こんにちは、SALT2です!
今回は、SALT2でエンジニアリング領域の仕事に取り組む岩倉一暉さんにインタビューしました。
愛媛県を出て福岡へ移り、ベンチャーキャピタルでの経験を経て、3DアバターやVR領域で起業。その事業を終えた後、次の挑戦を考える中でSALT2に参画しました。
一度自分で事業を立ち上げたからこそ、次は「AI」と「事業をつくる経験」を身につけたいと考えた岩倉さん。
SALT2で感じたAIによる開発スピードの変化や、エンタープライズ企業と仕事をする中で得た学び、これから一緒に働きたい人について聞きました。
岩倉 一暉|AI Engineer
ベンチャーキャピタルに客員起業家(EIR)として在籍した後に、3Dアバター領域でのスタートアップを創業。その後、SALT2に参画。現在はAIエンジニアとして、LLMと統計分析を活用したAIソリューションの設計・開発に従事。
「大学に行くなら、起業しよう」。アジアを見据えて福岡へ
── まず、これまでの経歴と、現在の仕事について教えてください。
岩倉:もともと、身近に個人で事業をしている人がいたこともあって、僕にとって起業は結構ナチュラルな選択肢でした。
大学受験がうまくいかなかったこともあり、「だったら起業しよう」と考えていました。
出身は愛媛なんですが、その後、福岡に行きました。
当時は、日本から海外を目指すとなるとシリコンバレーという流れが強かったと思うんですけど、僕はこれから中国や東南アジアの存在感が大きくなると思っていました。
アジアに張るなら東京ではなく福岡だろう、と。
福岡も当時、「福岡からアジアへ」という打ち出しをしていたので、そこで起業しようと考えました。
ただ、当然お金はありません。
資金調達をしたくて、ベンチャーキャピタルにかなりコールドコールをしました。そこから実際に会うことになって、「起業する前に少し働いた方がいいんじゃないか」と言われたんです。
そのVCには、起業を前提に入る「アントレプレナー・イン・レジデンス」という仕組みがあって、その形で半年から1年弱くらい在籍しました。
その後、3DアバターやVRの領域で実際に起業しました。VCから資金も調達して取り組んでいましたが、結局、事業はうまくいかず終了しました。
もう一度挑戦するなら、その前に新しい人と仕事をしたり、スキルを身につけたりしてから起業しよう。
そう考えて、東京で転職活動を始めました。
その過程でSALT2を知り、カジュアル面談をしたことがきっかけで、業務委託として入ったという流れです。
現在はエンジニアリング領域の仕事をしていて、開発のほか、顧客に納品する資料やスライドの作成などでもAIを使っています。
一度事業をつくったから、次は「AI」と「事業をつくる経験」を取りに行った
── 転職という選択肢がある中で、最終的にSALT2を選んだ決め手は何でしたか?
岩倉:そのときは、すぐにもう一度起業しようとは思っていませんでした。お金もなかったので、まず転職しようという状態でした。
その中で考えていたことは、大きく2つあります。
一つは、「次にやるんだったらAIだよね」ということです。
AIをやるのであれば、「最先端のAIを学べる場所はどこなんだろう」という視点で会社を見ていました。
もう一つは、一度事業で失敗していたので、改めて事業をつくる経験やスキルを身につけたいと思っていたことです。
SALT2には小澤さんがいて、小澤さん自身も起業を経験している。
0から1をつくるところだけではなく、その先の10から100まで、会社をスケールさせるところまで経験している人のそばで働ける。
そこで一緒に働けば、事業をつくる経験を積めるし、AI活用のスキルも身につけられる。
それが、自分にとって大きかったですね。
小澤 隆生|Boost Consulting 取締役 / Boost Capital 代表取締役
楽天でオークション事業や東北楽天ゴールデンイーグルスの立ち上げに携わり、自身で創業したクロコスをヤフーへ売却して同社に参画。ヤフー代表取締役社長を務め、PayPayの立ち上げにも関わった。現在はBoost Capital代表取締役、SALT2が参画するBoost Consultingの取締役を務める。
「2〜3ヶ月かかるものが、2〜3週間で形になる」
── 実際に入ってみて、入る前に想像していたSALT2とのギャップはありましたか? 特に印象に残っている仕事や出来事があれば教えてください。
岩倉:スタートアップにはずっといたので、スピード感を持って仕事をすること自体は認識していました。
でも、そこにAIが加わることによって、物事が進む速度がさらに加速度的に速くなるというのは、想像以上でした。
僕の場合、顧客向けにAIを使ったシステムを開発する仕事をしています。
昔だったら本当に2ヶ月、3ヶ月かかるような規模のものが、AI駆動で開発することによって、2週間、3週間で形になる。
しかも、単に趣味でちょっとしたものをつくるという話ではありません。
実際にお客さんに納品するレベルのものを、それくらいの速さでつくれる。
そこはかなり驚きました。
「昔だったら2ヶ月、3ヶ月かかるようなものが、AI駆動で開発することで、2週間、3週間で形になる。」
AIネイティブな働き方だけではない。「大企業の論理」を知れたことも大きかった
── SALT2に入ってから、自分が成長したと感じる部分はありますか?
岩倉:AIを使って仕事を進めることですね。
開発もそうですし、例えば提案資料の作成までAIをフル活用する。そういうことができるようになったのは、一つのスキルだと思います。
ただ、それだけではありません。
もともと僕は、大企業がどう動いているのかをほとんど知りませんでした。
実際にエンタープライズ企業の方と話すようになると、社内でどう承認や決裁が進むのか、開発をするときにどういう仕組みで物事が動くのか、といったことが見えてきます。
そういう大企業の論理や仕組みを知れたことも、自分にとっては大きかったです。
僕は、日本の若いスタートアップや起業家が、一人だけで何かをやって大きなことを成し遂げられるとは思っていません。
社会の中で、大企業だったり、場合によっては国だったりをどう巻き込み、その中で価値を発揮するのか。
そう考えたときに、大企業の論理や仕組みをちゃんと理解して、実際に一緒に仕事をする経験を積めたことは良かったと思っています。
これから起業したい。でも「最初の一歩」が分からない人へ
── 岩倉さんから見て、SALT2にはどのような方が合うと思いますか?
岩倉:変化がかなり速いので、まずはその変化に急速にキャッチアップできる人だと思います。
あとは、AIを使って何か新しいことをやりたい人ですね。
それから、いずれ起業したいと思っているけれど、そのためにどういうスキルや経験を積めばいいのか、最初の一歩が分からない人。
そういう人にも合うと思います。
起業に必要なマインドセットやスキルセットは、普通に会社に勤めているだけでは、なかなか身につかないものもあると思っています。
そういう意味では、今のタイミングでSALT2に入るという選択肢はあるんじゃないかなと思います。
「人・物・金は集まっている。あとはやるだけ」
── 最後に、SALT2に興味を持っている学生や社会人の方へ、一言メッセージをお願いします。
岩倉:AIを使って日本を大きく変えていきたいんだったら、一緒に働きましょう。
そのための人・物・金は集まっていると思うので、あとはやるだけだと思っています。
それを一緒にやり切れる人がいれば、一緒にやりましょう。
ブートキャンプについて
SALT2では、AI駆動開発ブートキャンプを定期的に開催しています。
参加したい気持ちがあれば、開発経験は問いません。
なお、応募者が多数の場合は、運営による選考を行います。
プログラムの詳細や最新の日程は、ブートキャンプ特設サイトをご確認ください。
👉 SALT2 AI駆動開発ブートキャンプ
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