こんにちは。スケッチの情報発信を担当している小野です。
私たちスケッチは、
「人」と「組織」の側面から企業の変革を支援するコンサルティング会社です。
創業から主にリファラル(紹介)で集まった
7名のメンバー。
居心地が良く、阿吽の呼吸で仕事が進む、
非常に強固で心地よいチームでした。
一方で、
組織として次のフェーズに進むためには、
外部から新しい視点や価値観を取り入れる必要性も感じていました。
いわば、「意図的に新しい色を混ぜる」タイミングだったのです。
ただ、そこには大きな葛藤がありました。
これまで築いてきた空気感やカルチャーを、
これからも同じように保ち続けられるだろうか。
リファラル採用でうまくいっていたからこそ、
「フィットしない人が入るリスク」
への不安は強く、採用に踏み出すことは、
決して簡単な意思決定ではありませんでした。
しかし、そんな私たちの不安は、
Wantedlyを通じた「ある一つの出会い」によって
スッと心地よくほどけていくことになります。
今回は、愛知と東京という物理的な距離を越え
1通のスカウトから始まった「運命のマッチング」の裏側を、当事者である石原(候補者)と喜多見(採用担当)の対談を通してお届けします。
出会う前の葛藤。交差する「想いを伝えたい」という願い
石原には、転職活動において、ある強烈な原体験がありました。
理学療法士としてキャリアをスタートさせた後、
デイサービス立ち上げなどに参画し、組織づくりに奔走してきました。
しかしその後、まったくの異業種である「上場準備会社の経営企画室」へとキャリアチェンジを図った際、彼は壁にぶつかっていました。
医療・介護業界からの異業種転職。
一般的な求人媒体やエージェント経由では、書類の「条件」や「過去の業界経験」で弾かれてしまう日々が続いていたのです。
石原:
「当時の転職活動では、
なかなか『自分という人間』が伝わりにくいというジレンマがありました。
未経験の業界に挑戦する上で、
組織づくりへの強い想いを持っていたとしても、
それを伝える前に落とされてしまうんです。
実は以前の就職活動の時に、
ある会社に間違えて応募してしまったことがあって(笑)。
先方の人事から
『その職種は募集してないですよ』と
Zoomで言われたんですが、
『せっかくだから』と
15分だけ僕の想いを熱弁させてもらったら、
『君おもしろいね、社長に会わせるよ』とトントン拍子に進んでいきました。
その時に、『やっぱり自分の想いを直接届けることって大事なんだ』と痛感しました。
だからこそ、今回の転職活動では、
「自分の想い」をしっかり伝えられる場所を選びたい。
その中で、プロフィールを通じて人となりが伝わるWantedlyを使い始めました。」
一方、スケッチの採用担当である喜多見もまた、新しい仲間との「出会い方」に強いこだわりを持っていました。
喜多見:
「最初の10人は、絶対に妥協したくなかったんです。
スキルや経験以上に、スケッチの価値観に共感し
一緒にカルチャーを作っていける仲間を探していました。
企業側も採用の背景や価値観をしっかり伝え、
『ここだ!』とビビッときてもらう必要がある。
私たちが大切にしたい『共感でのマッチング』を実現するには、Wantedlyが一番合いそうだなと思いました」
「想いを伝えたい」求職者と、
「想いで繋がりたい」企業。
出会う前からすでに、石原とスケッチはWantedlyによって、少しずつ引き寄せられていたのです。
葛藤の「とりあえずフォロー」と、予期せぬ熱狂スカウト
石原がスケッチのページを見つけたとき、
直感で「お?なんかいいかも」と感じたと言います。
しかし、そこには大きな壁がありました。
石原:
「スケッチの『型にはまらない』というコンサルティングのスタンスや、インタビュー記事から伝わってきた『想いを持って働いている』姿にすごく惹かれました。
あと、キメキメじゃない、
スマホで撮った感満載のピザパーティーの写真にも妙な親近感が湧いて(笑)。
でも、僕は愛知在住の当時37歳。
コンサルタントの経験もない自分が、
東京の会社になんて通用するわけがない。
ハードルが高すぎて、応募ボタンは押せませんでした。
ただ、ここで諦めたら一生後悔する気がして…
絞り出すような気持ちでの『とりあえずフォロー』でした」
しかし、石原は知る由もありませんでした。
彼がフォローした瞬間、
東京のオフィスで喜多見が「キタッ!!」とガッツポーズをしていたことを。
喜多見:
実は石原さんがフォローしてくれる前から、
彼のレジュメを見ていて、気になっていたんです。
プロフィールの一番上にあった
『個が輝ける組織開発を』という言葉。
そして、順風満帆なエリートというより、
