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こんにちは。
クラウドサーカス(以下、CC) 採用担当兼スターティアホールディングス 生成AI活用推進プロジェクト 運営事務局からお届けします。
今回の記事はスターティアホールディングスグループとして取り組んでいる生成AI活用において、生成AI(ChatGPT)使い倒し、1年前と比べて業務生産性を売上ベースで2.5倍に向上させている我らがクラウドサーカスの山口岳人さんにインタビューしました。
ーーさっそくよろしくお願いします!まずは現状担っている業務について教えていただけますでしょうか?
山口:MCC事業部 マーケティングイネーブルメントグループのコンサルティングチーム一課に所属してます。マーケティングオートメーション(以下、MA)ツール「BowNow(バウナウ)」のMAコンサルタントとして、BowNowを活用したクライアントの支援を行っております。
支援の主目的は、クライアントの売上向上になりますが、それを実現するための最適なアプローチがクライアントのフェーズによって変わるので、豊富な実績ををもとに提案内容をカスタマイズして提供しています。例えば、最上流の営業戦略の立案から入るケースやメールマーケティングなどコンテンツ制作を行ったり、現場レベルまで落とし込んで、営業トークスクリプトの作成や商談後のフォローアップなどがあります。
ーーありがとうございます。それらの業務の中で、生成AIを活用するシーンは例えばどんな時がありますか?
山口:そうですね。自分が実践している生成AIの活用方法は主に3つで、1つ目がホワイトペーパーやメールマーケティング用のメールなどコンテンツ作成、2つ目が企業分析、そして、3つ目がカスタマージジャーニーマップの作成で、これら3つが主な活用方法になります。ホワイトペーパーはクライアントに送る用のBowNowお役立ち資料だと思っていただければと思っています。従って、売上を上げるための入り口から出口までのプロセスの各ポイントで生成AIを活用しているイメージです。
シーンごとの配分でいうと、メール文面の作成をメインとしたコンテンツ制作が70%、企業分析が20%、カスタマージャーニーマップが10%と言った配分になります。これは純粋に頻度の問題なので、意識的に活用を分けてるというわけではないです。
ーーそれぞれの使い方はどんな目的で使っていますか?
山口:そうですね。ChatGPTを活用している用途としては、どのシーンにおいても自分が考える時間をなるべく削減することを意識しています。0→1フェーズの案出しやメールの初稿作成だったり、人間がどうしても時間をかけてしまう初動をChatGPTに行わせることで、圧倒的に時間を削減できると実感しています。
もちろん、0→1以降は、自分で原案をもとにブラッシュアップさせていきます。ChatGPTで品質を上げることもできますが、クライアントのために自分が介在する意味は、自分にしかない考えや発想をどこまでコンテンツに組み込めるかだと思っているので、そこは自分で考えるようにしています。
これまでの業務経験の積み重ねでMAコンサルとしてスキルは着実に上がっている実感があるので、0→1で時間が掛かってしまったりわざわざ自分でやらなくていい部分は生成AIに依頼するようにして、自分が価値提供できる部分にたくさん時間を割けるように心がけています。
ーー素晴らしいですね。ところで、ChatGPTを活用して良かったポイントは何でしたか?
山口:良かったポイントは、まず、GPTに案をたくさん出させたことで、こういう視点があったんだという新たな視点に気づけたことです。また、自分が考えたら60分掛かるものもChatGPTであれば、素案を60秒で複数出してくれます。複数の案が手元にあることでそれらを比較したり、また掛け合わせたりして最適なアウトプットにできるようにすることもできます。これまでは、自分が積み重ねてきたスキルで、生産性を1年で2倍にすることができていましたが、ChatGPTの活用によって圧倒的に時間効率が上がり、1か月でその生産性を2.5倍~3倍にすることができました。この1ヶ月はプロンプトに慣れるまでの期間です。
ーー本当に素晴らしい生成AIの使い方ですね。最後にこれから生成AIを活用し始める方々に伝えることがあるとすれば、それはなんですか?
山口:とにかく生成AIを使って、使い倒すことが慣れるという意味で大事になりますが、成果に繋げるという点では、自分の頭で考えることをやめないことが大事だと思います。自分にとって都合の良い生成AIの使い方はなんなのかを常に考えながら最適な使い方を目指すことをお勧めします。
山口さん、ありがとうございました!
全社で見ても圧倒的に使い倒していることがこれだけのアウトプットにつながっているのだとわかりますね。ぜひ、これから生成AIを活用する方々はまず考え方から真似してみることをお勧めします。