創業への想い・本当に最初のきっかけ
僕の場合はテニスと就職活動でした。
「本当はプロのテニスプレーヤーになりたい。でも・・・」
「本当はいっぺん世界一周してみたいのに、でも・・」
学生時代から本格的にテニスをやっていました。まわりにはプロになる人もたくさんいました。
やがて就職活動の時期を迎えると、プロスポーツの道に進む人もいますが、
一方で、”就職して社会人になる・ならなければいけない”という周りの価値観や、
ほかの理由で将来の選択に迷い揺れて、
歩んできたスポーツの道をあきらめていく人もたくさん見ました。
そんなにやりたいことがあるのに、その道を選ぶのを断念してしまう。そんなにやりたいことがあるのに、その道を選ぶのを断念してしまう。
自分の気持ちをあざむいて、ときには自分に言い訳して嘘をついてやめてしまう、
そんな姿を何人も見てきました。
理由は例えば、まわりが就活を始めたから。今の流れに乗らないと取り残されるから。
本心ではやりたいのに、世の中の流れに乗らないといけないからと、
気持ちを押し殺して、就活したり社会人になり、
実は目指したかった夢をかかえてもやもやしたまま日々を過ごす人を何人も見てきました。
やりたいことをやれない、本当の気持ちを押し殺して、満たされない思いで日々過ごす人がいる。
どうしたら、求めることをできる世の中になるんだろう。。
そんな想いが芽生えました。
個人事業家へ・社会人になってより想いが強くなってゆく
たくさんの出来事を経て(今ここでは省略しますが)大手人材会社のパーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス)に入社しました。
営業として、HR Professional代表として、事業企画やイベント開催などに携わります。
知り合いがたくさん増え、何千人という単位で増えて、
名刺交換するだけではなく旅行へ行ったりお酒飲んだりして
深く話せる方々とたくさん出会ったなかで何を感じたかというと、
「人がいれば」「人が採用できれば」
中小の企業規模だと社長が一番の営業マンで一番売上をつくっています。
それは現場にいることも意味します。
「現場を任せられる人がいれば」
自分は経営に専念できて違う事業に挑戦できるのに。
この”人”の悩み、これは中小企業に限らず大手企業の経営者からもたくさん聞こえてきました。
もしかしたらこれって僕が学生のころから気にかけていた
「挑戦したいのにできない、あきらめてしまう人を、世の中を、変えたい」というキーワードと同じではないか?
経営者は”人”の問題が解決されたら、新しい道や事業にチャレンジできるんじゃないか?
”人”っていう部分で僕が手伝えることがあります。
大手の人材会社ではクライアントは中小企業から大手企業まで、営業も採用コンサルも担当した、事業戦略、ビジネス戦略もやってきました。包括的に情報も入ってきます。
ビジネスとして濃密な5年間で身につけてきたことを自信をもって事業にできると言えました。
しかも僕自身も独立して夢に向かって動きながら、経営者の方にとってはご支援となって新しい挑戦をしていただくことにもつなげられる。
もっと抽象化させると、「挑戦したいのに一歩踏み出せない、もやもやしている人たちに、
一歩を踏み出させてあげる世界をつくりたい、プラットフォームをつくりたい、
これが自分の本当にやりたいことだ!」と明確になったんです。
麻布十番のオフィスから始まるプラットフォーム
現在、法人の所在は株式会社日比谷花壇の宮嶋社長のご縁にて、麻布十番のオフィスに拠点を置かせていただくことになりました。簡単ではありますが経緯をご紹介させてください。
宮嶋さんとの出会いはアパホテルの記念パーティーでした。
たまたま話しかけたことがきっかけでした。
その立食パーティーで別の経営者の方が宮嶋さんに乾杯のあいさつを頼まれました。どうやら事前に依頼したのではなく突然だったようす。宮嶋さんは急なふりにもかかわらず、自らをネタにいじりながら乾杯の音頭をとり、それはそれは雰囲気を盛り上げたんです。はずかしながらそのとき僕はまだ日比谷花壇という企業を知りませんでした。宮嶋さんという人の役職も知りません。とにかくオーラがあって、話し方がとても魅力的な人だなあ!と思ってその人が戻ってきた瞬間に話しかけに行きました。
僕はふだんパーティーの場では、乾杯の音頭をとる人へは”即あいさつに行くと他の人も行くから顔を覚えてもらえないだろう”と思って別のタイミングにずらすのですが、なぜかそのときだけは即座にあいさつに行ったんです。
宮嶋さんと知り合って、いろいろお話しするなかで、僕のような若者のことを応援していただいて、ご縁で法人設立にあたっての所在を置かせていただくことになりました。
もしあのとき話しかけに行かなかったら今はありません。
もし、宮嶋さんにつっぱねられていたら、
今の状況はありませんでした。
それ以前から僕は拠点を置く場所の準備を進めていました。そんなときにたまたま行ったパーティーで、たまたまお話したい!とお声かけにいったことから理想的な環境につながったんです。
今回の、場所をお借りするだけでなく、自身や関わる人が "ひらめき"や "発想"に刺激を受けるイノベーションが生まれる空間、また、"つながりのある"空間に身を置きたいと考えていたため、このような大変貴重な機会を頂けたこと心より感謝申し上げます。
あのときのひと声で、自分の目指す「挑戦する人のプラットフォームをつくる」、その一番最初の、僕の「挑戦するプラットフォーム」をつくってくださったのが宮嶋さんです。
これまでもいろいろ人にお世話になりすぎているのですが、まず一番最初の場をつくっていただいた方へ感謝の気持ちとともにご紹介いたしました。
社名「Challenge Fund」へ
挑戦する人のためのプラットフォームづくり。僕の目指す思いを詰め込んでこの社名にしました。
本当はどうありたいのか、理想を達成するためにどのように行動すればいいか、1人でも多くの人が、挑戦したいことができるように、 Challenge Fundに関わるみんなから、挑戦の輪を広げ続ける世界を作りたいです。
その世界観に共感頂ける方は、ぜひ一度カジュアルにお話しましょう!