- 開発ディレクター
- デジタルマーケティング施策提案
- AWSエンジニア(MG候補)
- Other occupations (4)
- Development
- Business
- Other
こんにちは!
クラウドサーカスの採用チームです!
今回が第三弾!髙橋さんが感じるARの可能性についてお話していただきました。
ーー早速ですが、ARの可能性ってどんなところがありますか?
ARの可能性という意味では、BtoB市場への参入だと思っています。
東京ではARの技術自体はポピュラーになり始めているように感じていますが、それでもBtoCでのサービスが多い印象があります。
ただ、都心でAR技術をBtoB市場に参入できていないからと言って、地方ではほぼ可能性がない。ということにはならないと思っています。
むしろ、既存の概念が浸透していない分、可能性という意味では地方に分があるなと感じます。
「ARのBtoB市場はブルーオーシャンだと思っています」
BtoCのAR企画が多いのが現状だと思うのですが 、今後はBtoB市場へのAR需要が伸びてくると思っています。いいモノ、いい技術、いい商品をいかに届けたい人に届けるか。そのためにARという技術は大きく機能すると思っています。
今は「ワクワクを届ける」など楽しいコンテンツを提供することが多いのですが、商品販売など数字に繋げられるところで、ARの技術はBtoBのマーケットでも勝負ができると思っています。
実際にtoBの事例はあまり聞かないのですが、絶対できると思っているので、機会を探してやりたいなと思っています。
ーー今、なにか構想、アイデアってありますか!?
それこそ、工場とか大きなハードウェアを扱っている企業に向けた施策があると思います。
機械系の商社に勤めている友人がいるのですが、モノが重くて運べなくて、実際に見せてあげることが難しいという問題があるんですよね。それをARだったらソフトウェアを通じて見ていただくことができますし、日本だけでなく海外でも使えます。重機器は世界に飛び立つ可能性も高いですし、交渉などに使えるのではないかな?と思います。(パッと思いついたぐらいですが...)
ーーその際に、VRの存在はそのように影響しますか?
私の解釈では、ARとVRはあくまで技術でありツールであるので、目的次第というのが結論です。ただ、これら2つのツールに関しては共存がベストだと思います。例えば、ARならコンテンツをその場に出せるわけであり、先ほどの機械系であれば、中がどのようになっているのかなど入り込むことができます。
逆にVRの没入感的な部分は、実際に重機器を扱ってもらう感覚を得る際に必要なことになります。
いずれにしても、どんな施策を打つにしても目的はなにか?を明確にし、それに必要なツールがARであればARを活用していけばいいと思います。
ーー少し角度を変えて、クラウドサーカスがARサービスを提供する意味ってなんだと思いますか?
クラウドサーカスはSaaSを提供するソフトウェア企業であり、現在11個のサービスがありますが、たくさんのサービスを持っていることこそが、私たちがARサービスを集客ツールとして提供する意味だと思っています。つまり、ARだけを売っているわけではない点が重要になります。
例えば、ARだけを導入しているクライアントでもログは見れるので、それだけでもマーケティングのお手伝いになるのですが、一番の理想はさまざまなツールを掛け合わせることによってより詳細なアウトプットに繋げることです。
クライアントのマーケティングをサポートし、事業成長をサポートしていくためにはARだけでなく、いろいろなツールを使ってさまざまな課題に対してアプローチしていくことが重要になります。それがクラウドサーカスのサービス内でほぼすべて完結できるからこそ、技術的に突出していなかったとしてもビジネス企画の点で勝てる部分です。技術と提案の両軸があるからこそARの使われ方も最大化され、ARサービスの魅力も引き立つと思っています。
・・・
ありがとうございます。
ARを使ったサービスが世の中に浸透している中で、今後その技術を「どう使うか」がとても重要になると感じました。
サービスだけあっても使い方がわからなければ価値は見出されません。だからこそ、クリエイティブ・ディレクターが価値づけをしていく必要があると感じました。
次回は最終回!
インタビュアーが感じた彼女の芯の部分に触れていきたいと思います。