こんにちは! SymbodimのWantedly担当です!今回は代表の横山さんがどのような人生を歩んできたのかインタビューしてきました!
トレーナーになりたかったけど・・・
ーー起業されるまではどのようなことをやってらっしゃったのですか?
私は小・中・高とサッカーをやっていたんですが、膝を悪くしてしまったことをきっかけにトレーナーになりたいと思うようになり、スポーツをちゃんと学べる環境というので早稲田のスポーツ科学部に進学しました。
大学でスポーツについて学ぶ中で、スポーツ業界にはトレーナーなどの支援者が多くいますが、彼らはお金を稼ぐというより、自己犠牲的な努力で選手を支えていることに気づきました。また、スポーツ自体がそもそもお金が回りにくい仕組みになっている現状も見えてきました。そこで、スポーツがもっと構造的にビジネスとして成り立つためにはどのような仕組みやサポートが必要か、強い関心を持つようになりました。
学生時代、ビジネスにも興味があったので、東進などで校舎運営を実際に担当し、予算や目標を持って業務を進めたり、起業した先輩の会社で働くなど、長期インターンや起業経験を少しずつ積み重ねてきました。また、ビジネス以外にも教育、組織運営、心理学などに興味があり、これらが組み合わさっていく中で、自分はHR業界でビジネスに関わりたいと就職活動を通じて感じるようになりました。
具体的にHR領域に関心を持った理由としては、日本が豊かな国であるにもかかわらず、多くの人が前向きに仕事に取り組めない現状に疑問を抱いたからです。日本では高校から大学、社会人へと進む過程が分断されており、自分の生き方や働き方を主体的に考える機会が少ないと感じています。この状況を変えたいという思いから、HRや教育分野で働くことに関心を持つようになりました。そして、これらの課題に包括的に取り組むビジョンを持っているエッグフォワードという企業に、新卒で入社することを決めました。
就職後は、大企業からベンチャーまで幅広くコンサルティングを行い、育成体系の構築から組織全体の変革を支援するプロジェクトに携わりました。ビジョンから戦略を策定し、それを組織マネジメントに落とし込む役割を担い、コンサルとして幅広い経験を積むことができました。その後、自社でサービスを立ち上げ、営業やオペレーション構築なども経験し、キャリアを見つめ直す中でスタートアップやベンチャーでの経営や事業立ち上げに興味を持つようになりました。退職前の一年半は、スタートアップへの出資や経営支援に携わり、スタートアップとの接点が増え、イノベーションや産業発展に関わるキャリアについても模索することが増えていきました。
起業のきっかけ
ーーどうして横山さんは起業されたのでしょうか?
横山:元々起業するつもりはなくて、個人・組織の可能性と社会インフラの両立ができるテーマに興味があり、その手段としてキャリア教育や探求学習、リーダーシップ開発から始まり、前職ではコンサルティングやVCの仕事をしていました。ただ一方で、私自身過去から各コミュニティーの中で”役割”や”評価”されることで自身の独自のポジションを確立してきたという生存戦略をとってきたことに気づき、そもそも自分がどうなりたいのかが分からなくなっていたんです。その中で、Reapraと出会い、対話を重ねる中で、自分の世代を跨いで強烈なエネルギーを持っていることに気づき、自分の生きづらさを社会へのインパクトという形で残していきたいという気付きを得ました。結果、私個人の願いとしては「(評価・役割に固執することなく)未知のものに対して好奇心から常に深く広く学び続け、社会とのつながりを感じられること」でした。各ステークホルダーの幸福と業界の健全な発展に貢献し続けていくことがやっていきたいことであり、それをつくりあげていくための手段として起業が最適だと感じられているため起業しました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
横山さんと一緒に働きたいという方はぜひ一度応募してくださいね!