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1000社の経営を診て閃いたプロダクト。batton創業のきっかけを代表にインタビュー

株式会社batton 代表の川人寛徳に創業のキッカケをインタビュー!
なぜRPAなのか、どのようなプロダクトを作りたいのか…
思いを語ります。

恒常的な人材不足をまのあたりにして。

以前、中小企業の経営者向けに「ビジネスモデル塾」というものを運営していました。


7年間で1000社ほどの経営者の方々にご指導させて頂いたのですが
皆さん、共通の悩みとして「人の問題」がありました。
優秀な人材が採用できない、辞めてしまう、成長しないなど。
各社で悩みは様々だったんですが、要は中小企業は恒常的な人材不足だということです。

これを解決しようと考えていたころにRPAに出会いました。
まるで魔法の杖で、多くの作業が自動化できることを知りました。
そこで、RPAベンダーさんと契約し、利用を始めたわけです。
自社内が自動化できたところで、次は代理店登録をさせてもらい販売をしてみました。

簡単で使いやすいRPAも「やはり使いこなせない」

既に1000社ほど塾生がいるので、そこそこは売れるんです。
ところが、
数ヶ月すると「やはり使いこなせない」という声が続出し、退会される会社が多々あったのです。

自分では非常に簡単で使いやすいと思っていましたが、
世間のITに対してのリテラシーというのは、そこまで高くないという事実を目の当たりにしました。と、同時に、どこかにもっと簡単で誰もが使いやすいRPAはないかと探しました。
ところが、既に業界の中で簡単だと言われるツールを使っていたので、
それよりさらに簡単なものなどありませんでした。

そこで、なければつくればいいと考え、現在のbattonの開発がスタートしたわけです。

1番こだわったのは、例えば、現場の「経理のおばちゃん」が使えるようなものになるかどうか。
イメージでは自分の母親です。
母親のITリテラシーでも使えるようにするには説明書や研修は不要なほど簡単にしなければなりません。

ひらめいたのはスマホのようなUIとマクロシェア

そう考えた瞬間にピンときました。

実は、スマホはそれなしに使えていたのです。
スマホのような見た目、簡単さがあれば、
母親のような世代でも使えるようなプロダクトができるのではないか。
このようにして、まるでスマホのような見た目のRPA「batton」ができあがりました。

もうひとつ。

1000社の塾生の業務を眺めたとき、
「だいたいどの会社でも同じような作業をやっている」ということに気がつきました。

例えば請求書をつくる、見積書をつくる。
このような仕事というのは自社でもあれば、他社でも存在しています。



でも、個社ごとにやっている。

例えば社内のAという部署で「川人」と入力する仕事があるとして、
Bという部署でも「川人」という入力作業があったとしたら、
それはきっと1回の入力にすることができます。

社内であれば被っている仕事を効率化しようとするのに、
会社をまたいで被っているのは最適化されていないのです。
であれば、会社をまたいで仕事自体をシェアしてしまえばいい。

そう考え、マクロがシェアできるRPAができあがりました。

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