【インターン紹介】1号インターン生が語る、スタートアップインターンの魅力とは?
こんにちは!Chai採用担当です。
今回は弊社の長期インターンで活躍している、早稲田大学4年生の伊藤さん(twitter:@it_hyt)にインタビューしました。
1年生の頃からChaiに参加してくれている彼が、なぜ大学入学直後からインターンをすることを選んだのか。3年半を通じてどんなことを学び、どんなことをしてきたのか。
インターンに興味はあるけど、実際にどんな会社を選ぶのがいいか悩んでいる…
起業やビジネスに興味があるけど、何から学び始めるのがいいのか分からない…
などという方に読んでみてほしい記事です!
社員合宿でMTGに参加する伊藤さん
長期インターンを始めたきっかけ
ーー本日はよろしくお願いします!まず、簡単な自己紹介をお願いします。
よろしくお願いします!
早稲田大学4年生の伊藤と申します。大学1年生の夏休みからChaiでインターンをさせていただいており、現在は経営陣のサポートや新規事業の立ち上げ・検証などを担当させていただいています。
ーーそもそも長期インターンはどうして始められたのでしょうか?
長期インターンを始めたきっかけは1年生の前期に早稲田大学の起業家養成講座という授業を受講したことでした。もともと起業には中学生くらい頃から興味があり、スティーブジョブズの本を読んだりしながら漠然といつか自分で会社を立ち上げてみたいなという思いがありました。
ただ、受験や部活などが忙しくて中高時代はほとんど起業やビジネスに関する活動や勉強はできていませんでした。
そんな中、1年生前期の科目登録をしている中で早稲田には起業家養成講座という早稲田出身の起業家などが毎週講演をしにきてくれる講座があることを知り、「内容にちょっと興味あるし、話を聞いて感想を100文字書くだけで単位が貰えるなら楽だし取るか」と軽い気持ちでその講座を受講することにしました。
ーーその講座の中で初めてしっかりと起業というものに触れることになるのですね。
はい。今までの起業というものに漠然と興味があったものの、テレビや本で見たり読んだりするだけのいわばおとぎ話のような感覚のものでした。
しかし、その授業で毎週のように起業家の話を聞いていくうちに、起業というものが自分の中で思っていたほど遠いものではないと感じるようになり、忘れかけていた起業への意識が蘇っていくのを感じました。
そして、その講座が終わる1年生の7月頃には自分の中に「起業家のなるべく近くでインターンをしてみたい」と思うようになっていました。
なぜChaiを選んだのか
ーーそれがきっかけで長期インターンを探し始めたのですね。
そうですね。
夏休み入ってから様々な長期インターンサイトで応募をしてみたり、起業に関する本を読んでみたりと本格的にインターンを探し始めました。
コロナ禍で暇だったこともあり、その期間はひたすら色んなインターンサイトを片っ端から調べていました(笑)
ーーたくさんの会社に応募をされた中の1つにChaiがあったというわけですね。
はい!
実は代表の西澤さん(twitter:@rika2438)とお会いしたタイミングには既に他の企業さんから合格の通知をいただいていて、自分としてもその会社でインターンを始めるつもりでいたんです。
ただ、長期インターンサイト経由で見つけた会社がどこも中〜大規模で「起業家のそばで働くという経験が本当に積めるのだろうか?」という不安が自分の中に少し残っていたので、THE SEEDの廣澤さんの投資先スタートアップがインターン生を募集しているという投稿をXでたまたま見かけたときに、最後の面接としてこれも受けて見ようと思って応募しました。
ーー本当にギリギリのタイミングだったんですね(笑)
はい(笑)
西澤さんと面談をするきっかけとなった廣澤さんの投稿も「〇〇さんがいいねしました」のサジェスチョン機能でたまたま僕のタイムラインに流れてきただけだったので、少しでもXのアルゴリズムが違ったり、あの時にスマホを眺めていなければ自分は今頃何をしてたんだろうなと時々思ったりします(笑)
ーー他にも合格されていた会社があると先ほど仰っていましたが、その中でChaiを選んだ理由はあるのですか?
正直に言うと直感ですね(笑)
西澤さんの雰囲気や1人目のメンバーというポジション、まだサービスのプロトタイプすらない本当にゼロイチの環境など、他に面談をしてきた多くの会社とは違う「スタートアップ感」を1時間の面談を通じて感じ、その面談が終わる頃にはこの会社で働きたいという気持ちが無意識のうちに芽生えていました。
そして、面談終了後には合格とも不合格とも言われずに「今もう1人手伝ってくれている人(現COOの瀧田さん)がいるからその人も含めて来週3人でまたご飯に行こう!」とLINEで友達登録をされ、結局自分が採用されたのかも分からないままぬるっとChaiでのインターンが始まった感じになります(笑)
一号オフィスに入居した際の写真:2020年秋
夢にまで見たスタートアップの世界での泥臭い現実
ーー入社後のギャップなどはありましたか?
そうですね。もちろん覚悟はしていましたが、スタートアップは予想以上に泥臭い世界だなというのはいの一番に感じました。
社長も含めてみんなで1日中営業メールを送ったり、地道に1つ1つ競合サービスの機能を調査していたり…
一見すると単純でつまらなそうな作業にも見えますが、今考えてみると自分の中のビジネスの基礎を作ってくれた大切な経験だと思います。
ーーというのは?
