当初から成功していたのか?と周りの人に最近聞かれます。そんなことはありません。始めた頃は本当にボロボロでした。今、在籍してくれているエンジニアは元、小林の部下であったり、仕事仲間が集まってくれています。彼らのおかげでクロテックIT事業部は前進できるようになりました。
それまでの軌跡と言いますか、失敗の歴史も包み隠さず、皆様にお伝えします。
今、IT事業部が成長しているのは挫折した時代に逃げなかった!そして、今、在籍しているエンジニアも事業部を成長させよう!と事業部長の小林と一緒に動いてくれている結果です。
ちなみに今は軌道に乗っていますので、ご安心を!!
<ボロボロ事件1>
事業部を年明けに開設するはずの数年前の年末の大掃除で小林は左ひじを骨折、右の手は中指の腱を断裂、薬指の肉が剥がれる大事故にあいました。両手にギブスをしたまま、そして右手の指は動かないまま仕事を開始し、ホワイトボードには左手で書いてエンジニア教育を行い、契約書などは左手で、パソコンの入力も左手のみで行いました。とにかく当時は泣きながら毎晩2時間睡眠で仕事をしていました。右手さえ動けば・・・。こんな苦労せず、苦しくないのに・・・。それでも事業部を作った以上、逃げるわけにもいかなかったのを覚えています。古臭い言葉で現代にはミスマッチかもしれませんが、根性で乗り切るしかなかったのを思い出します。そんな中、繋げた筈の右手薬指の皮が腐ってしまった・・・。この先、この指はどうなるのか?不安で夜も眠れず・・・。右手は動かない、指の皮は腐る・・・。事業部は軌道に乗らない・・・。お先真っ暗どころか、トンネルに入れられ、出口を塞がれた感じの暗闇の中を彷徨っていました。
<ボロボロ事件2>
初回に採用したエンジニアは紹介料を支払い、入社してもらいました。そうです。大手の紹介会社からの採用です。しかし、研修を終え、現場配属一か月で事件が勃発・・・。作業ミスをお客様に咎められると、その言い方が精神を圧迫したと言い退職に・・・。それでも一か月経っているので多額の紹介料を支払う事なりました。(ちなみにお客様は弊社の事を思い、謝罪してくださいましたが、精神がおかしくなったと現場復帰せず、エンジニアは去っていきました)※お客様は注意しただけで怒鳴ったりしていません。もともと詐欺のような感じで辞めて紹介料を紹介会社はもらうつもりだったようです。
<ボロボロ事件3>
さらに同じ初回会社からお詫びにと紹介されたエンジニアは、現場に配属されるとお客様と全く話さず、仕事も殆どせず、現場が気に入らないと現場を去っていきました。そうです・・・。紹介会社に騙されていたのです・・・。1人目と同じように多額の紹介料を支払う羽目に・・・。
<ボロボロ事件4>
紹介会社に騙さてしまい、会社から資金を絶たれ・・・。当然ですね・・・。小林は何百件と元部下に声を掛けました。当然、ほとんどのエンジニアには事業部の状況から入社を断られました。唯一、救いは小林は前の会社、その前の会社でも部下の為に、間に合わない時は自宅などで検証を行い、答えを出したり、忙しい中でも現場で教育をしていました。その甲斐もあり、その事を恩義に感じてくれていた部下数名が入社してくれ、今の事業部の成功があります。