうなことです。建設業界で職人さんと近い場所にいたので、業界課題はよく理解できていました。また有形商材と無形商材を両方経験しているので、どちらの難しさを知っていることが強みになると思いましたね。
社風がオープンなところもよかったですね。会社として困っているところも開示してくれたり、「気になるところはありませんか?」と都度聞いてくれたり。自分にしっかり向き合ってくれていたので、納得感がありました。
まあでも、やっぱり一番は人柄でしたね。一次面接の木村さんも渥美さんも丁寧で、そして何より最終面接の長濱さんに衝撃を受けました。
最終面接は大体1時間半くらいだったと思います。面接といっても私が話しているのは15分くらい。メインは長濱さんのプレゼンでした。長濱さんの生い立ちから起業にいたるまでの経緯、今後やろうとしていることをすべて聞きました。そのうえでアルダグラムが私に合っているのかをお互いで話し合ったんです。
プレゼンには私の名前が随所にあって、自分のために作られたものだとひしひし感じられる構成でした。カジュアル面談や1次面接で話した内容まで理解してくださっているのだと感じて。よく「人を大事にします」と掲げている会社は多いですが、アルダグラムは本物だなと思いましたね。
渥美:どの候補者の方に対しても経営チーム内で話し合う時間はしっかり取っているんです。。例えば最終面接の場合は、それまでのカジュアル面談や一次面接のお話からどういった方かを事前共有して、その人にとって一番良い面接内容を考えています。それが響いたのは私としても本当に嬉しいですね。
藤田:他社ではなかったので、びっくりしましたよ。ここまでやるのかと。過去に受けた会社の中でも一番丁寧でしたね。
それにアルダグラムは、尊敬しあう文化が根づいています。名前はさん付けで呼び合いますし、基本的に敬語で話します。尊敬しあう面ではリクルートよりも進んでいる会社だなと思いましたね。不安なく転職できました。
▼スタートアップのため不安はあったが、覚悟を持てば楽しい
渥美:では実際にアルダグラムに入社してみて感じたことをお聞きしたいのですが、
―デメリットやメリットを率直に教えて下さい。
藤田:正直デメリットは思い浮かばないです。あえて言うならば、明確な「型」がまだないこと。ロールモデルがないので、とにかく模索しなければなりません。でもそれは、メリットでもあります。明確なロールモデルがない中で、自分がロールモデルを作っていくのはすごく楽しいですね。1回の商談が終わるたびに皆で熱く語り合ったりして。なんだか高校の文化祭みたいな雰囲気がありますね。
狩野:僕もデメリットは感じないですね。メリットは当事者意識を持てることです。リクルートは規模が大きすぎて、手触り感を持てていなかったんです。でもアルダグラムではスタートアップだからこそ自分で当事者意識を体現せざるをえない。主体的に取り組めますね。大手では味わえない感覚です。
藤田:あとは意思決定のスピードがすごく早いですね。大手は承認プロセスがあって、思いついてから動くまで早くて1か月くらいかかるのが当たり前です。でもアルダグラムだと1日単位で動くことができる。スピードがすごいですね。
大手からスタートアップへの転職を考えている方は、不安を感じている人も多いかと思います。大手だったら多数のうちの1人で代わりがきくけれど、小さな会社だとそうはいかない。責任が重くのしかかります。でも実際は、みんなで頑張ってやっていく楽しさのほうが大きいですね。
狩野:確かに不安はなかったというのはウソになります。給与とか会社の将来とか。僕も前職より給与は下がっています。でも将来のことを考えると、大手でもつぶれる可能性があるし、今の時代に安定なんてないですよね。人生100年時代、僕は自分のビジネスパーソンとしての経験を積めるのはどこだろうと考えて動きました。本当に怖いのは、将来的に通用するスキルが積めないことですから。そう思うとスタートアップへの挑戦は怖いことではありませんでした。
藤田:たしかにスタートアップは企業としては安定していないけれども、「自分がやらなきゃいけない!」という段階なので、覚悟を決めれば精神的に安定しましたね。一歩踏み出してみると、やっぱり楽しいですね。
―最後にここまで読んでくださった方にメッセージをお願いします。
藤田:0→1を作っていくフェーズはすごく楽しいです。社会人としてやりがいがあります。チャレンジしたい方はぜひアルダグラムに来ていただければと思います。
狩野:当事者意識を持って組織を大きくする経験をしたい方にはうってつけの環境です。ぜひ一緒に働きましょう。
渥美:お二人ともありがとうございました。アルダグラムはまだまだ小さい会社で大手と比べれば仕組みが整っているわけでもありません。ただ、「挑戦し、成長できる環境」は間違いなく提供できます。自分の行動が分かりやすく事業の成長に繋がるのは面白いと思います。興味を持った方、ぜひカジュアル面談にお越しください!