1
/
5

2023年度、海士町未来共創基金の投資で1つの新規事業が誕生しました

2023年度海士町未来共創基金は、7月に公募を開始し、3件の応募がありました。審査の結果、12月にこの基金からの投資で1つの事業が誕生しました。
採択されたのは、「島のビールで乾杯を!田んぼと海を活かしたクラフトビール醸造事業」です。

海士町未来共創基金(運営:海士町未来投資委員会)とは、島の未来につながる事業への投資・共創を行うため、2020年12月に設置された基金です。日本全国のみなさんから応援いただいた海士町へのふるさと納税(年間全納付額の25〜30%程度)を活用し、新たな挑戦を支援します。

※詳しくは一般社団法人海士町未来投資委員会ホームページをご覧ください



島のめぐみ麦酒株式会社 浅井峰光さん

この事業で製造していくビールは主に2種類


ビールづくりに欠かせないのが水。この海士町には名水百選にも選ばれる天川の水があります。また、この豊かな湧水のおかげで海士町でお米が育ちます。
そこで生まれるのが ”天川の水と島のお米を使った島のおもてなしビール” です。
海士町には、来島する方を島のものでもてなしたいという、後鳥羽上皇の来島時から培ってきたおもてなしの文化があります。島ならではビールをつくり、乾杯ビールとして利用してもらうことで、この海士町の文化へ貢献したいと浅井さんは言います。

また海士町の資源として”海”があります。海に沈めビールの海洋熟成を行うことで、高付加価値のビールになります。
そこで生まれるのが ”海洋熟成ハイアルコールビール” です。
将来的にクルージングとコラボレーションし、海を感じながら地域の方と交流も生まれる観光コンテンツ「クルージング&海洋熟成ビール体験」にも着手していく予定です。

次世代に向けて『島の役割』をつくる 〜島の暮らしを楽しみながらできる新たな『副業モデル』として〜

申請者である浅井さんは、島の高校生を含む若い世代に、一定の「ものづくり」への憧れがあることを感じていると言います。しかし、島で「ものづくり」をすることは、人口2300人の島という小さなマーケットでの事業展開や、島外への販売に伴う配送料のコストなどが課題となります。
今回の事業では、そのハンデとなっている「海」を活用し、海洋熟成ビールを島外に販売することで、既存のクラフトビールよりも高い金額での販売を目指します。
高付加価値の「ものづくり」によって収入を確保しながら、島での暮らしを楽しむことができる事業にしていき、次世代の若手に新しい副業のモデルを提供したいと考えています。

5月より海洋熟成ビール実証実験開始!
詳しくは次回の記事にて発表していきます!

AMAホールディングス株式会社's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like AMAホールディングス採用担当's Story
Let AMAホールディングス採用担当's company know you're interested in their content