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「設計というフィールドでプロになる」ためにセントラルエンジニアリング社を選択した【エンジニアインタビュー】

こんにちは。採用担当シミズです。
今回は、当社で活躍するエンジニアにインタビューしました!

当社は「モノづくりエンジニア」が在籍する会社。なぜこの仕事を選択したのか。現場で何を感じているのか。wantedly内では、モノづくりエンジニアのインタビュー記事は少ないようですので、学生の皆さんの選択肢やきっかけの1つになればうれしいです。
是非ご覧ください!



当社に中途入社されました、Aさん。
工学部機械学科出身。土木機械メーカーに入社後、セントラルエンジニアリングへ転職。現在はセントラルエンジニアリング本社にて受託開発業務を対応。


Q:なぜエンジニアを目指したのか?

高校生の時から具体的に商材は決まっていなかったものの、設計の仕事をやってみたかったですね。幅広く学べるという点でも大学では工学部の機械学科を選択しました。就職活動においては、エンジニアは世の中の役に立てる仕事ではないか、と感じていましたのでエンジニア以外で迷うことはありませんでした。

1社目は、土木関係の機械を取り扱う会社に入社しました。ボーリングマシンという地面に穴を掘る機械の設計をする仕事に携わっていました。
その当時の自分自身の願望としては、「一般の消費者には出回らないけど、業界の中だけでスペシャリストだけが扱う」機械に興味がありました。機械や設計を極めるには、様々な挑戦が出来そう、面白そうだとも感じ入社しました。


Q:1社目ではどんな仕事を主に行っていましたか?

1社目は、5年勤めていました。最初の1・2年目は先輩について仕事を行っていましたが、それ以降は実際にお客様から依頼が来て設計対応を行っておりました。
当時の仕事は、巨大な機械の仕事よりも小さい機械を取り扱う事が多く、単独で仕事を請け負うことが多かったです。
お客様の要望をどうやって形にするかのアイデア出しと、それを図面に書き起こすことが主の仕事内容です。

お客様の要望に合わせるオーダーメイドの機械設計を中心に仕事をしていたので、過去の事例で参考になるものがあるとは限らない環境でした。毎回初めてやる仕事が多かったですし、振り返ってみても自分でとことん考える仕事が多かったなと感じます。


Q:転職をしようと思ったきっかけは?

前職では急に上司が変わったり組織改編があったりと、設計の仕事ができなくなる可能性がでてきました。設計の業務に携わっていたかったので転職を検討しようと考えたことがきっかけです。

転職活動している中で、具体的にこの業界がいい!この商材を取り扱いたい!とは決められませんでした。そのため様々な業界を選択できるような会社がいいのかなという考えがあった中でセントラルエンジニアリングに出会いました。
セントラルエンジニアリングは、様々な業界と取り引きがあり、開発支援事業だけではなく
自社製品開発も事業として展開していて、尚且つ研修設備が充実している。研修が充実しているという事は、仮に自分が行きたい業界が見つかった場合、決心はついたけれど未経験だった時に研修や研修設備が充実していると心強いなという思いがありました。このあたりが大きなポイントであり、セントラルエンジニアリングに魅力を感じていました。

自分自身の仕事人生を考えた時に、エンジニアとして経験を積んでいくためには、「何か1つの商材だけ」の設計者ではなく、「設計というフィールドでプロになる」ための設計者を選択した感じです。



Q:今の仕事内容は?

お客様先での仕事を経験し、現在は本社にて設計業務を行っております。

筐体の設計を行っています。筐体(きょうたい)とは、何らかの機能を有する機械や電気機器などを中に収めた箱のことを言います。フレームを含めた外装を指しています。
箱もただの箱ではなく、いろいろと条件をお客様からいただきます。その条件を満たして且つ予算と納期を守る。アイデア出して図面を書いてそれを設計する。という仕事です。
その箱も金属がいいのかプラスチックがいいのか。扉を付けるか付けないか。そこにある機能を付けるという条件が加わる。この条件から、どうやって形にしていくかという課題をクリアしていくイメージです。


Q: 入社してから現在まででご自身が大変だったこと、苦労したことはあるか?

今年の3月、初めてメイン担当として業務をやってみないかという仕事を受けました。筐体の設計はやったことがないため、過去の使えるノウハウが違いました。業界や作るものが変わると、設計の仕事の経験はあっても必要な能力や考え方がこんなに違うのか、というギャップがありました。

具体的には、技術的な面での違いが大きかったです。
当社が扱う機械設計ですとあまり凝った作りには出来ません。前職の土木機械はオーダーメイドということもあって、ある程度職人技に頼れる所もありましたが、当社が取り扱う製品は量産型が多いため職人技に頼っていると、お金がいくらあっても足りないということになってしまいます。
要望があっても、それを職人技に頼らず、いかにシンプルにするか、そこに大きな違いがありました。


Q:仕事に困ったときに、周りの先輩に聞くことが出来る環境はありましたか?

社内は、エンジニア同士がちょっとした話し合いをしている光景をよく見るため、完全に一人で抱え込まないで、誰かに相談できるという感じなのでやりやすいと感じます。
特にグループリーダーに聞くことが多いです。様々な仕事内容の経験値、お客様の様々な要望を聞いてきたグループリーダーは課題に対する発想力が違いますので、どのような内容でもフォローしてくれますね。


Q:今までの経験も含め、この仕事が面白いといえる部分は何かあるか?

今自分がやっている製品は世の中の目立つところにはないが、自分の作ったものが実際にものとして世の中に存在している。自分の作った装置がお客様の現場に組み込まれて使われている。と考えると、自分自身が社会人として役に立っているなと感じます。


Q:就活中の学生さんに対し、将来やりたいことを考えるポイントを教えてください。

最低限のキーワードを持っていたほうが良いと思います。私の場合は、設計やBtoB商材というキーワードを持っていました。キーワードすら持っていなければ消去法でもいいと思っています。業界の好き嫌いだけでもいいです。選ぶ場面、意思決定をする場面に直面した時に何の手がかりもないと、自分でも困ると思います。“やりたいこと“ではなくてもいいので、キーワードでも嫌いなことでも何かしら選ぶ根拠になるものがあればいいんじゃないかなと思います。


1つの商材を取り扱うだけでなく、様々な商材と取り扱うことで自身のアイデアと引き出しを増やす。ものづくりエンジニアの仕事の最大の面白みを教えて頂いたインタビューでした。

是非このような先輩と一緒に働いてみませんか?

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