こんにちは、蓑毛です。
メイン画像とタイトルに関連はありません。
今回はローカルビジネスでのWEBマーケティングについて、中でもリスティング広告を取り上げたいと思います。たまには真面目が良いですよね。
さて、WEBサイトへの集客にはSEO対策やチラシ、TVCMなどでの認知拡大等がありますが、最も確実に効果が見込め少ない予算で初められるのがリスティング広告です。私もプロモーションのご相談があるとまずリスティング広告をお勧めする事が多くあります。
ちなみにSEO対策は低コストで出来るイメージがありますが、意外とやることが多い上に成功の確証がありませんので慎重にお勧めします。
そもそもリスティング広告とは?
人がGoogleなどで検索した時、キーワードに応じて検索結果に表示される広告で「検索連動型広告」とも呼ばれる広告です。GoogleやYahooにお金を払い掲載してもらいます。詳しい人であれば個人で出向することも出来ますが、殆どが広告会社に頼む方が多いと思われます。
一番の特徴は、ありとあらゆる広告の中で「最もモチベーションの高い見込み客へアプローチできる」ことです。なぜならば「自分から情報を探している人=欲求が高い人」に出せる広告だからです。ここが不特定多数に向けて出すTVCMや紙媒体の広告と違う所です。凄いですね~
なぜローカルビジネスに向いているの?
リスティング広告は以下の理由からローカルビジネスに向いています。
ちなみにローカルビジネスとは「地域に密着または限定したサービス」の事とします。
①.低予算から初められる
リスティング広告は予算の限られることが多いローカルビジネスでも数万円から始めることができます。
(極論、数千円からでも出来るのですが現実的に数万円とします)
しかも広告がクリックされたら課金が発生し予算が無くなると自動的に広告が終了する為、想定以上の予算を使うことがありません。
②.エリアやユーザーが限定できる
例えば「店舗から半径数キロ圏内」「特定の自治体」などに絞って広告を出せますし、広告を表示する年齢や性別も設定することができます。これにより集客に繋がる可能性が高いユーザーを狙い撃ちできるので、広告費に無駄が生じづらく費用対効果が高まります。
③.成果検証が出来る
リスティング広告はサイトへの集客数や最終的にお問い合せや購入に至った数が集計できるので、費用対効果が明確にわかります。
例えば、お客様1人を獲得するのにかかったコストが分かれば実際の売上と比べることでリスティング広告が成功か失敗かを判断することが出来ます。チラシやTVMCなどとの大きな違いです。
④.やったりやらなかったり、を柔軟にコントロールできる
WEB上の管理画面で設定をするので「やる・やらない」を直ぐに設定することができます。
しかも一度出稿してしまえば止めた後しばらく経ってからも直ぐに再開ができます。季節によって商機が変わるサービスや、特定のキャンペーン時期に集客したいサービスには特に便利です。
⑤.費用対効果が高い
ローカルビジネスでは広告予算に限りがある場合がほとんどですが、①~④の理由をふまえ数ある広告媒体の中でも最も費用対効果が高いのがリスティング広告です。
合うサービス・合わないサービス
一方、全てのローカルビジネスにリスティング広告が適しているわけではありません。
全てが完全に当てはまるわけでは無いですが以下の様に向き不向きがあります。
リスティング広告が合うサービス
- 【◎】単価が高いサービス(広告費をかけたとしても利益が出やすい)
- 【◎】定期購入や会員ビジネスなど継続利用が見込めるサービス(単価が安くても長期的に利益を回収できる)
- 【◯】他サービスへ繋がる見込みがあるサービス(利益を拡大しやすい)
- 【◯】ニッチなサービス(競合が少ない分、サービスを探すのに悩んでいるユーザーが多い)
リスティング広告が合わないサービス
- 【×】単価が低いサービス(広告費の元が取れない)
- 【×】利用が一回で終わるサービス(広告費の元が取れない)
- 【△】ターゲットエリアが広く競合が多いサービス(広告費が高くなりやすい)
- 【△】BtoB(そもそも検索ニーズが少ない事が多い)
これが成功する秘訣!!