自分の置かれた場所で泥臭くもがきながらキャリアを歩んできた等身大の姿。
変に自分を綺麗に見せようとしない真っ直ぐな言葉に、
この人と絶対に話してみたい!と思っていました。
愛知在住という距離の壁はありましたが、
フォロー通知が来た瞬間『これは運命だ!』と。
社長に『愛知の方ですが、絶対に良いのでアプローチします!』と直談判して、
すぐにスカウトを打ちました」
フォローからわずか数時間後。
石原の元に飛んできたのは、
喜多見自身の言葉で熱量がビッシリと詰め込まれたメッセージでした。
石原:
「『え、早っ!』と驚いたのと同時に、
文章を読んで心が動きました。
僕のレジュメの奥にある意図をちゃんと汲み取り
自分の言葉で向き合ってくれているのがすごく伝わってきたんです。
この人と一度話してみたい!と感じて、すぐ返信しました。」
面談で外れた「鎧」。共感が確信に変わるまで
オンラインでの初めてのカジュアル面談。
「東京」と「愛知」という距離の壁は、開始数分で消え去りました。
石原:
「喜多見さんは、僕が話しやすい雰囲気を一瞬で作ってくれました。
前職では『自分』を抑えて仕事をしてきた部分があったので、次は自分を全開に出せる場所に行きたいと思っていたんです。
だからこそ、
飾らず本音で挑もうとは思っていましたが、
そんな決心は必要なかったくらい、
気づいたら1時間、自分のことばかりペラペラと喋っていました(笑)」
喜多見:
「面談って普通、自分を綺麗に飾りたくなるじゃないですか。
でも石原さんは素をさらけ出して本音でぶつかってきてくれた。
リズムも心地よくて、
直感で『この人は無条件に信頼できる。
うちのカルチャーに合いそう』と確信しました」
実はこの喜多見の「確信」、
面談が始まる前からすでに行動へと移されていたんです。
喜多見は面談前の段階で、社長のその日の夕方のスケジュールを抑え、
「根拠はないけど絶対にいいと思うので」と、社長に先に話を通していたのです。
そして面談の終盤、
石原から「社長に会いたい」と伝えられたとき、
心の中でまたまたガッツポーズをした喜多見。
結果、その日のうちに社長面談が実現。
まさかの1日に面談2本立てという、異例のスピード展開でした(笑)。
「この人と一緒に働きたい」という純粋な想いが、猛スピードで距離を縮めていったのです。
新しい花が咲いた場所。「才能の解放」が意味すること
入社からわずか2ヶ月半。
愛知からスケッチの仲間入りをした石原は今、
人事・組織開発の枠を大きく飛び越え、
DX推進やAI活用など、
誰も想像していなかった領域でスケッチに圧倒的なインパクトを与えています。
入社前に抱えていた
「コンサル会社で自分なんかが通用するのか」
という不安は、どのように消えていったのでしょうか。
石原:
「今、自分の中で『新しい花』が咲いている感覚があります。
もともとPC作業は好きな方だったんですが、
スケッチに入ってからDXやAI活用と組織開発が繋がったんです。
良い組織開発をするためには、
業務改善をして人に時間的・精神的な余白を作らなければいけない。
そこに自分の強みが活かせることに気づきました。
才能の解放って、
実は『自己の解放』なんじゃないかと気づいたんです。
抑圧された環境では、人の良さは霞んでしまう。
でも、スケッチは『想い』で繋がったからこそ、
腹を割って話せるし、失敗してもカバーし合える安心感がある。
自分を全開に出せる環境をもらえたからこそ、
自分でも気づいていなかった強みが次々と開花しているのを感じています」
その言葉を聞いて、喜多見は静かに、でも力強くこう返しました。
喜多見:
「新しい花が咲いたのは、スケッチの方だよ。
いっしー(※石原の社内での愛称)が、
こんなにDXやAIに強いなんて面談では聞いてなかったし(笑)、
おかげでお客様への提供価値も確実に広がっています。
何より、いっしーのおかげで
『外部採用ってこんなに素晴らしいんだ』と、
社員全員が心から思えるようになりました。
これまで一緒に過ごした時間の長さではなく、
ビジョンやカルチャーで深く共鳴し合えれば、
最高の仲間になれる。
その可能性を証明し、私たちの不安を払拭してくれたことに、本当に感謝しています」
結びにかえて
「とりあえずフォロー」という小さな勇気。
レジュメの行間を読み解き、即座に送られた熱狂的なスカウト。
そして、距離や経験という不安を乗り越えて、「想い」で結びついた面談。
人と企業が本音で向き合い、
共感で結びつくことの強さを、
美しく体現してくれたように感じます。
型にはまらない。無理に背伸びもしない。
ただ、同じ未来を信じてお互いの「才能を解放」し合える仲間が、ここにはいます。
スケッチの「1通のスカウトから始まった物語」は、まだ始まったばかりです。