こんにちは。広報担当の柴崎です。
今回は2017年8月入社の松橋潤哉さんの社員紹介です。ご本人に寄稿してもらったものを、代投しております。
現在、入社3年目。マーケテイングサイエンス事業部(兼管理部)の松橋と申します。
東北の米どころ秋田県の出身で、筑波大学に進学してからは、ずっと関東で暮らしています。
私は「考えること」が、全般的に好きです。
そして、事象を練って砕いて再構築して、徒然に書くのが昔から大好きなので、
今回は折角の機会ですし、気の向くままに書き連ねたいと思います。
さて、いきなりですが、あなたは、この漢字どう読みますか?
「活き」
別にひっかけでも、なんでもありません。「活き(いき)」ですね。
「き」を漢字で「気」と書いていれば、「活気(かっき)」とも読めるのですが、
普通は「活き(いき)がいい」「活き活き(いきいき)している」なんて使われ方をします。
居酒屋や割烹のお品書きで「活き(いき)造り(づくり)」を見たこともあると思います。
(私は日本酒が好きです。活き造りに一献傾けるのは乙なものです。)
さて、さらに話を続けますが、
「学び」
を、あなたはどう捉えますか?
学生だったあの頃は、学校に行くだけでいろんな「学び」がありました。
社会に出たらどうでしょうか?確かに、学校ではなく職場にも「学び」はあります。
しかし、趣味や娯楽にも、たくさんの「学び」があります。
結局のところ「学びを得るには学校に行かなければならない」とステレオタイプに信じ込んでいたころから、「学びはどこにでもある」と気づいていくのが、一つの「成長」なのだと考えています。
そして同時に「学び」は「与えられるもの」ではなく、「自ら行動して勝ち取る」ものということにも気づくはずです。「学ぶ(まなぶ)」が元は「真似ぶ(まねぶ)=真似をする」だという話は聞いたこともあると思いますが、自ら探しに行き、真似をして、時には他人の所作を盗むからこそ、「学び"とる"」のだと考えています。
さぁ、なんだか取り留めもない話を続けていますが、
「活学」
という言葉はご存じでしょうか?
「活学(かつがく)」とは、かつて日本の黒幕とも呼ばれた思想家・教育者の安岡正篤先生の著書に登場する言葉ですが、解釈は様々あると思うので、個人的見解と注釈を加えて、あえて言い表すなら「学びは何かに活かしてこそ価値のある学びになる」といったところでしょうか。
知識や経験が豊富なことは大いに結構ですが、結局は、それが"活きてなんぼ"の世の中ということはマーケティングの仕事をしていると感じます。
私は入社当初、「マーケティング」との接点はほぼゼロでした。
学生時代の専攻は生物学で、前職は某研究機関で一般事務。
入社してからの数か月は「"1"からいろいろなことを学ぶ」まさに修行の日々です。
無茶ぶりもしばしばありましたが、それも我が為を思ってのことと考え、研鑽を積む毎日です。
ただ、マーケティングの最前線で仕事ができることは、とにかく刺激的です。
特にコレクシアでは、研究者とのつながりからマーケティングの学術的な側面をインプットできると同時に、当然のことながら企業の製品開発や経営戦略の現場で実務的なマーケティングに携われます。生活や仕事の中で培った「学び」を、さらに仕事に「活かして」いくことができる環境でもあります。
まさしく「活学」できている喜びがそこにはありました。
ちなみに、入社当時から唯一仕事に活かせそうなスキルは、趣味が高じて扱いに長けていた「PCスキル」でした。そのスキルも、2年間の仕事の中で、更なる成長を実感しています。
趣味と言えば、何にでも興味を持つ性格から、私には"趣味と言えそうなこと"が沢山あります。
「インドア派?アウトドア派?」って聞かれたら、今は「両方!!」って答えます。
一人暮らしが長いので、料理も今では趣味の一つです。
これを書いているのは12月ですが、まさに鍋の美味しい季節です。
夕飯は魚を焼いたり、野菜たっぷりの鍋を作ったり、その日の気分で栄養のつきそうなものを作っています。
また最近では、キャンプも趣味に加わりました。
学生時代にも友人とキャンプによく行ったので、それが再燃したような感じです。
ギアを揃えて、天気の良い休日には電車を乗り継いでソロキャンプ。
自然からはエネルギー、焚火からは癒しをもらって、悠々自適に満喫するのが楽しみです。
何はともあれ、いろいろやれば、それだけ「新たな発見」や「学び」が増えていきます。
料理は「マルチタスク」をこなすという、仕事において重要な能力も一緒に養われますし、キャンプも不自由を楽しみながら「問題解決力」が身に付きます。もちろん、それもすべて「学び"とろう"」としたからこそ、得られたものなのだと考えています。
ここまで自己紹介も交えながら、自由奔放な文章を書かせてもらいましたが、そろそろまとめに入ります。
私が常に念頭に置いている"仕事のモットー"があります。それは、
「肩の力は抜いても、絶対に手は抜かない」
です。
働き始めてから、あるときパッと頭に浮かんだのがこの言葉で、ずっと自分の「あるべき姿」として理想に掲げています。(あとで知りましたが、B'zの稲葉浩志さんが同じことを言っていたみたいですね。ちなみにギリギリchopは十八番です。)
今はマーケティング分析と会社の総務・経理・人事のあらゆる方面で仕事をさせてもらいながら日々研鑽を積んでいます。真剣に取り組むことで「仕事にやりがい」を感じられるようになりますし、今後しっかりと実力が伴えば「きっと天職になる」と確信しています。
日々成長できる環境は、言い換えれば苦難の連続です。
それでも、逃げずに課題を解決することができれば、早く成長できる可能性を秘めています。
自分に大きな変化を起こしたいと願っている人(受動的ではなく能動的に!)であれば、コレクシアならそれができるかもしれません。
会社が今後成長していくと、即戦力採用から後進の育成にも力を入れていくことは必然だと感じています。
だからこそ、マーケティング未経験でも何か一つのストロングポイントをもって、自分に大きな変化を起こし、高く飛躍できる「活き活きと」仕事をする社員が増えると嬉しいです。
最後に、ここまで思うがままに書かせてもらいましたが、この文章を10年後の私が読んだら、どう思うだろうと想像してみます。若き日の戯言と、恥ずかしさと憂いをもって、笑い飛ばせるくらいに高い次元に成長できていれば本望です。