【学会発表vol.2】学会発表までの道のり編のつづきをお伝えしていきます。
今回はタイトルの通り、学会発表本番とその後のお話です!
データ提出の期限が間近に迫る中、普段の業務と並行する形で発表資料の作成や打ち合わせを行い、いよいよ発表動画収録日の2020年8月30日を迎えます。
司会の荒牧先生による発表内容の概要説明から始まり、安原ドクターのLDに関する医学的解説、笹野と私のLDを抱える子どもへの支援実践報告、弊社代表の稲葉のYCCもこもこの指針及び療育機関の経営論、そして最後に近藤先生によるコメントと質疑という多面的且つ多角的な視点をふんだんに盛り込んだ構成です!
故に懸念材料はゼロではありませんでした。なんせ多忙な方々ばかり。各々のスケジュールを合わせることすら難しいのに、コロナ禍によってデータ提出の期限も想定外に早くなり、正直なところ満足に打ち合わせができていないままの当日…。不安がありました。
しかし、これまで積み重ねてきた会議や勉強会の成果は私たちを裏切りませんでした。安原ドクターの医学的根拠、わたし達の日々の実践、YCCもこもこのスローガン、全ての内容が1本の線として繋がっていたのです。
予行練習を行う時間が取れなかった為、わたし達は各々の発表内容の概要は知っていても、どのような形になるかは未知でした。さらに、ぶっつけ本番という状況下…。
…にも関わらず、完成度は私の予想を遥かに上回りました!
“ 報われる ”
このような言葉を時折、テレビや本で見聞きすることがあります。動画収録後や質疑応答後の気持ちは、まさにそれそのものでした。…しかし、今回の学会発表についても、これまでに取り組んできた事と同様にわたし達にとっては決して終着点ではなく通過点なのです。道中は全て順風満帆とはいきません。むしろ、向かい風の中を走ることも多いです。そんな時には稲葉が発した「一緒に楽しみましょう!」という言葉を思い出します。
…そう。「頑張りましょう」ではなく、「楽しみましょう」なのです。未来を担う子どもたちのために、私たちはこれからも“楽しみながら”走ります。YCCもこもこが今後どんな取り組みを行うか、皆さま楽しみにしていてくださいね!