広告媒体の中でも効果が見込みやすいリスティング広告ですが、ただ漠然と広告を出すだけでは上手くいく確率は高くありません。以下のポイントを抑えることで成功の確率が劇的に上がります。
①.良い広告会社(=パートナー)を選ぶ
広告の成果は広告会社の運営担当者で決まると言っても過言ではありません。親身でクライアントの利益を最優先に考えてくれる広告会社(パートナー)選びましょう。
有能な担当者は予算を最大的に活かす広告プランを考えることが出来ますが、イマイチな担当者は闇雲に広告費を使うばかりでクライアントには「御社のサービスと市場のニーズがマッチしません」なんて言っちゃったりします。
また、広告会社は広告費のパーセンテージを手数料として受取る為クライアントの広告費が多ければ多いほど売上が増えます。そこでイマイチな担当者は自分の会社の利益を増やそうと、クライアントに不必要(=利益が伴わない)な予算増の提案ばかりしちゃったりします。
誠実な担当者であれば、まずクライアントの費用対効果を最大化することを第一に考えてからWIN-WINの提案をするでしょう。是非、親身になって相談に乗ってくれるパートナーを見つけてください。
②.専用LP(ランディングページ)を作る
広告をクリックした後の飛び先は、検索キーワードとマッチした内容の専用ページ(通称ランディングページ/LP)を用意しましょう。
オフィシャルサイトのTOPページへリンクさせているだけの広告を良く見かけますが、ユーザーがサイトを見た後実際にサービスの購入やお問い合せに繋がる率は高くありません。
ユーザーは一つのサイトを見て決める訳ではありません。必ず複数のサイトを比較検討しますが、そこで決め手になるのはどれだけ最初に見たページの内容がユーザーのニーズにマッチするかです。なるべく余分な情報は省き、ユーザーが知りたいことだけに特化した専用ページを作りましょう。
制作コストは掛かりますが、継続的に広告を配信する中での費用対効果は全く違ってきます。
③.直ぐに判断を下さない
リスティング広告を開始した後、少しの期間の成果のみで良し悪しを判断しないようにしましょう。
ユーザーは広告を見た後検討期間があります。中には数週間検討してから決断する人もいます。
また、最初の想定で配信した広告がバッチリ上手くいく事は多くありません。問題があれば検証と改善策をする事で徐々に成果が出やすくなります。
正直「これから成果が出るようになり広告予算の回収、そして利益を出せるようになるのにな・・・」とこちらが思うタイミングで止められる方も時折おられます。
もちろんご事情はそれぞれありますが、勿体無い場合もあります。
④.成果検証と改善をしっかりやる
広告会社は毎月"一応"運用レポートを出してきますが、同業者から見ても分かりづらく「ただの数字を羅列したデータじゃね?」と思うことが良くあります。考察欄もマーケティング用語や数字を並べたそれっぽい内容で根本的な役になっていない事ばかりです。
またリスティング広告には問題がなくても、ランディングページ側に問題がある場合もあります。その場合はランディングページの検証と改善が必要になります。
重要なのはデータを元にした成功しているか否かの判断と、今後さらに費用対効果を上げるための施策と改善ですが、正直これも広告会社(=パートナー)に左右されてしまいます。
⑤.他の媒体に広告を出す場合は相乗効果を狙う
リスティング広告と一緒にチラシやDM、TVCMを出す場合もあります。
その場合はそれぞれ別々のビジュアルやメッセージを掲げるのではなく、連動した内容やデザインにしましょう。見た目やメッセージに関連性が無いと、ユーザーは「あのTVCMをやっている会社のランディングページだ」という認識を持たず、せっかくTVCMとランディングページ両方を見て貰っていても相乗効果は薄くなります。
コレオのリスティング広告なら?
コレオはデザイン会社というイメージが強いですが、WEBマーケティングの会社でもあります。実際に今まで多くのリスティング広告をクライアントに代わり運営してきた実績があります。
実はGoogleやYahooのリスティング広告パートナーでもあり、Google広告やYahoo広告の専門資格を持つスタッフも複数いるんですよ。
ちなみにコレオは、以下のスタンスを掲げリスティング広告を運営します。
★ まずはコンサルティングから
「リスティング広告のご要望=即配信」ではなく、まずはクライアントのビジネスを理解し最適な提案を試みます。場合によっては「リスティング広告は向きません」というアドバイをさせて頂くこともありますし「成功確率は◯%です」と正直な意見を伝えクライアントと実施を相談する場合もあります。
★ 費用対効果の最大化を最優先に
広告予算を多く使ってもらう事ではなく、限られた予算をどう有効活用し多くの効果をもたらすかを最優先に考えご提案や運用をします。「まずクライアントの成功こそが後々私たちの為になる」が私たちのモットー冬樹です。
★ 検証と改善サイクル
データは正しい分析が出来なければただのゴミです。コレオは高い分析力と改善案で継続すればするほど成果の上がる広告運用をお約束します。
★ プロモーション全般をアドバイス
WEBプロモーションだけでなく様々な印刷物からTVCMまで幅広い広告媒体を手がけている為、タイミングやニーズに応じて最適なプロモーションをご提案できます。各分野に長けた専門家が揃っていますので何でも対応可能です。
コレオ株式会社の事例
あまり表には出してこなかったのですが、少しだけ事例紹介します。
なかなか良い感じなんですよ。
某住宅地販売の場合
オフィシャルサイト・リスティング広告・ランディングページ・折込チラシを統一のコンセプトで連動して運営。相乗効果により一般的土地販売率より遥かに高いペースで土地が売れる。結果、数十億円の売上を生み出す。
某ショッピングサイトの場合
リスティング広告開始後、数年間に渡り検証と改善を続け4年間で月商30万から月商1億を超えるサイトにまで成長。リスティング広告の継続的見直しにより改善された利益率から出た利益をさらなるサービス充実への投資に費やすサイクルが成功。
某歯科院の場合
通常の治療ではなく特定の治療に特化したリスティング広告を運用。継続的な改善により集客は増えながらも広告費は減り続けた結果、現在ではごく僅かな広告費で多くの集客に成功している。
某洋服店の場合
洋服のテーラー技術を活かし、全国から洋服の修理やカスタムを受け付けるサービスを開始。それに伴いリスティング広告で集客を始める。限られた広告予算ながらもターゲットを絞ることと、ランディングページの情報充実で日本各地からの受注増を実現。現在では1ヶ月待ちの状況に。
最後に
なんだか宣伝っぽくなりましたが、リスティング広告は上手くやれば大きな効果を生みますし、下手をするとせっかくの可能性はありながらも広告費の無駄遣いをしてしまうデリケートな広告です。
とりあえずやってみるのも良いですが、まずは経験豊富で誠実な専門家へ相談されることをお勧めします。コレオのような。
ちなみに今回はリスティング広告について取り上げましたが、今後「SEO対策編」「SNS運用編」「ビジネスBLOG編」「高度なリスティング広告編」などやるかもしれません。
気が向いたら・・・ニーズがあったら・・・ネタに困ったら・・・
それでは最後に、御社のプロモーションに幸あらんことを!
終わり。