スタートアップで働き始める前は、起業家は日々大金を動かしたり毎日のように投資家と会議をしたりとキラキラしていている職業なんだろうと勝手に想像していた自分がいたんです(笑)
もちろん、時に応じてはそのようなこともあるかも知れませんが、特に初期に関しては誰よりも手を動かし、誰よりも泥臭い業務をやる。それが起業家の仕事であり、ビジネスの本質でもあると身をもって体感することできたのです。
このようなリアルなシード期の起業家を真隣で見れたことは良い意味で自分の理想を壊してくれましたし、だからこそ「どんな作業にも意味がある」と思って仕事に取り組めるようにもなりました。
今でも覚えているゼロ→イチの瞬間
ーーChaiで働く中で印象に残っている出来事はありますか?
そうですね。本当に色々と印象的な出来事はありましたが、やはり自分達のプロダクト上で初めてのショップが開設された時のことを一番覚えていますかね!
本当にゼロから自分が携わったサービスが、もともと何の縁もゆかりも無かった人に使われているという感覚はとても不思議で新鮮なものでした。
ーースタートアップで働く醍醐味といった感じですね!
本当にその通りだと思います!
この感覚はシード・アーリー期で味わえないものであり、とても貴重な経験だと思います。
このようなアーリースタートアアップだからこその体験は、今後スタートアップやベンチャーで働いていく上でも、大手でキャリアを形成していく上でも、絶対に役に立つときがくる経験になると思うのでぜひ学生の皆さんには弊社を初めとする魅力的なスタートアップに飛び込んでみて欲しいです!
ーー”スタートアップでのインターン”というのにこだわりがあるのですか?
そうですね。これは個人的な意見にはなってしまいますが、学生インターンという殆どリスクのない立場で働けるからこそ、できるだけ小さかったり日が浅かったりする会社にジョインするのが良いと思います。
シード期や急拡大フェーズにあるスタートアップはどんなに人がいても足りないほどに次々と湧き出てくるので、インターンという立場であっても成果さえ出せば色々な仕事を任せてもらえるようになります。
また、経営陣や意思決定者との距離感が近いからこそ自分の意見や考えをプロダクトや施策に反映させやすく、「自分の提案が会社全体に良いインパクトを与えた」、「自分の意見で施策が改善されて効果が上がった」なんていう経験も積めるかもしれません。
オフィスで作業をする伊藤さん
日本に留まらず、海外スタートアップで見据える未来
ーー伊藤さんが今後Chaiでやっていきたいことなどはありますか?
ちょうど今代表の西澤さんと二人三脚で立ち上げているプロジェクトを成功させることですかね。
3年半ほどChaiで働かせていただく中で常に全力で貢献できるように頑張ってきましたが、一つまだできていないな思っていることがあるので、このプロジェクトを通じてそれを達成できればと思っています。
ーーというのは?
端的に言うと、数値的に可視化できる利益を会社にもたらすということができたらなと思っています。これまで自分がChaiで担当させていただいていた業務はどちらかというと中長期的な目線でのものが多く、この先数年をかけて徐々に効果で出てくるであろうものが大半でした。
もちろんそれも会社にとってはとても大切なことなのですが、今度はよりダイレクトに数値として自分の成果が見える仕事をしてみたかったというわけです。
別に誰に何を求められているわけでもないのですが、自分の給料を自分が生み出した利益で賄えてこそ一人前だと勝手に思っているので、今年はそれを達成できればと思っています!(笑)
ーーちなみに、Chaiに関係があるものでも無いものでも将来こういうことをやってみたいなどという目標はあるのですか?
そうですね。10年後には米国のスタートアップ市場で働いていたいなと思っています。自分で会社を立ち上げるのでも、現地のスタートアップにジョインするのでも、日本のスタートアップ・ベンチャーの海外法人立ち上げでも、特に形式にこだわりは無いのですがとにかくもっと大きな市場で世界の最前線で戦ってみたいなと思っています。
もちろん、Chaiがグローバル進出する際には絶対に携わりたいと思っているので、普段から代表には「早くアメリカ法人を立ち上げてください!」と圧をかけまくっています(笑)
また、Chaiにはグローバルの最前線で戦えるポテンシャルが秘められていると僕は信じているので、自分自身も普段からそのステージに立つために一つでも多く貢献できればと考えています!
こんな人と働きたい!
ーー最後に、Chaiではどんな人と働きたいと思っていますか?
個人的にChaiと相性が良いなと思うのは下記のような人ですかね!
- 目の前の課題に対して自分の頭で考えて向き合うことのできる人
- 困難に対して楽しみながらチャレンジできる人
急成長フェーズのスピード感が早い会社だからこそ、日々色々な課題が生じますし、時には困難だってあったりします。ただそれは決して嫌なのものではなく、平凡な日々よりも遥かに刺激的で楽しいものだと僕は感じています。
なので、ぜひこれからChaiにジョインしてくださる皆様にもその楽しさを味わってほしいと思っていますし、こういった状況を楽しめる人ほど弊社で力を発揮できると思っています!
Chaiでは現在、オープンポジションでインターン生を募集しています。
まずは話を聞きにくるだけでも、もちろん応募でも!お待ちしています。