理学療法士として患者さんに向き合い、
介護部門立ち上げ、
上場準備企業で経営企画と組織支援へと舵を切った石原さん。
本人は「昔は本当にダメで」と笑いますが、
その瞳の奥には「困っている人を放っておけない」という強烈な光が宿っています。
理学療法士が、なぜ人事・組織のコンサルタントへ?
「人間の不合理さ」と向き合い、対話を通じて組織のリハビリを行う石原さんのキャリアや、仕事への熱い想いを伺いました。
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【Profile】
名前:石原 直樹
好きなこと:キャンプ
好きな食べ物:さつまいも
■ スケッチに入る前、何をやっていた?
僕のキャリアのスタートは「理学療法士」でした。
最初は患者さんに対して何もできず
絶望感を味わいましたが、
そこから猛勉強し、
「運動学習(行動を変容させるプロセス)」
という分野にのめり込みました。
最終的には自費でイタリアの学会に飛び込むほどでした。
その後、
「自分の力が病院の外でも通用するか試したい」
と、介護医療系の立ち上げを行う会社へ転職しました。
現場のプレイヤーからマネージャーへ転身し、
8年間で5つの部門を統括するまでに事業を拡大。
しかし組織が大きくなるにつれて、
自分の中にある「正解」が通用しないという
組織の壁にぶつかります。
今の自分の能力のままでは解決できないと感じ、
次は上場企業の経営企画室へ飛び込みました。
そこでは睡眠時間2〜3時間で必死に勉強しながら
評価制度の導入やM&A後のPMIなど、
経営のハード面を一通り叩き込まれました。
ただ、仕事ができるようになるにつれ、
「本当にやりたいのは、もっと泥臭い
『人(ソフト面)』へのアプローチだ」
という思いが強くなっていきました。
そんなモヤモヤを抱えて転職活動をする中で、
出会ったのがスケッチでした。
■ スケッチで成長できたことは?
入社してまだ日は浅いですが、
すでに多くの気づきを得て、
マインド面で大きく成長できていると感じます。
正直なところ、
僕はコンサルタントに対して
「現場を知らないまま『あるべき論』を語るだけ」という偏見がありました。
しかし、スケッチに入社してそのイメージは完全に覆されました。
メンバー全員が、お客様のために泥臭く向き合い続けていたからです。
また、驚いたのは「即レス」の文化がもたらす
“心理的安全性”です。
駆け引きなく本質的な議論にすぐ入れる環境は、
僕にとってすごく新鮮でした。
「個が強い集団」でありながら
チームで戦う共創型のスタイルに触れる中で、
自分が理学療法士として培ってきた
「相手に深く入り込む対話力」が、
コンサルティングという今の仕事にも
大いに活かせるという確信を持てるようになりました。
■ 仕事において大切にしていること
仕事をするうえで、
僕は常に「人間は不合理な生き物である」
という前提を持っています。
どれだけ正論を振りかざしても、
ロジックだけでは人は動きません。
だからこそ、
1on1やコーチングの際も言葉だけを信用しすぎず
相手の表情や声のトーンといった
「非言語」のサインから本音を読み取るようにしています。
そして、
仕事で特に大切にしていることが2つあります。
1つは、「相手の期待を超えること」。
社内外問わず、相手が想定しているラインを
常に超えていくことで信頼関係を築きたい
と思っています。
もう1つは、
「喜びや大変さを分かち合える仲間を求めること」。
困難な課題も、共有できる仲間がいれば仕事はもっと楽しくなると信じています。
■ 自分の性格
誇れるような性格ではないですが、
強いて言うなら「真面目なおせっかい」だと思っています。
基本的には楽をしたいし適当なところもあるんですが、目の前に困っている人がいると、どうしても放っておけないんです。
病院勤務時代も、
自分が担当していない患者さんであっても
「もっとこうしたら良くなるのでは」と思うと、
居ても立っても居られず、
周囲に働きかけてしまうような人間でした。
「見過ごす」ということができないんです。
自分が関わることで
少しでも状況が良くなる可能性があるなら、
泥臭いことでも何でもやる。
この「おせっかい」な部分が、昔も今も僕の原動力になっています。
■ これからの夢
これからの夢は、大きく2つあります。
どちらも根っこは「人が前を向ける場所をつくりたい」という想いです。
1つはスケッチで、
「個が輝く組織をつくる」こと。
「明日が来るのが楽しみだ」
と思える人を一人でも増やし、
仕事を通じて自分の能力を
いかんなく発揮できる場所を作りたいです。
会社はどこまでいっても「人」なので、
人が幸せに働ける組織こそ最強だと信じています。
もう1つの個人的な夢は、
いつか「キャリア支援のスナック」をやることです。
カウンター越しにお酒を飲みながら、
仕事やキャリアに悩む人の相談に乗る場所を作れたら最高だなと。
最近は「自分を使い切りたい」と
強く思うようになりました。
今この体に宿っている命や能力を出し尽くして、
自分も楽しくて、関わる人も喜んでくれる。
そういうことをとことんやり切りたいと思っています。