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プログラミングで自走できるスキルだけでなく困難に立ち向かう「たくましさ」と人に寄り添える「やさしさ」を 代表平井がCLACKにかける思い

NPO法人CLACK理事長の平井です。
僕がCLACKを立ち上げたのは自分自身の経験があったからです。
僕が中学の時、親の自営業の廃業や離婚があり、そのせいで高校時代にはお金が理由で様々なことを諦めないといけませんでした。自分の家にお金がないこと、ひとり親家庭でしんどい思いをしたことを相談できる人もいませんでした。


それでも、なんとか国公立大学に進学でき、今までできなかった様々なことにチャレンジしてきました。
特に「自分と同じような境遇で今しんどい思いをしている子どもに対しできることはないか」という想いを持って活動したのが「ひとり親家庭の子どもへの学習支援」でした。活動の中で、生活困窮、虐待、発達障害、いじめ、大人への不信感で苦しむ中高生たちと出会い、少しでも彼ら・彼女らが将来に希望が持てるようになるための手助けをできないかと試行錯誤していました。そうして辿り着いたのが、プログラミングという手段を通した支援です。対面で継続的に寄り添いながら、プログラミングを学ぶ機会を提供する。まずは少しずつでも自分の将来に希望が持てるように。そして、自分自身で人生を切り拓いていけるように。


何度困難にぶつかっても立ち上がろうと思える「たくましさ」
人の痛みがわかり人に寄り添える「やさしさ」
彼ら・彼女らが、そんな「たくましくてやさしい人」になり、同じようにしんどい思いをしている子ども達の等身大のロールモデルになってもらえたらと願っています。CLACKでは、そのために必要な これからの時代で不可欠になるITテクノロジーの素養を身につける「プログラミング教育」
身近なロールモデルに触れ、自分の進みたい道を模索する「キャリア教育」によって伴走して行きます。今の世の中、まだまだチャンスは平等にあるとは言えません。経済状況や環境によって、CLACKが対象とする生徒は、他の子どもよりチャンスは少ないのかもしれません。しかし、今の日本は多くの人の努力によって、お金や繋がりがなくてもチャンスへ取り組める場面が増えてきています。だから、そのチャンスが来たときに、まず生徒たちがそのチャンスに気づき、そしてそれを逃さず掴めるようにCLACKはサポートしていきます。

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