「数十TBの大規模データ」 × 「ビジネスの勢いを止めないスピード開発の実現」を目指す若手リーダーの挑戦
今回はオペレーションテクノロジーDiv. の広告配信実績や掲載内容のレポート出力システム「ConsultingManager」の開発をリードしている江川 喜啓さんにお話を伺います。
技術的なレベルアップができる環境とカルチャーに惹かれて入社された江川さんは入社約3か月でチームリーダーに選出され、チーム運営にも注力しています。そんな江川さんに入社の背景や業務内容、今後のキャリアプランについて伺いました。
プロフィール
■江川 喜啓
2023年9月にサイバーエージェントへ入社し、現在AI事業本部 オペレーションテクノロジーDiv.所属。
趣味は料理、漫画、ゲーム、野球観戦、音楽鑑賞。
技術的な成長とカルチャーマッチが入社の決め手に
ーー 江川さん本日はよろしくお願いします! まずはこれまでの経歴について教えていただけますか?
江川:新卒で不動産会社に社内SEとして入社し、2年半ほど社内システムの開発を行っていました。業務効率化ツールの作成や基幹システム、社内データ基盤の開発と小さいものから大きいものまで運用と開発をしていて、技術領域としては、インフラからバックエンド、フロントエンドとフルスタックに働いていました。
ーー そうだったんですね。そんな中でサイバーエージェントに転職された理由を教えてください。
江川:技術力をもっと高めたいと思ったからです。もともとサイバーエージェントがよくテックイベントをやっているのは知っていて、技術の発信に力を入れてる会社という印象はありました。選考を通じて、詳しく話を聞いていくと、データの取扱量が多い中でも、どうやったらスピーディーに処理ができるのかを求められるという話を聞いて、学べることがすごく多そうだなと思いました。
また、カルチャーが前職と似ている面があり、馴染みやすそうだなと感じたのもポイントです。共通の目的があって、それに対してみんなで一気に走っていく雰囲気や、頑張っている人をみんなで褒める文化が特に似ているなと感じました。エンジニアとしての成長を奨励してくれたり、新しいものをどんどん試していこうというチャレンジ精神だったりが、日々の業務をワクワクするものにできるだろうなと思ったのも決め手です。
メンバーからプロジェクトリーダーへの挑戦
ーー担当されている「ConsultingManager」とは、具体的にはどのようなプロダクトなのでしょうか?
江川:「ConsultingManager」は、広告配信実績や掲載内容を粒度別に出力できる社内ユーザー向けのWebシステムです。Web広告主要媒体のほぼ全てに対応し、、分析レポートを出力できるようにしています。例えば、複数媒体で配信している広告の実績を取得する際、通常であれば媒体ごとに管理画面にログインをする必要があり時間と手間がかかりますが、媒体を横断した実績データの取得を可能にするなど、ビジネスの勢いを止めないための開発に取り組んでいます。
使用している技術は、
・フロントエンド:TypeScript, Next.js, MUI
・バックエンド: Python, FastAPI
・インフラストラクチャ:Amazon ECS(Fargate)、AWS Batch、Amazon RDS、Amazon S3
・CICD:GitHub Actions、Amazon ECR です。
これまでは一人の開発メンバーとして参画していましたが、直近でチームリーダーにチャレンジさせていただくことになりました。もともと採用面接の時に、「リーダーに興味ある?」と聞かれて、「興味あります!」と話していましたが、入社して3か月経ったタイミングで改めてリーダーの話をいただいて、「はい!喜んで!」とすぐ返事をしました(笑)開発業務もしつつ、プロジェクト管理やビジネスサイドとの要件定義、他システムとの調整などを担当しています。
コミュニケーションと助け合いを意識したチーム運営
ーーチームリーダーになって数か月経ちますが、やってみていかがですか?
江川:既存のチームを引き継いだので、やっぱりこれまでの勢いを弱めてはいけないな、というのはありました。あとはメンバーも自分より年上の方が多いので、コミュニケーションの取り方は意識しています。頼りになる先輩たちが多いので、きちんとメンバーの意見を聞きつつ、ビジネスサイドと意向がズレないようにというのを大事にしています。難しさがある一方で、1人ではできないことがチームだとできることが多いので、そこは面白みを感じています。
ーー頼りになる先輩メンバーが多いのですね。チームの雰囲気はどうですか?
江川:チームの状況をみんなが見てくれているので、お互いに助け合いが多いチームだと思います。Slackで各々が思ったことを発信するtimesチャンネルを作成して、そこで「あれがうまくいかない」「これってどうなってるんだろう」など自由に投稿しています。それをみたチームメンバーが、「ここはこうするといいよ」とか「ここはこうですね!」とお互いのノウハウを共有しあっています。
あとは、毎週月曜日はスプリント定例をやっているのですが、それ以外の曜日は「お茶会」という雑談タイムを設けています。
趣味の話や、最近このゲームが楽しいなど、仕事以外のプライベートな話をしてメンバーのことを知るようにしています。
ーー今後のキャリアビジョンについても教えてください。
江川:ビジネスにしっかり貢献できるエンジニアになりたいです。これは就活の時から変わらない考えなのですが、誰かが困っていることを助けたいという考えが根っこにあります。それをエンジニアとして叶えるにはどうしたらよいかを考えたときに、やっぱりビジネスに対して貢献できるかは外せないなと思いました。ビジネスのスピード感を落とさないために、保守性などのソフトウェアの品質が高いものを作れるように自分自身の技術的なスキルを上げるのはもちろん、ビジネスサイドと目線を合わせコミュニケーションを円滑にできるように事業の理解をもっと深めていきたいです。
ーー 最後に一緒に働きたい方に向けてメッセージをお願いします!
江川:何事にも前向きにやってみようと思える人と一緒に働きたいです。新しい技術が出たから、使ってみよう、取り入れてみようという文化の強い組織です。変化のある環境の中で一緒に働くなら、前向きな人の方がより楽しく困難も乗り越えていけると思います!
ーー本日はありがとうございました!
サイバーエージェントには、年齢に関係なく「やりたい!」と手を上げた人にチャレンジする機会を提供する文化があります。
少しでも興味を持っていただけたら、「話を聞きに行きたい」よりエントリーをお待ちしています。技術的な成長はもちろん、リーダーとして経験を積みながらビジネスにも貢献ができる、魅力あふれる環境が待っています!