こんにちは!RATELの、広報担当の板垣です!
RATELで働く方の生の声をお届けするため、インタビューしています。
今回は、大会運営事業のディレクターとしてRATELで働く、竹山さんにお話をお伺いしました!
す。
RATELの求人に申し込みをするか迷っている方、RATELではどんな人が働いているのだろうと気になる方は必見です!是非、最後までお付き合いください!
【プロフィール】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竹山 直槻(タケヤマ ナオキ)
ー株式会社RATEL 大会運営事業部 ディレクター
出身:福岡
生まれ年:1998年
趣味:ゲーム、読書
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーまずは経歴から教えてください!
高校を卒業して、自衛隊に入隊をしたことがキャリアのスタートで、自衛隊で約2年ほど勤めた後に、esportsに出会い、esportsのビジネスに関心を持っている中、株式会社RATELの代表である吉村と出会う。その後、RATELにジョインをしました。
ー自衛隊に入っていたんですね!なんで入ろうと思ったんですか?
きっかけは、中学1年生の時に行った自己分析で、「自分は何者だと」考えたことでした。
それまで一度も自分について考えたことはなかったのですが、その自己分析でたどり着いた結論が、「自分には価値がない。だから価値を積み上げていく必要がある。」ということでした。
まずは、国家国民という大きなレイヤーで人の価値を守る職業をやってみたいと感じ、自衛隊を目指すようになりました。
ー中学生の時にそこまで考えているなんて、すごいですね…!
自衛隊を脱退し、転職をしようと思ったのは何故だったんですか?
教育期間中と配属の初期は「国家を守るべく」の技術的にも精神的にも教えて頂き、学べる事が多かったのですが、平穏で時間の流れが緩やかな生活に新しい目標が出来ず、耐えられなくなってしまいました。(何もすることがないというのは、平和だということなので、良いことではあるんですけどね…!)
何か無理をするのなら、20代前半でしかできないと思っていましたし、自衛隊でこれ以上大きな目標を得ることは出来ないと思い、退職を決意しました。
ーそのあとは何をしていたのですか?
退職後は、お金に詳しくなりたくてコンサルタントの方と何とか知り合いお仕事をさせて頂いたりしながら、学ばせて頂きました。
このコミュニティの作り方というのは、今の自分の仕事にも繋がっています。
ーなるほど…!そこからRATELへとどうつながっていくのですか?
コンサルタントの方が経営する会計事務所で働きつつ、小さいことからずっと好きだったゲームを友達とやり続ける生活を送っていたのですが、ある時、ゲームは「競技」となっているということを知ったんです。これがesportsとの出会いでした。
ーふむふむ!そこからesportsの業界へと入っていくんですね。
そうですね、まずは選手として、esportsに関わっていくことにしました。
というのも、esportsというスポーツが楽しくて純粋に楽しんでいたので、いけるなと思ってたんです。
ー実際やってみてどうでしたか?
そうですね、自分よりもゲームが上手い人ってこんなにいるものかと驚きました笑
あとは、業界全体がアナログすぎて驚きましたね。どういうことかいうと、例えば、大会の参加者の申し込みは全てGoogleフォーム、参加者の管理はスプレッドシートで、全て人力で行っているんですよね。ゲーム自体がデジタルな分、その裏側はアナログでとてもギャップがありました。
ー他にも何か気づきはありましたか?
もう一つは、選手の強さと知名度は比例しないということです。これは個人的な意見ですが、選手はうまさを追い求めるべきで、広報などはやらなくても良いと思っているのですが、プレーの向上だけに集中できない現状がありました。
先ほども言った、アナログすぎるということと、選手がプレーの向上だけに集中ができないというのは、esportsの業界の課題だと思い、これは気づけた人たちが率先して解決していくべきだと確信し、その解決に動き出しました。
ーなるほど!ここから本格的に自分で動き出したんですね!
