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トップを目指して


インドネシアから帰国しました。
(途中、文章に出てきますが、写真はインドネシアの正装服のKOKOです)

2週間以上の滞在でしたが、帰国したら、早速、オリンピックが始まっていて、角田選手が日本で最初の金メダルを取った場面に間に合いました。

同じ柔道で、角田選手と同じくベテランの橋本選手も金メダルしか考えていないとコメントしていましたが、世界の最高峰を目指す姿に同じ日本人として誇りに思います。

我が社の海外現地法人で展開しているブランド:フローラ=Floraは、我が社のサービスブランドでもあり、海外の人材達が、それぞれ、自分の花=Floraを咲かせよう、という理念でつけました。

今ままでの日本は、外国人に対して、一時的な出稼ぎという考え方が根強かったですが、これからは、外国人材のキャリア形成、ライフプランという考えに移行していきますので、このブランドはそうした情勢ともマッチしているかなと思います。

日本では金メダル候補がたくさんいて様々な競技でオリピックが盛り上がります。

一方で、東南アジアは若くて活気はあるのですが、まだまだ金メダルを取る選手は非常に少なく、オリンピックなど国際競技に対しては、日本ほどの盛り上がりがありません。

世界レベルで活躍する選手がいることは民度を上げることにも貢献するのではないかと思います。

日本は最近、世界のトップレベルで活躍する選手が増えてきて、その姿や技術に日本人としても何かを得たり、モチベーションが上がったりすることもあると思います。

今回、我が社のインドネシアの現地法人に来ていただいたお客様は、我が社のインドネシア開業第一号のお客様でもあり、我が社が考えた企画=インドネシアでゼロから現地で毎年育成するプロジェクトも第一号で決めていただいたお客様でもあります。

(育成プロジェクト=Flora Ikusei:インドネシアの特定技能、ベトナムのエンジニアなどを中心に、企業様と日本語ゼロから毎年継続的に育成する専用クラスの運営です)
いずれも不透明な時に即断をしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

そのお客様の法人のトップの方は、幼い頃より、先代のお父様から、なんでも一番になれと言われて育ったと、インドネシアの道中でお聞きしました。

一番と二番では大きな差があります。私も、サラリーマンの時に一番を目指して一番を取りましたが、例え、わずかな差でも一番と二番では大きな差があることは一番を取れた自分がわかります。

オリンピックの100メートル競争で、コンマ何秒の差で金メダルと銀メダルが決まることがよくありますが、そこには意思とか技術とか、見かけ以上に実は大きな差があると思います。

一番を取ることが全ての価値ではありませんが、イチロー選手が昔、勝つことに全力を捧げないと、その勝つこと以上の大事なことも得られない、と語っていたことを思い出します。

今回、インドネシア第一号のお客様が、我が社の育成プログラムで(サービスブランド名: Flora Ikusei)50名の採用をしていただきましたが、そこでは、何か一番を目指している時と同じような意思を感じた面接会でした。

この多様性の社会で、何もかも一番を狙えば良いということでは、もちろんありませんが、一番を目指すということの尊さは依然としてあると思います。一番の証である金メダルを取る選手の努力や研究は計り知れません。運や才能に恵まれていることも必要ですが、さらに相当な努力と研究を積み重ね、時には逆境を乗り越え、そして、そんな人たちが一堂に介して全力で戦った上で、僅差で勝ち取るのが金メダリストだと思います。

我が社YSタレントも外国人材業界の中で一番を取ろうと思います。金メダルを取るには、とてつもない努力や行動や研究が必要なのと同様、この業界で一番を取るために、弛まない取り組みを長く継続的にしていこうと思います。

既に日本の14市区町村では、10人に一人が外国人になりました。私は、これは近い未来の日本の姿だと思います。

ただ、自然とこれから全国的に10人に一人の外国人になっていくのではなく、企業の意思、地域の意思、国の意思、我々の専門会社の意思、そして何よりも、外国人本人の意思が統合された結果、10人に一人、つまり1千万人の外国人在留者になると思います。(2023年末時点 在留外国人数:341万人)

『前田さん、円安や日本の経済低下で、前田さんが言うほど、外国人は来なくなるよね』、
とご指摘してくれる方もいますが、自然に任せていたら、おっしゃる通りの部分があります。
しかし、『これから皆さんと僕の意思の力が働くので、僕の言っている通りになりますよ』、

と返答させていただいています。

昨今の情勢により、外国人材業界では特定技能を中心に新規参入が急増しています。
これは業界が成長していくためにプラスの要素もありますが、僭越ながら、プロであることを標榜しながら、中途半端な取組みの会社が増えているのも現状の課題と感じます。特定技能では、登録支援機関と受入れ機関の要件を厳格化することが予定されています。

外国人材業を標榜していても、海外に現地法人を展開したり、海外で必要なライセンスを取得したりする我が社のような会社は非常に少なく、大半は海外の会社と連携をしています。

そのやり方自体は、手法の一つとして決して否定はしませんが、トップランナーを目指す会社は深い取組みが必要となります。

なので、最初から私は現地展開を意識してきましたが、最近では、そのようなことに共感をしていただく顧客やパートナーが増えてきて、大変嬉しく思います。

やはり、最初から一番を目指していて良かったと思います。

物事を開拓したり、困難を乗り越えたりするのは、誰か特定の人が意思を持ってやる必要があり、そこは仕組みやシステムの役目ではありません。

やはり歴史は個人が作ります。いずれの企業もある個人の人が始めないと存在しません。
ある程度、物事が回りだしてから、仕組みやシステムがあります。(我が社は、そのような状態でもあるので、仕組みも重要視しています)

あのマイクロソフトやアップルもたった一人の人が、すごいことをしたから、その後があります。

アメリカと日本の経済格差が拡大したのは、この一人がいるかいないかが大きいと思います。

その誰か一人がやること、これを僕自身の責務と思ってやっています。
これは起業家の特異な性質のものかもしれませんが、結構きついな、という孤独
な時もあれば、底知れないやりがいもあります。

まだまだ、あらゆることが、自分の思いや理想や本音からはかけ離れていて、ジレンマを抱えて、やることになりそうです。

こうして書くと辛く聞こえてしまいますが、でもなぜか楽しい毎日なのです。

インドネシアの現地法人の社員達が私の誕生日にKOKOというインドネシアの正装をプレゼントしれくれました。(今回の写真です)

着心地が良くて純粋に嬉しかったですが、インドネシアでちゃんとやってください、という社員達からのメッセージかもしれません。

色々ジレンマはあるけど、なんだか楽しくて前向き、これなら、どんな困難にでも打ち克てそうです笑

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