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ミッションがメンバーの日々を元気づける「仲間」になるために貢献していきたい[社員インタビュー vol.1:椎葉 育美さん]

みなさま、こんにちは!

Classiでは四半期に一回、社内報【times-Classi】を発行しています。
【times-Classi】では、さまざまな社員インタビューを通して、仕事への向き合い方やチームで働く際のtipsをシェアしています。

これまでは社内公開のみでしたが、みなさんにぜひメンバーの仕事への想いやカルチャーについて知っていただきたく、一部インタビューを公開いたします。

第一弾は、カンパニーカルチャー部 部長の椎葉さんのインタビュー(2021年12月時点)です!


ー 最初に、これまでの経歴について教えてください。

大学院卒業後、リトアニアという国の日本大使館で広報文化担当官として働いた事がキャリアのスタートでした。その後は外資系ホテルの広報・マーケティング責任者、2015年からはモンスター・ラボというベンチャー企業で広報・ブランディング・人事の責任者を務め、ガリバーで有名な中古車流通企業の海外経営戦略室を経てから2019年にClassiにジョインしました。


ー 多彩なキャリアですね。どういう軸で仕事を選んでいたのでしょうか?

途中までは「広報」が軸でしたね。

私が勤めていたリトアニアの日本大使館は規模が小さく、要人も殆ど来ないので、運よく初年度から広報文化担当官を任せてもらうことができました。日本の広報と文化的な活動、例えば日本の文化を伝えるイベントを催したり、国費留学生を選んだりという仕事を行っていたのですが、日本を伝えることを通じて他の国を理解することがとても面白く、自分に向いていると感じました。

三社目からはミッションを軸に会社を選ぶようになったと思います。モンスター・ラボを選んだのは「多様性を活かす仕組みを創る」というミッションがあったからです。


ー ミッションが軸になっていったとのこと。どうして5社目にClassiを選んだのでしょう?

もちろん、Classiのミッションに共感したからです。

教育という領域については、前職で事業を起こし、シリア難民の方々が世界で一番多く住むザータリキャンプを訪れた時の経験があります。軽い気持ちで、そこにいた7歳くらいの女の子に「将来は何になりたいの?」と通訳の方を介して訊いてみたのです。驚いたことに、その子は「あなたの友達」と答えました。

その言葉が持つ大きな愛情に胸を打たれた半面、彼女の生活環境を考えると返事が一切出ませんでした…周囲には職業を持って働いている女性がほぼいないので、将来のことを問われても仕事の話が一切出てこない。水や電気などの物質面がかなり限られているだけではなく、精神的にも過酷な環境に暮らし、戦争が終わるか続くかという、自分で全くコントロールできない世界を彼女たちはこれから生き抜いていかなくてはならないのだという現実を目の当たりにして、改めて教育の重要さ、根幹度合いについて考えるようになったのです。

仕事は多くの時間やエネルギーを割くことですよね。ですので、なんのために働くか、というWHY=ミッションを業務と同様か、それ以上に重要視しています。Classiに入社する時は、「子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる」というミッションを少しでも実現に近づけられるなら、自分の人生のうち大きな時間を使うのは意味があると思いましたし、今も心からそう思っています。


ー 現在カンパニーカルチャー部(以下CC部)の部長を務められていますが、カンパニーカルチャー部の役割について教えてください。

CC部は、Classiが「子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる」というミッションを実現するために「組織としてどのようなカルチャーが必要だったり楽しかったりするの」かを考え、施策を行う部署です。カルチャーを組織の中で構成するボタンとして、ヒト・体験・情報があると考えているので、それぞれ採用・カルチャー施策・広報のチームを置いています。

CC部のメンバーと壁打ちしたりを経ながら、今ミッション実現のための第一ステップとして実現したいと考えていることは、「Classiで働く一人一人がミッションについて理解している」というカルチャーです。ミッション浸透については、「ミッションが自分ごとになっている」というところを目標にしているのであくまで第一ステップとしてですが。全社を巻き込みながら前に進みたいと思っています。


ー 会社がミッションドリブンであることにはどんな意味があるのでしょうか?

ミッションドリブンであることによってみなさんが持つ多様性が受容でき、その多様性が活かされることで正解のない世界に答えを見出していくことができると考えています。

例えば、「みんなで来月に大阪にいようね」というミッションが示されていると、どのような交通機関で到着するのかという手段に関して、各自が裁量を持つことが可能です。

反対に、もしミッションが示されなければ、どこの駅で何時にどの切符を買ってどの電車に乗ってというような手段について、上司からアドバイスされる必要が出てくるかもしれません。目的を達成するために手段について細かく指示されるのではなく、ある人は飛行機で、ある人は新幹線で、またある人はバイクでなど、手段に各々の価値観を発露しし、各々が見た「違う景色」が受容されることによって会社全体で新たな発見を得る循環を作っていきたいと考えています。

また、多様性を活かすことによって答えを見出していくことができるという点について、私自身もマネージャーとしてしばしば知見が足りなかったり、考えが及ばなかったりすることを実感しているように、「いつ何をどうやったらいいのか」という問いに対し、先輩や上司が常に正解をもっているわけではありません。先達の答えがしばしば通じない時代に私たちは生きています。このような時代に答えを仲間と見出していくためには、一人一人が持つ異なる経験や意見が活かされることによる、新しい気づきや発見が肝要だと考えています。

ミッションに向かうことで、各々が自分らしい多様な経験や価値観を表すことができ、その多様さをこれからの道づくりに活かしていくことができる、という事を一番大きな「ミッションドリブン」のメリットの一つだと考えていますし、そのためにミッションの浸透が重要だと思っています。

Classiは大企業っぽいところとベンチャーっぽいところの両方をもつ会社です。大企業的なパワーや仕組み力をもちながら、ベンチャー的な「楽しさ」を実現していくカルチャーをこの会社なら叶えられると信じています。


ー 未来について伺います。5年後の教育はどうあるべきだと思いますか?

日本の中だけではなく、世界を鑑みた視点でも教育が設計される必要があると強く実感しています。

私が最初に外国で暮らした10代の頃と比べると、日本の国力、発言力、文化力は相対的にかなり変容した印象です。もちろん、力がある状態にいることだけが大切だと考えてはいませんが、日本も世界の中に存在している以上、「今どんな立場になっていてそれはなぜなのか」という過去の振り返り、「今後どうしていきたいのか」という未来に対する意識を育むことが求められてくるでしょう。

子どもたちが将来世界の中でどういう役割を果たしていくのか、に対してビジョンを提示できるような教育にワクワクします。


ー 最後に、メンバーに向けてひとことお願いします!

私にとって「ミッションは(最後まで絶対にそばにいてくれる)仲間」です。

これまでClassiで働いて色々なことがありました。できたことは全て仲間がいてくれたからですが、ミッションもその仲間の一人のように捉えてています。どんな時でも最後まで一緒にいてくれる仲間がいると思えることで、仕事でチャレンジをする際に勇気が湧いてくるーその仲間がミッションだなと。

これからも、ミッションがみなさんの日々を勇気づける「仲間」になるために貢献していきたいと考えています。

今後も社員インタビューを発信していきますので、ぜひチェックしてください!

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