はい!そうですね。
Twitterで日々業界の課題や、情報を発信したり、知り合いのエンジニアやPMに声をかけて、事業を進めていきましたね。
ーRATELにはどう繋がっていくのでしょう…?
先ほども言ったように、Twitterでずっと自分の活動は発信していました。
その発信を代表が見てくれ、一度会いませんかと声をかけてくれたことが、RATELとの出会いで、登竜門というビジコンで会う事になりました。そして、そこのイベントで、一緒にRATELで働かないかと誘っていただきました。
ーそれでジョインをすることを決めたんですね。
はい!そうです!
自分が誘っておいて、他の会社に入社すると言い出したので、当時、自分の事業に誘っていたメンバーは驚いたと思います(笑)今も申し訳ないとは思っています…。
ーなぜ、ジョインをしようと決めたのでしょうか。
代表が自分に持っていないものを持っていると感じたからですね。
ーというと…?
僕が思うに、組織のリーダーの重要な素質の一つに、「自分の欲望に対して、素直に純粋に追い求められるか」ということがあると考えています。自分が好きなものだから、みんなも好きだよね、
好きじゃないなら、好きにしてあげるよと、こう自然と思える人が、世界を変えていくと思うんです。この力が私にはないのですが、代表にはあるんですよね。自分でやろうと思っていたのにも関わらず、代表と話して、この人についていけばesports業界に何かしらは必ず生み出すだろうと感じ、自分でやるのではなく、この人についていこうと思ったんです。
ー入社してからはどんな業務をしていたんですか?
実は僕が本当にジョインするとは思っていなかったらしく、入社当初、仕事が用意されていなかったんです(笑)ただ、ちょうどその時期に、ゲームの大会を開催することが決まり、そこの運営に参加することになりました。それが、今も務めている大会運営のディレクターの業務ですね。
ー具体的に大会運営の業務はどんな内容になるのでしょうか。
大会の参加者・視聴者、どちらにも価値を感じてもらうコンテンツを作るという、エンタメの本質を考えることが業務内容です。また、現在、私はマネージメントも任されていますので、大会の運営メンバーの性格や、関心を元に、各メンバーを最適なポジションに配置するということも行っています。
ー大会運営の業務を行う上で重要なポイントは何ですか?
そうですね、「プレイヤーとその繋がりを持つ人達を理解する」ということだと思います。
esportsはプレイヤーがいなくては何も始まりませんし、プレイヤーが気持ちよくプレーができなくては、業界の発展もありません。しかし、プレイヤーは良い意味で、自分に正直な性格の人が多く、自分のプレーの向上に執着と言っていいほどのこだわりがあります。
そんなプレイヤーがどうすれば気持ちよくプレーができるのか、どうすればモチベーションを保てるのか、どうすれば次の大会にも継続して参加してくれるのかを考え続けなくてはならないため、プレイヤーというものを理解することが何よりもまずは求められます。
ープレイヤーが楽しんでいたり、熱くなっているところを見ると、こちらまで楽しくなりますし、熱くなってしまいますよね!
そうなんです。選手のプレーって、人を楽しませ、熱中させ、ファンを作るんです。
そしてファンはファン同士で好きを共有し、その輪はどんどん広がっていきます。
その輪が広がれば広がるほど、新規で興味を持ってくれる人も増えるので、どんどんと規模が大きくなっていくんです。
ーなるほど、結果的に選手にフォーカスすることが、業界全体を大きくすることに繋がるんですね。
ーどんな人が大会運営の業務に向いていると思いますか?
エンターテイメントは、つい熱中をしてしまい、つい人に自分の好きを共有したくなってしまうような環境を作ることが重要です。なので、過去、スポーツや、アイドルのライブを見て、他の人と一緒になって叫んだり、熱中した経験がある人は強いと思いますし、その環境を作ってみたいと思える人は、とても向いていると思います!
なので少しでもそんな仕事に関わってみたいと思う人はぜひ、一度話を聞きに来て欲しいです!