創業初期だからこそ、本気で向き合った。“私たちの仕事の意味”を再確認した2日間。
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本気で「自分たちの使命と未来」について考えた、2日間の研修。その裏側にある、リアルな想いと変化をお届けします。
創業間もないからこそ、“今”考えたかった
2025年3月末日、私たちケアサンクは、2日間にわたりミッション・ビジョン策定研修を行いました。
会社が目指す未来は?
自分たちがなぜこの仕事をしているのか?
その答えを全員で考える機会は、創業期の今だからこそ、意味のあるものになると信じていたからです。
全員参加。社長も、親会社役員も、従業員も。
この研修には、社長をはじめ、従業員、そして親会社「笑美面(えみめん)」の役員も参加。肩書きも、年齢も、立場も超えて、“真剣に”語り合う時間でした。
ファシリテーターは、キャピタル メディカ ベンチャーズ株式会社 代表の青木さん。
親会社である笑美面のミッション・ビジョン策定にも尽力された方で、その問いかけの鋭さと温かさに、私たちは何度も自分の内面と向き合わされました。
IPO連続達成の実力の社長が…まさかの“うるっ”
特に印象に残ったのは、社長が自分自身の内面と葛藤しながら、誠実に“言葉にならない思い”と向き合ってくれたシーン。
過去に数社のIPOを経験してきた実力派の社長が、言葉に詰まりながらも私たちの前で真正面から理念に向き合う姿勢を見せてくれました。
……花粉症のせいか、それとも青木さんの問いかけが鋭すぎたのか。一瞬、社長の目のあたりが赤くなっていたような……(笑)
でも、それくらい本気で“自分たちの会社”と向き合った時間だったんです。
その瞬間、場の温度がぐっと上がったのを感じました。
「働く意味」が、変わった
この研修を経て、ただ理念を考えただけではない、確かな変化がありました。
例えば、社長の言葉。
「これまで以上にみんなを信じて、頼ります。だから、“もっとこうしてほしい”という期待も、ちゃんと伝えることにします。」
今まで「無理をさせたくない」という思いから口に出せなかった“期待”を、仲間に託してくれる決意。
このひと言に、チーム全員の表情が変わった瞬間でした。
ある従業員は、自ら新しいプロジェクトに手を挙げました。
普段は寡黙な彼の「やってみたいです」という言葉には、誰もが驚き、そして心が動かされました。
私自身も、“こころのやる気スイッチ”がもう一段階、深く入っているのを実感しています。
理念に対して自分ごととして向き合えたことで、「ただの業務」だった(かもしれない)仕事が、「未来への挑戦」に変わりました。
ケアサンクは、まだまだ小さな会社です。
でも私たちは「心の介護に専念できるシニアホームがスタンダードになり、シニアホームに入ることが当たり前の社会」というビジョンを、本気で実現しようとしています。
「成長フェーズの会社で、信頼できる仲間と社会インパクトのある仕事に本気で向き合える人。」
そんなあなたと、ぜひ一緒にミッション・ビジョンを達成したい。
これからも、こうして本気で仕事と社会課題に向き合える仲間を、私たちは待っています。
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